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こんな忘年会 あんな忘年会 みんなの忘年会

みんなは、どんな忘年会している?徹底調査

ちょっと気になる忘年会にかかわる数字、営業マンの忘年会事情、思わず「あるある」とうなずいてしまうような忘年会あるあるエピソード、外国人から見た日本の忘年会についてご紹介いたします。

  • その1 参加回数、会費、二次会…データで見る忘年会事情
  • その2 周辺インタビューで聞いた!営業マンの忘年会事情
  • その3 乗り過ごし、忘れ物、爆睡…みんなの忘年会「あるある」エピソード
  • その4 驚き満載!フシギで楽しい!?外国人から見た日本の忘年会

参加回数、会費、二次会…データで見るみんなの忘年会

忘年会の開催時期や参加回数、会費、人数、二次会などの
リサーチデータと周辺インタビューからみんなの忘年会事情についてご紹介いたします。
今どきの忘年会、みんなの平均はどのくらいのところにあるのでしょうか。

記事内のグラフなどのリサーチデータは、ホットペッパーグルメリサーチセンター「忘年会・新年会実態調査」より出典
(2013年2月 全国20~49歳の男女 株式会社マクロミルの登録モニターによるインターネット調査)

データで見る忘年会-その1:いつから忘年会?

忘年会はいつから開催されているのでしょうか?忘年会というと12月というイメージがあるように、周辺インタビューからも「12月上旬から徐々に増えていきます」(27歳/編集)、「12月中旬くらいから参加することが多いです」(30歳/銀行)など、12月からという声が目立ちました。
11月に入ると「ちょっと早いけれど忘年会を開きました」というように、ブログやSNSへの投稿も徐々に目に付くようになってきます。12月は忘年会ラッシュや年末の忙しさの中、参加メンバーの予定も合わせづらくなる傾向にあるため、11月中の開催も選択肢に入れてみるとよいかもしれません。もちろん、12月のピーク時と比べて、お店の予約も取りやすくなるというプラスの面も期待できます。中には、「毎週のように飲み会を開催していて、11月の下旬くらいからは、自動的にその飲み会が忘年会になります」(33歳/IT)という強者もいるようです。

また、忘年会検討開始時期、予約時期の調査結果で見てみると、1か月前、2か月以上前から検討や予約を行っている幹事さんがいることがわかります。

データで見る忘年会-その1:いつから忘年会?のイメージ画像

お店の検討を始めた時期は?予約した時期は?

人数が多い忘年会では検討開始時期や予約時期が早くなる傾向にあり、51名以上の大規模忘年会では、46.7%と半数近い幹事さんが2か月以上前より検討を開始していて、33.3%と約3分の1の幹事さんが2か月以上前にお店の予約を行っています。ここまで大規模の忘年会でなかったとしても、人数が多めの忘年会では早めの検討開始、早めの予約が必要なことがデータからも見えてきます。
このように「みんなの忘年会」は、「年末」のイメージよりは、少し早い時期から始まっているといえそうです。

データで見る忘年会-その2:1シーズンの忘年会参加回数は?のイメージ画像

データで見る忘年会-その2:1シーズンの忘年会参加回数は?

みなさんは、1シーズンに何回くらいの忘年会に参加しますか?「忘年会参加状況は?」の調査結果では、約6割の方が1回以上忘年会に参加しているという結果がでています。
年代別、性別で見ると、30代男性忘年会参加率が一番高く、続いて40代男性、20代女性、20代男性という順で参加率が高くなっています。働き盛りの人は自然と忘年会に参加する機会も増えていく傾向にあるといえるでしょう

「忘年会は誰と?」の調査でも、やはり、約半数以上が仕事関係の忘年会となっています。
性別にみてみると、男性では「職場の同僚・上司を含むメンバーと」の開催が最も多くなっているのに対し、女性では「友人・知人関係」の開催が最も多く、性別による特徴が表れた結果となっています。
2回以上忘年会に参加するという方が約33.4%、3回以上忘年会に参加するという方が約16.6%います。3回以上の参加のパターンとしては、上記の2つの調査結果を合わせて見比べてみると、上司を含む部署での忘年会や取引先との忘年会などの社会的な立場での忘年会に加えて、職場の仲のいいメンバーとの忘年会や、職場以外の友人・知人との忘年会など私的立場での忘年会が加わってくるケースが多いのかもしれません。
一方、忘年会に参加していないという方が約4割いますが、赤ちゃんがいるママさんなど、参加するのが難しい状況であるケースや、働いていても「子供がいるので不参加」というケースもあるようです。

忘年会の参加状況は?

