コロッケ、トンカツ、エビフライ。揚げ物は数多くあれど、ご飯のおかずやお酒のアテとして優秀なのは“メンチカツ”。揚げたてホクホクのメンチカツとビールがあれば大抵幸せな気分に浸ることができます。
家で作って揚げるのもいいですが、肉屋のメンチカツは絶品。そんな揚げたての肉屋のメンチカツを食べるならば、東京都の下町、谷中商店街のメンチカツがバツグン なんです!
というわけで、実際に行って食べてみました。
谷中に行くには山手線の日暮里駅で下車
降りてから山手線の内側西方面へ歩いていくと、5分ほどでたどり着くのが谷中商店街です。
谷中商店街には、食べ物屋さんや雑貨屋さんなど小さな商店が60店舗ほど軒を連ねます。谷中・根津・千駄木の辺りは東京大空襲などを免れ、またバブル期の大規模開発もなかったため、どこか懐かしい昔ながらの下町の雰囲気が残っています。
金物屋や判子屋などもありつつ、トルコ雑貨のお店もあったりします。
ちょっと気になったので、ヒヨコ豆を3袋、緑豆を2袋購入してしまいました。
行列の正体はメンチカツ!
商店街を進んでいくと、行列発見。ここがお目当てのメンチカツを売っている「肉のすずき」です。
やっぱり並んでる! 行列に備えて誘導ラインもありますね……。
早速並んでメンチカツをゲット。お値段は220円です。
すぐにガブッと行きたいところですが、グッと我慢。やはり、ビールと一緒であってこそ、メンチカツの真価は発揮されるというモノ。商店街を先に進むとテイクアウト用の生ビールを売っている越後屋本店があります。こちらで生ビール350円を買って、いざ実食。
うまい!!
ソースを付けなくても、塩気は十分。肉汁と玉ねぎの千切りがほどよくマッチして、イイ感じです。ああ、うまい。ビールをおかわりしたとしても1,000円以下でほどよく幸せを感じられるなんて。
ちなみに、越後屋本店さん近辺では、日本酒のP箱が椅子代わりに置いてありますから、ちょっと座って休憩をしつつ食べることもできますよ。
メンチカツが食べたくなったら、迷わず谷中へGOです!
書いた人:中村直人
日本酒、ワインが好き。休日には魚をさばいたり、燻製したり、干物を作ることも。