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京都で旅行するなら、夜は京都らしいバー「京都坊主BAR」で乾杯!

京都 こだわり バー Pickup

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秋の行楽シーズン真っ只中! こんにちは、京都在住のライター・川上です。

 

京都は秋になると街中が観光客でいっぱいになるんですよね……。電車やバスが混んで大変! だけど、京都の秋はやっぱり最高なので、「そりゃみんな京都に来て日本の秋を感じたいよね~」と寛大な心で受け入れることにしています。

 

ちなみに写真は去年行った善峯寺の紅葉。きれいですね~。

 

旅行に来たら、「深夜までお酒を飲んじゃお~」ってなりますよね?

でも、旅先の知らない土地でバーに入るのは緊張する……。

 

わかります、その気持ち。って、私バー初心者なんですけどね!

今回はお酒好きなメシ通読者の皆さんに、京都に住んでいる知り合いからおすすめのバーを聞いてきたので、人生初のバー体験と合わせて、お店をご紹介したいと思います!

 

坊主BARって一体なんだ……!?

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最寄り駅は阪急烏丸駅。繁華街が近い終点・阪急河原町駅のひとつ前の駅です。

地下の改札から24番出口を出て、目の前にある大きな通り「烏丸通り」を右に真っ直ぐ進んで……

 

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7分ほど歩くと「油小路通り」の看板が見えるので、床屋さんの角を右に曲がります。

 

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油小路通りをまっすぐ進みます。

 

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3分ほど歩くと、右手にこんな建物が。よく見ると、「箕面地ビールあります」の文字! 一見バーには見えませんが、ここみたいです。

 

ん?

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!?

 

看板には「京都 坊主BAR」と書かれています。坊主BARって、一体なんだ……!? 全く想像がつきませんが、京都人がおすすめするのできっと素敵なバーのはず!

さっそく中に入ってみましょう。

 

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わぁ、すごい数のお酒!

カウンターの中にいるのは……ひょっとしてお坊さんですか?

 

オーナー・羽田さん「はい。浄土真宗本願寺派の僧侶です」

 

坊主BARって、本当にお坊さんが営業しているバーなんですね!

 

羽田さん「そうです。全国に4店舗あり、ここ京都店は4号店となります。それぞれの店舗が独立して経営しているので、店のテイストが全く異なるんですよ」

 

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へぇ~! 面白い! 京都店にはどんな特徴があるんですか?

 

羽田さん「京都店はあえて“仏教色”を消しているんです。他店は大きな仏壇が置いていたりと、店に入ってすぐに坊主BARとわかるようなつくりなのですが、ここは他宗の人も気軽にお越しいただけるよう、あくまで“バーとして”落ち着いた空間づくりを大切にしています」

 

なるほど! それなら仏教に詳しくない私のような方でも気負わず入れそう。お客さんは学生から高齢の方まで年齢層が様々で、中には私のように「初めてバーに来ました」という方もいるみたいです。

 

一見仏教に関連したバーだとわからないとのことですが、よ~く見てみるとさりげないところに仏教要素を発見しました!

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こちらです! 法事などで見かけることが多い仏教楽器の「鈴(りん)」。テーブルにちょこんと置かれていました。2冊の本は坊主BARが無料で配布している仏教にまつわる書籍です。

 

木が持つぬくもりをベースにしたこの建物は、築100年の町家。昔は服屋さんだったそうで、坊主BARを営業するにあたってリノベーションしたのだとか。

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バーってカウンターだけのお店というイメージがありましたが、こちらのお店はカウンターが6席、3人掛けのテーブルが3つ。さらには奥に靴を脱いで上がる和室もあって、めちゃくちゃ広~い!!

 

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和室の奥のお席は、窓から庭が眺められる特等席。

 

なぜ京都で坊主BARをしようと思ったのですか?

 

羽田さん「ほとんどの人が仏教を知りませんから、興味を持ってほしいという思いからですね。仏教とは自分の悩みごとや生活のことを違う視点で見られるようにするための教えなので、ここに訪れた方の視野が広がるようにという思いでやっています。あとは私がお酒好きなので。量はあまり飲めないんですけどね」

 

バーのマスターなのにお酒が強くないとは!意外です。

 

何を注文したらいいかわからない人も「日本を知るセット」で安心

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では、お酒をいただきましょうか。

マスター、いつものを頼むよ?(バー経験者を装ってみる)

 

キョロキョロ……

 

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………………………。

 

しゅ、種類が多すぎてワカラン(汗)。

メニューをいただけますか?