忘年会は誰と?

周辺インタビューの中からは、「昨年は4〜5回程度でした」(32歳/広告)、「1週間に1〜2回くらいにしておきました」(28歳/ライター)という声や、「12月に入ってからほぼ毎日」(32歳/メーカー)など、10回以上の忘年会をこなすという声もあり、中には非常に多くの忘年会に参加している方もいるようです。
「年末は忙しいので2回くらいがベスト」(28歳/コンサル)という意見もありましたが、みなさんのベストな忘年会回数、どのくらいでしょうか。

データで見る忘年会-その3:忘年会の会費はどれくらい?

続いて忘年会の会費について見ていきましょう。
一番多い費用帯は、「3,500円から4,500円」、続いて、「2,500円から3,500円」、そして、「4,500円から5,000円」と続いています。平均で見てみると、4,218円となっています。この4,218円という金額、高い、安い、みなさんはどのように感じられますか。

データで見る忘年会-その3:忘年会の会費はどれくらい?のイメージ画像

忘新年会の1人あたり費用

また、2,500円未満の割合が約11.2%、5,500円以上の割合が約11.5%と、それなりの割合を占めており、忘年会・新年会費用は幅の広がりを示しています。
相手別にみてみると、「家族・親戚と」のケースがもっとも低く、続いて、「職場の仲のいいメンバーと」と「職場以外の友人と」のケースが同程度、「職場の同僚・上司と」のケースが最も高くなっていて、私的な忘年会ほど、費用が安くなる傾向にあるようです。
忘年会も続くとその出費もかさんでいきますが、そんな時、忘年会費用を全額もしくは一部、会社や組織が負担してくれる忘年会は、お財布にもやさしく助かるものです。忘年会費用を会社や組織が負担してくれるケースはどれくらいあるのでしょうか?こちらも見てみましょう。

全額負担、一部負担合わせると、約30%が会社・組織の負担ありという結果になっています。忘年会の相手が「職場の同僚・上司と」の場合、半数近くが、会社・組織負担あり、となっているようです。人数別に見ても人数が多いほど会社・組織の負担割合は高く、16名を超えるあたりで、会社負担のある場合が、半数近くになります。
組織主催の大規模な忘年会・新年会で、費用は会社負担・組織負担であった、という経験をしたことがある方も多いのではないかと思いますが、調査結果からもその傾向がうかがえます。 また、周辺インタビューから「会社内での忘年会では、参加費用が年次で安くなるので、実はあまり支払っていません」(24歳/メーカー)、という声も聞かれ、役職者や先輩社員が多く支払うケースもあるようです。中には、「当時プロジェクトのリーダーをしていて、メンバーの会費を少なくなるように抑えてあげたかったので、人知れず多めに支払ったことがあります」(47歳/IT)なんていう優しい声も。

忘・新年会の費用について会社負担の有無

データで見る忘年会-その4:忘年会の人数は?のイメージ画像

データで見る忘年会-その4:忘年会の人数は?

ここで、忘年会の参加人数についても見ておきましょう。
忘年会・新年会の人数は8~10名が最も多く、次いで4~5名、16~20名、11~15名という順に多くなっています。「職場の同僚・上司と」の忘年会、「仕事の取引先・お客様と」の忘年会、「趣味・サークル関係」の忘年会などでは、8名から20名くらいの規模の人数で忘年会が開催されるケースが多いという感覚に合った調査結果と言えます。

忘・新年会の参加人数

また性別にみてみると、3名以下の小規模の忘年会は男性3.1%に対し女性では8.6%と高く、同様に、4~5名の忘年会でも男性11.4%に対し女性で18%と高くなっています。前述の「忘年会は誰と」の調査結果と合わせると、女性の忘年会は、「友人・知人関係」と「少人数」でという傾向が比較的多くなるということが見えてきます。

データで見る忘年会-その5:二次会は参加する?

