【閉店】キャラ立ちの明るい店主が営む韓国料理店。卵×焼肉の新マリアージュで新たなる世界へ

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アニョハセヨ! ソウル大好き♡アジアLOVE♡なメシ通レポーターのようこです。

最近、韓国から帰ってきた友人がソウルで食べたちょっと変わった韓国料理が美味しかった、とのこと。なになに?ちょっと変わったって、どんぐらい?韓国料理だから辛いの?鍋系or焼肉系?気になる〜! ってことで、調べてみたらなんと! 福岡でも提供しているお店を発見。どんな味なんだろう?ワクワクドキドキ。早速、友人と行ってきましたー。

 

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場所は博多区。博多の総鎮守・お櫛田さんこと、櫛田神社の前を通ります。とりあえず、素通りは出来ないので、挨拶をば。「(パンパン)今日も胃の調子が悪くならず、最後まで美味しく食べることが出来ますように」。

お店は櫛田神社を冷泉公園の方に行って、最初の四つ角を右に曲がって、2つめの角を左に曲がったとこ。

 

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あったー! ジンロのオブジェがクルクル回っているのが目印。柳家と書いて「ユガ」と読みます(ちなみに看板を手がけたのは、博多の筆師・金太夫さん。彼が手がけた看板のお店は潰れない、というジンクスがあるんだそう)。

「いらっしゃいませ〜」。いきなり店長が登場。って、いきなり裏ピース。明るいなぁ。めっちゃ日本語お上手やし。

 

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店長のチェ ジョヨンさん。ソウル出身。自称20歳(?)。福岡在住歴15年。日本語ペラペラ、おやじギャグ炸裂、話し好き……と、とにかく明るい店主です。店主のお母さんが料理上手で、影響を受けて料理人になったんだそう。焼肉や鍋、チヂミなど、ポピュラーな韓国料理から他店ではあまり見ないマイナーな料理まで取り揃えるお店です。

 

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店長に続いてスタッフが登場。コウジョンソクさん(真ん中)と現役大学生のチンジョンウン(左)さん。お二人も日本語ペラペラ。カメラを向けると、3人でポージング。

 

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店内はカウンター席と個室が4部屋。ゆっくりと韓国料理を楽しめます。平日、週末問わず満席になることが多いので、事前予約は忘れずに。

 

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まずはお通し。キムチとナムルと大根の漬け物。なんとお代わり自由。キムチが食べ放題ってサービス満点。どんどん食べちゃお。「すいませ〜ん、おかわりくださ〜い」。

 

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注文したのは「コギセット」1人前1480円(注文は2人前〜)。コギとは焼肉のことで、お肉はデジカルビ(豚のカルビ)orサムギョプサル(豚バラ肉)orカルメギサル(豚の横隔膜)から選べる。これにサラダとサンチュ(お代わり自由)と卵焼き付き。エッ!?卵焼きって何よ?お肉と卵焼きってことは、まさか! 沖縄のポーク玉子のようなもの?それともお肉を卵にくぐらせてから焼くの?え、ナニナニナニ。。。

 

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と思っていたら、鉄板が運ばれてきた。ん?鉄板というよりは、鍋みたい! 周りには高さ2cmほどの溝がある。どーゆーことかな。とにかくこんな鍋、初めて見たー。

 

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さっきのカッコいいスタッフのチンジョンウンさん。おもむろに溝に卵液を流し始めた! しかもやかんから卵液が注がれているじゃん。えー、この溝で卵を焼くってこと。オモシロいー。

 

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ジャーン。卵を溝で焼いている間に、サムギョプサル登場。新鮮な糸島豚は、薄ピンク色で美しい。

 

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溝では卵を、鉄板ではお肉を焼くとな! お肉が焼けたら、スプーンで卵をすくって、サンチェに巻いて食べるとな! えー! 初めての体験にどぎまぎ。コレが友人がソウルで食べた変わった焼肉なんだ。確かに。変わっているし、他のお店では見た事ないわ。

 

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食べ方を友人に教えてもらった。こんな感じ。サンチェにお肉と卵をのっけて、ニンニクや唐辛子をお好みで挟んでもOK。お肉と卵を一緒に食べるなんて新鮮! 何だか味がとってもまろやか。

 

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お肉にきな粉や味噌だれをつけて巻いても美味しいよ。

 

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続きましてカルメギサル。豚の横隔膜ですね。コチラの豚肉はすべて糸島豚。素材からとことんこだわる店長さん。色んなお肉を食べ比べた結果、お肉自体に旨みがある糸島豚を選んだんだそう。

 

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カルメギサルも卵と一緒にサンチェに巻き巻き。

 

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他にも「ケジャン」980円。生のワタリガニをヤンニョムに漬けたもの。生のカニってあんまり食べないでしょ。私も人生初! ぷにゅぷにゅした食感で、身そのものは甘みがあって、ヤンニョムの辛さがカニの旨みをより引き立ててくれる。

 

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「チーズチヂミ」700円。外側がパリッとして中はチーズがとろ〜り。何枚でも食べられそう。

 

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やかんで出てくる「生マッコリ」1,350円。シュワシュワっと微炭酸など、評判のメニュー目白押し。

 

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店長、最高に美味しいっす!

 

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店長、泣かないで!

 

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店長の明るい人柄と美味しい韓国料理にお腹も心も満たされた楽しい夜になりました。
最後は店長のお見送り付き!

 

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イチゲンさんでも常連さんでも、店長さんはとにかく明るく接してくれます。ちょっと元気がない時、悩みがある時。「柳家」へいらっしゃい。美味しい料理と店長さん&イケメンスタッフと触れ合えば、イヤなことも忘れられるはず。

他店ではあまりみかけない、卵焼き付きの焼肉をもりもり食べて、冬を楽しく美味しく乗り切りましょうー!

 

お店情報

【閉店】ソウル柳家

住所:福岡福岡博多区店屋町3-35
電話番号:092-291-6188
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜23:30、日曜17:30〜23:30
定休日:不定

※このお店は現在閉店しています。
飲食店の掲載情報について。

 

書いた人:やまだようこ

やまだようこ

AM、FMラジオ局のリポーターを経て、ライターに転身。グルメをこよなく愛し、年間500軒以上を食べ歩く。新しいものへのアンテナが抜群! 最新アドレスのチェックにも余念がない。著書に『まんぷく福岡・九州』。

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