隠れ処のような名店
投稿日 : 2010/11/03
天王洲 鮎捨さん(40代後半/男性)
| 行ったのは | おすすめメニュー |
|
|
|---|---|---|---|
| シチュエーション | |||
| 使った金額 | 7001円~10000円/一人あたり |
どうしてこの店の口コミがないのか不思議でしょうがない。
みんな、ひとに教えたくないんだな、きっと。
常連さんたちは、「繁盛店」にはなってほしくないと思っていることだろう。
私のような、まだ数回しかお邪魔していない者でもそう思う。
落ち着いた雰囲気で、カウンターで大将や二代目と会話を楽しみながら、旬の美味しいものを頂く。
ここはそんな店だ。
でも、思い切って、みんなの隠れ処を紹介してしまおう。
みなさん、お許しあれ!
初めての訪問は2008年5月。
この時は、オコゼを頂き、いまだにあの美味しさが忘れられない。
2度目は2009年12月。
この時は一人で、天麩羅やフグのから揚げを頂いた。
こちらのお店は、フグの季節はフグがメインなのだが、それだけではない。
いつもその季節の新鮮な魚を出してくれるので、それも楽しみだ。
というわけで今回は3度目の訪問となる。
突き出しは「雲子」(くれぐれも「くもこ」、って読んでね!間違っても・・以下自粛)
とろりとした食感と濃厚な旨味に食欲をそそられる。
つづいて前菜盛り合わせ。(写真1)
奥に写っている、うなぎの肝が美味しくて、日本酒が飲みたくなる。
で、頂いたのは、奈良は生駒にある上田酒造の「嬉長 純米吟釀」。
爽やかで上品な味わいで、吟釀香はさほど強くなく料理の邪魔にならないので、こういう店にうってつけの酒だ。
「きょうは何がお薦めですか?」
「オニカサゴがありますが、いかがですか」
それぢやあ、ということで、お願いした。(写真2)
オコゼ にせよ、オニカサゴにせよ、 ガシラ にせよ、見た目は美しくないが、食べるとじつに美味い。
うす造りで頂いたが、身が締つていて歯ごたえがあり、美味。
写真の手前は、左から皮、肝、胃袋。
皮のさくさくとした歯触りの良さと焼き目の香ばしさ、肝の濃厚な味はい、そして胃袋の何とも云えぬ食感・・・
もう、たまらん!
酒を飲まずにいられようか、いいや飲まずにはいられない。
で、頂いたのは、新潟は長岡の酒、「吉乃川 厳選辛口」。
素直な酒とでも云おうか、口あたりが良くて飲みやすい酒だ。
牡蠣があるとのことで、頂いた。(写真3)
今シーズン、生牡蠣を食べるのはこれが初めて。
アサツキを散らした上にさっとスダチを絞って・・・
これまた酒が欲しくなりますなあ!
登場したのは、東京は奧多摩の酒、「澤乃井 本釀 大辛口」。
なんと日本酒度+12という、まさしく大辛口。
キリリと一本芯の通った引き締まった飮み口で、呑み助にはたまらない酒だ。
他にも料理を頂いたかもしれないのだが、写真がないし、なにより記憶もない。
酒も3種類頂いたのは確かだが、それぞれ1本ずつだったかどうか怪しいものだ。
勘定を終えて外に出ると、大将と二代目が見送りに出てくれた。
京都では風習となった感のある「お見送り」だが、東京でして貰えるとやはり嬉しいものだ。
ご馳走様でした!
まとめ。
こちらのお店では、季節ごとに旬の美味しいものが頂ける。
酒の種類は少ない(今回は3種類)が、料理の味わいを引き立てるような、素姓のいい酒を置いている。
大将も二代目もひとり客には気を使ってくれるので、ひとりでも楽しめる。
そして、こんなことを言っていいのかわからないが、客筋がいい。
ガキは見たことないし、酔っぱらってクダを巻く客も(私以外は)見たことがない。
唯一、気になるところがあるとすれば「喫煙可」であること。
タバコを吸わない方は、同席の客が喫煙者でないことを祈りつつ入店してください。

写真1

写真2

写真3
このおすすめレポートを読んでお店に行きたくなりましたか?
これまで 7人 がこのレポートを読んで、お店に「行きたくなった!」と言っています。