忘年会の後、開催されることがある二次会の忘年会事情についても見ておきましょう。まずは、二次会の実施状況と参加状況についてです。
二次会を実施した割合は半数を超えていて、参加した人の割合は33%という調査結果になっています。性・年代別にみてみると、男女とも年代が若いほど、二次会の実施率も参加率も高い傾向にあるようです。この結果から、独身であったり、子供がいなかったりすると、二次会にも参加しやすい状況にあることがうかがえます。

データで見る忘年会-その5:二次会は参加する?のイメージ画像

一次会の人数別にみてみると、人数が少ないほど二次会を開催しなかった割合が高い傾向になっていますが、一方で人数が少ないほど「二次会はあったが参加しなかった」割合は低くなります。つまり、人数が少ない忘年会では、実質の参加率は高い状況であり、メンバーの多数が参加できる状況、参加したい状況では二次会を開催し、そうでなければ二次会は開催しないという傾向があるようです。

二次会の開催はいつ決まるのかも見てみましょう。
二次会は当日決まったという人が72%を占めています。相手別にみてみると、「職場の仲のいいメンバーと」の場合、当日の雰囲気で決まる割合が他の関係より高くなっています。一次会の人数別にみてみると、おおむね人数が少ないほど、当日の雰囲気で決まる割合が高いようです。

二次会の実施有無

二次会はやることが決まっていたか?

前述の「お店の検討を始めた時期は?予約した時期は?」の調査結果では、人数が少ないほど当日や前日など忘年会開催日に近い日での検討の割合が増えたり、事前に予約しなかった割合が増えたりしています。例えば、事前に予約しなかった率で見てみると、3名以下の忘年会の場合23.1%、4~5名の場合は9.5%というように高くなる傾向があります。これらを合わせてみると、人数が少ない忘年会は、その場の雰囲気で自由に決めていくというスタイルの忘年会の割合が増えるともいえるでしょう。

「データで見る忘年会-その3:忘年会の会費はどれくらい?」のコーナーで既に忘年会費について触れていますが、二次会を開催するケースでは、一次会費+二次会費が忘年会費になります。前述の通り、二次会は当日に決まるというケースも多く、このトータル金額が見落としがちになり、「二次会の金額も含めたら結構な金額になっていて想定外の出費」なんていうケースもよくありそうな話です。

ここではその二次会の費用について見てみましょう。
グラフの通り、二次会の費用は、2500円未満が最も多く、次いで多い2500円~3500円未満を合わせると80%以上を占めています。一次会ではしっかり料理をオーダーしたり、コースメニューでオーダーしたりするのに対して、二次会では会話やアルコールなどのドリンク、またはカラオケなどのアクティビティを楽しむのが中心になることも多いため、料金は抑え目になっているようです。もちろん、同時に、一次会+二次会のトータル金額を抑えたいという意図もあるかもしれません。
性・年代別にみると、「女性/20歳代」の二次会費用が他より低く、「男性/40歳代」の費用が他より高くなっており、こちらもそれぞれのサラリーに応じた、もしくは役職や年代に応じた傾向にあるといえるでしょう。

二次会の費用は

コラム:忘年会の「そもそも」を知る〜忘年会は普通の宴会と何が違うの?〜

忘年会にはその名の通り、「1年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」との意味合いがあります。普段も宴会で日常の業務について「おつかれさま」とねぎらい合うことはありますが、年末に1年間のさまざまな苦労をねぎらうという特徴があります。普通の宴会は英語では「Party」ですが、忘年会は「Bounenkai」のように、外国でも「特別な宴会」として捉えられているようです。

コラム:忘年会の「そもそも」を知る〜忘年会は普通の宴会と何が違うの?のイメージ画像

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周辺インタビューで聞いた! 営業マンの忘年会シーズンの過ごし方 営業マンの忘年会事情

会社での忘年会に加え、取引先との忘年会から友人との忘年会まで、
忘年会の回数が増えがちな営業マンは、慌ただしい年末をどのように過ごしているのでしょうか。
営業マンの忘年会失敗エピソードから、忘年会続きでも元気に過ごすテクニックまで、
インタビューも交え、営業マンの忘年会事情をご紹介いたします。

