【アイスマン福留】世界遺産で食べるソフトクリームから峠の釜アイスまで、群馬のアイスを食べまくり!

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絹のような、なめらか食感「シルクソフト」

こんにちは!メシ通レポーター、アイス大好き!アイスマン福留です。

 

行ってきましたよ!群馬へ!

 

今回も、やはり”地アイス”食べまくりの旅。

まず向かったのは「富岡製糸場」! 2014年には世界遺産として登録された話題になった群馬の観光スポットのひとつ! 富岡製糸場は、明治5年(1872年)に政府が官営の器械製糸場として設立したのだそうです。

ちなみに日本ではじめてアイスクリーム(あいすくりん)が製造販売されたのもこの頃、明治2年(1869年)。様々な文化、新たな産業が生まれた激動の時代。きっと人々も、いや世の中全体がエネルギッシュでワクワクする時代だったんでしょうね!

しかし、そんなことよりも...アイスアイスが食べたい!


というわけで、近場の売店を探すことに。

 

すると、製糸場の向かいに売店を発見!

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明治18年創業! “峠の釜めし”で有名な「おぎのや(以下、荻野屋)」さん。

 

お!さっそくソフトクリームを発見!!!!!!

 

えーと、なに?シル...ク...ソフト?

 

シルクソフト!!!


でた~!完全に製糸場に便乗したソフトクリーム!(笑)

 

せっかくここ(群馬)まで来たんです。これは食べなきゃ!

 

すいません!シルクソフトひとつくださーい!

 

製造工程も見逃せませんよ。

 

なんつったってシルクソフトですから!

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うん? とくに製造工程は普通のソフトクリームと変わりません。


はい! こちらが荻野屋の「シルクソフト」!350円。

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見た目も普通のソフトクリームです。

 

糸も入ってないし、蚕(カイコ)のトッピングもない……。

 

とりあえず! せっかくここまで来たのだから世界遺産の富岡製糸場前で食べましょう。

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 いただきまーす!!!!!!

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う~ん、うまい!絹のようになめらかな食感。

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まさに、世界遺産級のおいしさ!(←完全に用意してきたコメント)

 

いや、ほんとうにクリームのきめが細かく、とってもなめらかな食感。お店の方に話を聞くと、なんとシルクタンパク液入り!

 

といっても、シルクの味自体を知りませんからなんとも……。

 

でもね、ミルクの旨みとコクが楽しめる濃厚で本格派の味でした!

 

うん、おいしかった!

 

これぞご当地ならでは! くわ茶&こんにゃくアイス

でも、まだ食べ足りない。他にアイスはあるのかな?

あ!見っけ!これは抹茶アイス!?……じゃなくてくわ茶アイスです!(400円を期間限定300円で販売中)

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えっと、桑の葉って、蚕(カイコ)が食べるあの葉っぱ...ですよね?

 

うわ!これまた便乗型!!!・・・でもおいしそ~。

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では、食べてみます。見た目は普通に抹茶アイス。

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・・・・ほ~う。たしかに!抹茶・・・ではない!

抹茶とはちがった独特の渋みがありますね。はじめて食べる味。

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これが桑の葉の味かぁ~。なかなかイケます!


そうね、この味をひとことで表現するならば・・・・

 

世界遺産級のおいしさ!\(^o^)/


こういう普段なかなか食べられない味こそ、地アイスの醍醐味。

 

ほかにもまだアイスがありそうな様子。

 

店内を探して見ると、冷凍ショーケースを発見!

 

中を覗いてみると・・・おおお!!!これは!!!

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こんにゃくアイス!

スイーツマンナンこんにゃくアイスです(258円)。

うん、群馬らしい!

いいぞ!これぞ”地アイス”!

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しかもいろんな味がそろってる。いただきまーす!

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ねちっとした食感。こんにゃくゼリーをそのまま凍らせたような感じ。

味は思ったよりも濃厚。食べている途中でアイスキャンディーがゼリーに変わる。この不思議な食感がクセになります!カロリーも低いのでダイエット中の人にも嬉しいですね。

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フルーツ味、野菜味、色々なフレーバーを食べましたがまだ足りない!

 

名物「峠の釜めし」のアイスクリーム版が!

 

アイス!アイスをもっと食べたい!

 

荻野屋さんの広報担当、保科充洋さんにほかにおもしろいアイスはないかと聞いてみると・・・

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 「ありますよ!ここではなく別の場所にあるのでついてきてください!」とのこと。

 

というわけで、富岡製糸場から車をはしらせて数十分。 

 

着きました!ここです。

 

おお!ここは、碓氷峠の登り口に位置するドライブイン!

「荻野屋 横川店」さんです。

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 そうだ!おぎのやといえば「峠の釜めし」ですもんね!


あー、釜めし食べたぁーーーい♥

 

いや!そんなヒマはない・・・。今はアイスだ!アイス!

 

でも、ドライブインっていったら、ソフトクリームの印象。

 

ここに、”おもしろいアイス”なんて、あるのかなー?

 

あ”・・・あった!!!

 

峠の釜アイスっ!!!

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見た目は、荻野屋さんの名物「峠の釜めし」をそのまま小さくしたかたち。パッケージもそっくり! 通常の釜めしに使われている土釜をそのままミニチュア化したもの。

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もちろん中にはアイスが。抹茶とフルーツの2種類があります(1個540円)。

これ、食べ終わったら器を持って帰り、アイデア次第で再利用もできますね!

 

せっかくなので、ドライブイン内にある「巨大釜」の前で食べることに。


シチュエーションは大事ですから!

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ミニ釜の中には、バニラのアイスクリームが。ミルクが効いて濃厚な味わい!

さらに釜めしの具材をイメージしたフルーツやチョコがトッピングされています。

見た目が楽しいだけでなく、味もなかなか!

あと、この思いっきり冷えたミニ釜もいいですね。

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次は抹茶。これは峠の釜めしらしく、山の景色をバックに。(え?どうでもいい?)

 

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こちらは、抹茶アイスクリームに小豆と生クリームをトッピング!

うん、うまい!よく見るとお釜の色も違うんですね。(バニラは茶、抹茶は青)


ごちそうさまでした!

いやー、群馬の地アイス!存分に堪能させていただきました!

 

結局、僕の場合は世界遺産も見学せずに、ご当地の名物「峠の釜めし」も食べず、ただただアイスを食べて終えてしまいましたが、群馬観光をする皆さまは、是非観光を楽しみつつ、一緒に「地アイス」も味わってください!

 

以上、アイスマン福留でした!

 

ハヴァ・アイスデー!

 

撮影:岡崎隆夫

 

お店情報

【閉店】荻野屋 富岡製糸場前店

住所:群馬県富岡市富岡34-3
電話番号:0274-67-5111
営業時間:10:00~16:00
定休日:なし

 

荻野屋 横川店

住所:群馬県安中市松井田町横川297-1
電話番号:027-395-2431
営業時間:9:00~18:00
定休日:無休

 

書いた人:アイスマン福留

アイスマン福留

アイス評論家 / 日本アイスマニア協会代表理事。1973年東京都足立区生まれ。年間に食べるアイスの数は1000種類以上。2010年からコンビニアイス評論家として活動を開始。その後、一般社団法人日本アイスマニア協会を設立し理事長に就任。「アイスクリーム博覧会」などを開催。アイスクリームの業界紙「アイスクリーム流通新聞」等でアイスコラムを連載するほか、アイスの専門家としてメディアにも多数出演。自他共に認める「日本一アイスクリームと向き合う男」。著書に『日本懐かしアイス大全』(辰巳出版)がある。お腹は弱い。

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