 

羽田さん「通常バーにはね、メニューがないんですよ」

 

し、知らんかった(滝汗)。

 

羽田さん「でも、当店はバーが初めての方が多いのでメニューを置いております」

 

よ、よかった~! 実は私、バーに来るのは初めてなんです。おすすめのワインをいただけますか?

 

羽田さん「はい、わかりました」

 

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羽田さん「どうぞ」

 

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norapon(1,300円)

 

ラベルに描かれた熊のイラストがかわいい~!

 

羽田さん「北海道函館の『農楽蔵(のらくら)』という個人のワイナリーがつくった『norapon』というスパークリングワインです」

 

すっきりとした甘さで飲みやすい! 女性が好きそうなお味です。

 

羽田さん「うちで置いてあるワインは全て日本のものです。外国産は置いていないんですよ。やっぱり日本でつくられたものは、日本人の味覚に合っていますからね」

 

酒屋さんに行ってもワインは外国のものばかり置いているような記憶がありますが、日本のワインも美味しいんだなぁ。知らなかった!

 

お店にはソムリエの女性もいらっしゃるそうなので、どのワインを飲もうか迷ったときは聞いてみるといいかもしれません。

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ウイスキーも、サントリーの「竹鶴」「響」や信州マルス蒸留所(本坊酒造)の「駒ヶ岳」など日本のものが多め。もちろん日本を含む世界5大ウイスキーと称されるスコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダのウイスキーも常備されています。

 

お酒は何種類あるんですか?

 

羽田さん「う~ん……何種類ですかねぇ。日々調べたり、人に聞いたり、バーに出掛けて美味しいお酒を探していたらどんどん数が増えました」

 

私のように何を注文したらいいかわからない!という方がメシ通読者の皆さんの中にもいるはず。

そのような方には、「ぜひ日本を知る3種セットを」と、おすすめしてくれました。

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日本を知る3種セット(3,500円)

 

これは、お店が

  1. 地ビールグラス
  2. グラスワイン
  3. ウイスキー

を選んでくれ、さらには特製おつまみがついた人気のお得なセット。「日本を知る」とあるように、提供されるはどれも日本産です。

 

地ビールは、毎年京都で人気のイベント「地ビール祭京都実行委員」のメンバーであった羽田さんとスタッフの方によって選ばれたもので、ひと樽毎に仕入れているそう。

 

「1~3の中に苦手なお酒がある」

「3杯も飲めない」

なんて方には、「日本を知る2種セット」(2,700円)もあるのでそちらにしてみてはいかがでしょうか。

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お店の隅にある小さな仏壇を眺めながら、羽田さんにおすすめしていただいたお酒をいただきます。産地など、お酒の知識を教えてもらってから飲むと一層美味しく感じますね。

 

うーむ、今宵もいい酒だね、マスター……なんて、調子に乗ってしまうほど飲み過ぎちゃいました。最初に羽田さんがおっしゃっていたのですが、本当に落ち着く空間。何時間でも居続けるお客さんがいるというのも納得です。

 

「今日のお話」を京都のお土産に

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「最後にこちらをどうぞ」

 

と、お会計を済ませた後に羽田さんがくださった3枚の紙。「月のことば」、「今日のお話」と書かれていますが、これは一体?

 

羽田さん「『月のことば』は本願寺派の一部のお寺等で配布しているもの、『今日のお話』は京都坊主BARのバーテンダーがこれまで読んできた書物の中から感銘を受けたものや、日々感じたことを日替わりでこのように印刷をしてお客様にお渡ししています」

 

私がいただいた「今日のお話」は295番。羽田さんによると430番くらいまであるそうで、それだけ大量の書物を羽田さんは読まれているということですよね……!すごい。

 

何が書いてあるのかは、実際にお店に来たときのお楽しみですが、あるひとつの事柄に関して「そういう考え方もあるのか~!」と、目から鱗が落ちるようなお話でした。

確か、「違う見方をする」というのが仏教の教えだと羽田さんも最初におっしゃっていましたよね。皆さんが京都坊主BARヘ訪れたときには、「今日のお話」を京都のお土産として心の中に大切にしまっておいてくださいね。おいしい日本のお酒と、羽田さんの幅広い知識に触れ、私自身がすこし大きくなった夜でした。

 

店舗情報

坊主BAR
住所:京都市中京区油小路通蛸薬師下る山田町526番地
電話番号:075-252-3160
定休日:日曜日
営業時間:18:00~24:00(LO23:30)

 

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書いた人:
川上ひろこ

大阪府出身。「京都好きが知らない京都」をコンセプトにした京都の情報サイト『ナポリタン』の編集・ライター。タイ料理が好きすぎて、京都のおいしいタイ料理屋さんでアルバイトをはじめました。

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