「忘年会続き」営業マンの忘年会事情は

仕事に忘年会続きと慌ただしい年末。「疲れて取引先との忘年会で寝落ちをしてしまった」、「二次会で完全に寝てしまった」、「幹事なのに寝てしまった」、「翌日の会議で完全に睡魔に負けてしまいました」などといった営業マンの声も聞こえてきそうです。
周辺インタビューからも「1日3件忘年会の予定を入れたら結構しんどかった」(29歳/PR)、「気づいたら夕方だった。会社になんて言ってよいか分からず、何も言わずそっと休んだ…」(33歳/IT)といったコメントや、中には「社内忘年会のカラオケで盛り上がった翌日、脇が痛いなーと思ったら、肋骨にヒビが…。」(32歳/広告)という不運な経験をした営業マンの声も。連日お酒を飲み続けていると、お酒に慣れて「意外と飲めるかも?」「今日調子が良いな!」と思う方もいるかもしれませんが、疲れた体が思うように動いてくれないケースもあるようです。

「忘年会続き」営業マンの忘年会事情はのイメージ画像

そんなハードスケジュールの中でも元気に過ごすために、営業マンはどのように工夫し、忘年会シーズンを過ごしているのでしょうか。インタビューで聞いてみました。「忘年会が二連チャンになるときは、二日目の二次会には行かずに一次会だけでおとなしく帰る。本当は行きたいところですが、カラダを休めて次の忘年会に備えておきます」(28歳/広告)という真面目な意見が。
忘年会を多くこなすという営業マンに話を聞いてみても「年末はやることも多いので、忘年会は多くても週3にとどめています」(33歳/IT)、「1日間隔で予定を入れるのがほどよいペースだと思います」(32歳/広告)というように、それぞれの閾値を決めて上手に調整しているケースが多いようです。

さらに、お酒好きな営業マンに話を聞いてみても「二日酔い防止ドリンクを忘年会の前後で飲むようにする」(33歳/IT)、「酔いが回りにくいお酒を飲む」(32歳/広告)、「自分の好きなお酒を1種類だけずっと飲み続ける!」(27歳/IT)、「小さなジョッキで飲む」(24歳/メーカー)、「間にソフトドリンクを挟んで休憩する」(29歳/PR)など、アルコールについても多くの営業マンがそれぞれのやり方で気をつけていることがうかがえます。

また、食事についても「枝豆や豆腐、大根、アサリなど、二日酔いになりにくいと言われている食材を使った料理を選んでいます」(32歳/広告)、「野菜スティックやゴボウの唐揚げ、イカを使った料理などよく噛んで食べるヘルシーなものを選びます」(29歳/PR)など、それぞれのやり方で気をつけている意見がみられました。

その年を締めくくる忘年会、仲間やお世話になった人たちと、大いに盛り上がりたいものですが、どこかに自分の体調やペースと相談するという冷静な目も持っておき、無茶しすぎないというところが大切なのかもしれません。

「忘年会続き」営業マンの忘年会事情はのイメージ画像

コラム:忘年会の「そもそも」を知る〜忘年会の起源は「年忘れ会」だった?〜

忘年会の起源は鎌倉時代にまでさかのぼります。当時は現代とは異なり、優雅に連歌などを詠って「年忘れ」をしていました。これが江戸時代になると、庶民にも広がり、1年の労をねぎらい、盃を交わすというような、現在に近い忘年会の形ができていました。

コラム:忘年会の「そもそも」を知る〜忘年会の起源は「年忘れ会」だった?〜のイメージ画像

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乗り過ごし、忘れ物、爆睡…みんなの忘年会「あるある」エピソード

このコーナーでは、誰もが経験してしまうかも知れない(?)
思わず「あるある」と言ってしまいそうな忘年会エピソードを集めてみました。
師走のお酒の席だからこそ、「つい飲み過ぎてしまった」、
「盛り上がって気がついたら朝」ということが多くなりがちなのが忘年会。
電車乗り過ごし、荷物忘れ、家ではない場所で寝ていた…など、
実際に現場で起きたさまざまなみんなの「あるあるエピソード」をご紹介いたします。

