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赤玉 金沢 本店 おすすめレポート
なるさんさん
60代～/男性・投稿日：2016/07/19
ランチ | 来店シーン：一人で
八十余年の歴史が醸し出す味わいおでん
七月に墓参りで金沢に帰省した折、どうしてもここのおでんに再会したくなってやってきた。今日は「真夏の昼の金沢おでん」と洒落こんでみよう。営業はお昼１２時からで店内は先客一組だけでがらんとしている。お昼の定食メニューも数種あるようだったが、好みのおでんをアテに生ビールで乾いたのどを潤すことにしよう。昼来たのは初めてで、店内は夜とは趣を異にゆったりとした空気が流れ、落ち着いておでんを味わうことができる。カウンター内にはいつものお店のお姉さん二人が、てんてこ舞いの夜よりも愛想よく振る舞っておられた。
おでんを注文すると、皿にたっぷりのだし汁と共に出てくるのがうれしい。旨みの塩味ベースに少し醤油が香るあっさり和風だし、飲み干しても飽きない。
ではいただくことにしよう。
ロールキャベツ 店の伝統的なオリジナルの一品、これが私の一番のお目当て。薄切りの牛肉と干し椎茸に竹の子が具材、だしが存分に染み込み旨いことこの上なし。
肉団子 やや細かめの合挽きミンチの団子を揚げて３個が串刺しにしたおでん種。揚げてあることで肉のうまみが中に凝縮して感じられる。
つみれ メニューには魚団子と書かれているが、いわしのつみれだろう。３個が串刺しになっている。なつかしいホッとする旨さ。
信田巻き ぜんまいを薄揚げで巻いたもの。金沢のおでん屋さんで出てくる大好きな一品。
車麩 だしが存分に染み込み是非ともお勧めの一品。
バイ貝、赤巻などの練り物も金沢おでんならではの具材といえよう
生ビールと冷酒を嗜みながら、かれこれ1時間ほどの時がゆったりと流れた。最後に一番のお気に入りのロールキャベツをもう一個リクエスト、大満足で店を後にした。
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