【極上ビール】デンマークで愛される「ミッケラー」が東京・渋谷に登場!ビールを心底楽しみたい人へ。

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美味しいビール、飲んでますか?

こんにちは、酒好きフードライターの白央(はくおう)です。

東京渋谷にオープンした“Mikkeller Tokyo”(ミッケラー トウキョウ)、もう行かれましたか??

ミッケラーとは北欧・デンマークのビール醸造メーカー。年間なんと約200種類ものオリジナルビールを開発しています。
 

わたくしハクオー、最近もうすっかりここのビールにハマっております……。

アサヒやキリンやサントリーもいいけど、

うま味濃! 香り濃!のど越し濃!」なミッケラー・ビールの世界、奥深いんだわ…これが。

 

ド定番から一風変わったビールまで、常時20種類!

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日本初の店舗は8月にオープンしたばかり。

サンフランシスコやバンコク、ストックホルムなど世界に全部で13店舗あるんだそう。

ちなみに時期限定の東京出店で話題となったあのレストラン『ノーマ』のオリジナルビールをつくっている店でもあります。

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ビールは常時20種類を用意!

こんな感じで黒板はすべて横文字です。

「わかりにくーい!」と思うなかれ。

スタッフさんに「濃いめのビールが好きなんだけど」やら「さっぱり軽い系がいい」「ベルギービールが好き」などなど好みを告げると、いろいろとおすすめしてくれますよ。

あなたの知らないビールと出合う楽しさがもうそこに待っています!

 

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日本の天狗や鬼からヒントを得てデザインされたTOKYOオリジナルのグラス。

キース・ショアさんというアーティストのデザインだそうですよ。

 

これが大サイズで、

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こちらが小サイズ。

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テイスティンググラスのサイズでビールを楽しめるの、嬉しいなあ。

500円台で軽く一杯やれるって、ありがたい。

 

スタッフの木戸孝典さん、こちらのお店の楽しみ方、教えてください!

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黒板の1~5番が定番ビールなんです。そのほかは売り切りで、いろんな種類を常に楽しめるようにしてるんですよ。20種類のうち15種類がミッケラーのオリジナルビールで、あとの5種類は日本のクラフトビールが飲めるような構成になってます。

 

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1番の「アメリカンペールエール」はごくスタンダードな味わい。2番の「ウダガワウィート」(宇田川町にちなんだネーミング)は小麦系の白ビール、ヒューガルテンとかがお好きだったら好みだと思いますよ。3番の「ウダガワ・スポンタンエール」はランビックといって、少し酸味のある味わい。これはミッケラーじゃないと飲めない味だと思いますね。おすすめです!

黒板にはアルコール度数も書いてあるんですが、4番はなんと0.3%!こんな軽いのもあるんですねー。

軽いんですけど、味わいと香りはとってもしっかりしてるんですよ、ちょっと試してみてください。

 

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この色! コクが深くて、言われなかったら0.3%って思わないだろうなあ……。

クリーミーなんだけど後味はすっきり。

「お酒は強くないけど、試してみたい」っていうかたも多いんです。もしくはお連れ様でおつきあいで来ているかたとか。そういうかたたちも楽しめるようなビールがあったらいいな、と思いましてご用意してます。

 

このほか、ミッケラーオリジナルとして「ラズベリークリームエール」などベリーを使用したビールや、ワインのシャルドネ樽で寝かせたビール、アルコール度数18度以上(!)のガツンと飲みごたえしっかりなビールなどなど、種類はいっぱい! お客さんが興味を示すと、「ちょっと試飲してみます?」と気さくに飲ませてくれることも。

なんかもう…「ビールに遊ぶ」というか、「ビールで面白がれる店」なんですねえ。知的好奇心をおいしく刺激してくれる。こういう楽しみ方ができるクラフトビール店って、なかったなあ。

 

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笑顔の素敵なスタッフのナターシャさん。

彼女はノルウェー人、日本語堪能なのでどんどんビール質問しちゃってくださいね!

 

目指したのは「その日の目的になるようなビール」

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なんだかだんだん、海外旅行中みたいな気分になってくるんですよ。

心地よいアウェー感に包まれてくる。

 

「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたあー!」

「またどうぞお越しくださいませ!」的なコールがまったくない。

詳しい説明書きのあるメニューもない。

フードはパンとハム類、ピクルスのみ。いたってシンプル。

スタッフさんもたずねればスマイルで応えてくれるけど、

不必要に話しかけてくることもない。

グラスが空いても「よろしかったら次に何かお持ちしましょうか?」

なんて余計なお世話をしてくることは、絶対ない。

この簡潔さが、とってもいいんだなあ!

ビアスタンドだもの、こうでなくっちゃ。

日本の飲食店って“言葉”が多すぎるのかもしれない。

 

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ミッケラーのビールが飲めると聞いて集まってくる外国人のかたがとっても多い。

 

さて、ここで渋谷店マネージャーのハミルトンさんが登場!

 

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なんともお茶目なハミルトンさん。

ミッケラーの良さをあらためて語っていただきましょう!

やっぱり一番はビールのクオリティの高さです。デンマークのミッケラーならではの、ベリー類を使ったサワーエールなども多いので、味わいも含め、みなさんの探究心や好奇心をそそる存在になれればいいな、と思っています。「きょうはビールを飲みに行こう」って決めて出かけることって、あまりないじゃないですか。「とりあえず、ビール」じゃなくて、その日の目的になるようなビールを目指しています。大量生産ではなく、小規模だからこそ表現できる豊かな味わいを知っていただきたいですね。あとインテリアの感じも含めて、若い女性が気軽に入れるようなビール店を目指しています。

 

そのコンセプトは功を奏しているようで、取材中も女性客はかなり多かったですよ!

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お客さんスナップ。イタリアから旅行中のジュリアさん。

ミッケラーがあると聞いて渋谷にやってきたのだそう。いい笑顔いただきました。

 

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「ビール大好き!」と語ってくれた京子さん(奥のかた)と朋子さん。

「美味しいビールを軽く一杯飲める場所ができてうれしい」

「待ち合わせ場所にもおすすめ!」とのコメントをいただきました。

ありがとうございます!

 

ゆるせないのは必死でライターがコメントを取っている間に

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ぐびぐびミッケラービールを楽しむ編集ムナカタ。

いい顔して飲みやがるな……俺の分も残して!!

 

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「黒ビールもすごくうまい!」

まだ飲むかムナカタ。

 

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お店は基本的に昼15時のオープン。

昼飲みでボーっと高品質ビールを楽しむなんて贅沢、いかがですか?

夜も遅くまでやってるので、シメの1軒にもおすすめです!

 

お店情報

Mikkeller Tokyo(ミッケラー トウキョウ)
住所:東京渋谷区宇田川町37-10
電話:03‐5738‐7186
営業時間 月~木曜15時~0時、金曜15時~2時、土曜12時~2時、日曜12時~0時 

 

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書いた人:
白央篤司(はくおうあつし)

フードライター。『おとなの週末』『栄養と料理』オムロンのカルチャーサイト『リズム』などでコラムを連載。居酒屋・お雑煮研究・郷土料理がメインテーマ。初の著書「にっぽんのおにぎり」(理論社)がただいま5刷目で発売中!

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