なぜこんなところに…!? 「電車乗り過ごし」あるある

気持ちよく熟睡していたり、飲みすぎてぐったりしていたり…気づいたときには後の祭り。そんな電車の乗り過ごしについて、経験者が語ります。
「渋谷〜表参道(東京)の1駅で乗り換えるはずだったのに、東部動物公園(埼玉)まで行ってしまったことがある」(32歳/広告)や「西船橋(千葉)で飲んでいて、気づいたら高尾(東京)にいました」(33歳/IT)などつい乗り過ごしてしまう人は少なくないようです。
しかし、さらなる強者を発見!「井の頭線を往復し続けて、4時間くらい乗っていました(笑)」(28歳/広告)という電車内で長時間過ごしてしまう人、「川崎(神奈川)〜千葉の九十九里浜まで行ってしまいました。帰れなくなり翌日都内に戻りました」(25歳/メーカー)と当日帰るのをあきらめてしまった人、「東海道線で都内から熱海まで寝過ごしました。せっかくなので、宿泊しました」(33歳/IT)というように逆に開き直ってしまう人も見られます。「川越(埼玉)に帰るはずが、どう乗り過ごしたのかわかりませんが、なぜか大宮(埼玉)にいました。おしい!」(27歳/マスコミ)と、寝ぼけ&寝過ごしパターンも。爆睡しすぎない程度に、お酒はほどほどにしたいところ…。

なぜこんなところに…!? 「電車乗り過ごし」あるあるのイメージ画像

貴重品が行方不明で大慌て! 「荷物忘れ」あるある

何だか手が軽い…ハッとしたときには後の祭り。そんな荷物忘れについて、経験者が語ります。
「スマホだけがなぜか小田原駅にありました…。本当にこの時期はよくなくします」(33歳/IT)、「僕は携帯を何度もなくしていますが、いつも奇跡的に見つかっています」(27歳/マスコミ)など、スマホや携帯電話をなくしたことがある方も多いのではないでしょうか? とくに仕事用のスマホや携帯をなくすと危険…。ポケットに入れず、鞄に入れておくのが安心です。しかし「電車内に荷物を置いたまま降りてしまったことがありますよ。携帯と本だけだったのですが、結局見つからなかった」(32歳/広告)、「駅に忘年会の手土産を置き忘れ、取りに行ったら壊れていた…残念」(30歳/アパレル)という、荷物をなくしたり、壊してしまったという悲惨な声も…。中には「家に帰ったら荷物がないことに気付き、駅のホームにカバンが置いてあったと連絡が来ました。たまたま名刺が入っていて、所在がわかりました」(27歳/IT)という強運の持ち主もいますが、これは珍しい例。とくに酔っているときには、荷物を肌身離さず持っておきたいものです。

貴重品が行方不明で大慌て! 「荷物忘れ」あるあるのイメージ画像

えっ、外で寝てた!? 「酔って爆睡」あるある

ちょっと肌寒い…ブルブルと震えたときには後の祭り。そんな外での睡眠について、経験者が語ります。
「コンビニの外で寝ていたことがあります。たぶん水を買おうと思って立ち寄って、コンビニ前で力尽きてしまった」(33歳/IT)、「ゴミに紛れて寝ていたことがあってショックでした。汚いし恥ずかしいし…」(30歳/アパレル)、「おしゃれな街の花壇になぜか寝ていたことがあります」(27歳/マスコミ)などは、週末の夜の街でよく見かける人たちの姿そのもの。
中には「忘年会会場のカーテンの隙間で寝ていて、閉店後にびっくりされたことがあります」(31歳/公務員)と、外ではなくお店の中で寝ていたという珍しい意見も。お店の人も驚くしかありません。このほかにも、「平日なのに朝まで飲んでしまった日があって、起きたら公園で寝ていました。光が眩しくて目が覚めたのですが、時計を見ると昼を回っていました…。慌てて会社に行きました」(25歳/メーカー)と上司に怒られてしまいそうな人も。せめて家に帰るまでの体力と記憶は残しておきましょう。

えっ、外で寝てた!? 「酔って爆睡」あるあるのイメージ画像

コラム:バブル時代の忘年会

今とは異なり、とにかく派手でギラギラしていたバブル時代。やはり忘年会もゴージャスだったのでしょうか。当時の模様をバブル時代を経験した方に聞いてみました。「会場は高級料亭が多かった」(43歳/出版)、「会場はホテル、ビンゴゲームの景品も豪華だった」(47歳/IT)という声が。ちなみに景気がよい時代のため、会費は「全額会社持ち」というケースも多かったとか。ちょっとうらやましい…。また「帰りには豪華なお土産をもらえた」(43歳/出版)、「タクシーチケットをもらっても、タクシーがなかなかつかまらなかった」(43歳/メーカー)、中には、「深夜、寒い中の長蛇タクシー待ちを避け、1時間近く歩いて帰宅した」(47歳/IT)との声も。

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驚き満載!フシギで楽しい!?外国人から見た日本の忘年会

このコーナーでは、外国人が働いている部署やプロジェクトチームなどの忘年会シーンに着目。
日本で働く外国人の方に、「日本の忘年会」について感じていることを聞いてみました。
私たちにとってあたりまえのような忘年会は、海外出身者の方にはどう見えているのでしょうか。

外国人が日本の忘年会に参加して驚いたことは?

日本の忘年会に参加したことがある外国人に、忘年会で驚いたことを聞いてみました。「毎日のように忘年会をするのは不思議! しかも二次会まであるなんて」(28歳/販売)、「1週間に3つくらい忘年会の誘いが来て驚いた」(26歳/メーカー)というように、日本の忘年会という文化自体に驚く人も少なくありませんでした。また、忘年会に参加した外国人の方が、お酌ではなく手酌で飲んでいるケースや、三本締めにリズムを合わせられないケースなどもあるようで、日本の独特の風習にとまどう外国人の方もいるようです。

日本ならではの「宴会芸」や「オタ芸」なども、彼らにとって初めて目にするもので驚きの対象となるようです。インタビューでは「日本人が宴会芸でダンスを披露するために、会社が終わった後や昼休みにみんなで練習している姿に驚いた。自分の母国では同じダンスでも、パーティーの参加者全員で踊り、事前に練習などはしないので」(32歳/IT)と話す人も。宴会芸メンバーだけで出し物を披露し、その他の人を楽しませるという日本の文化に対し、その場の参加者全員でダンスなどを楽しむという外国の文化があるように、やはり、文化による違いによる驚きが多いようです。

また、忘年会場になるケースが多い居酒屋についても、「自分の母国では食べられないような、変わった食べ物が出てくるのでいつも楽しみ」(30歳/SE)、「お酒の種類が多すぎてびっくりする。気になるものが多くて頼むときに悩んでしまう」(33歳/コンサル)という声が上がりました。こちらも日本の文化ともいえる居酒屋というシステムに驚く声のようです。 ちなみに支払い時のワリカンという日本ではあたりまえのシステムも、自分が飲食した分を支払う(キャッシュオンデリバリー)外国人にとっては驚きとともに新鮮に感じるようです。

外国人が日本の忘年会に参加して驚いたことは?のイメージ画像

外国人が日本の忘年会に参加して楽しかったことは?

日本の忘年会に参加した外国人は、忘年会のどのようなところを楽しい、面白いと感じたのでしょうか。「そもそも忘年会という会に初めて触れたので、何もかもが新鮮で面白いと感じた」(30歳/モデル)、「屋形船での忘年会に参加したことがあり、日本っぽいなぁと感じて楽しかった」(30歳/SE)、「私はフランス出身者でもともと日本が好きで、日本の文化に興味があったので、忘年会文化を知ることができて興味深かった。日本人には飲むのが好きな陽気な人たちが多くてステキ」(33歳/コンサル)といった意見を聞くことができました。
二次会についても聞いてみると「初めて二次会でカラオケに行ったら意外と楽しかった」(26歳/メーカー)、「ほかの人が歌っているときに、みんな自分の歌を真剣に選んでいたのが面白かった。歌っている人の歌を聞いてあげなくていいの?」(30歳/SE)、「二次会に参加すると、日本のアニメが部屋中に描かれたカラオケに連れて行ってもらったことがあってワクワクした」(30歳/モデル)という感想もありました。
日本文化や日本独特なサービスを通じた日本人との交流というところに楽しみを感じるようです。

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外国人が語る、日本の忘年会の「フシギ」

日本の文化や風習以外に、外国人は日本の忘年会のどのようなところを「フシギ」と感じているのでしょうか。まず、出てきたのは「忘年会帰りの電車」にまつわる意見です。一般的に電車で眠る日本人は少なくありませんが、外国人にとっては、「酔って電車で眠りながら帰るのが不思議。海外では何が起きるかわからないので寝ません。でも、日本人は目的地できちんと目を覚ますのがスゴい」(26歳/メーカー)と感心する声も寄せられました。
このほかにも「忘年会シーズンに街で酔っている日本人」については「楽しそうに見える」(33歳/コンサル)、「街で酔って眠っている人を見ると、財布を取られないのかと心配になる。日本は平和な国だ」(30歳/SE)といった日本と海外の環境や治安の違いに関連する意見がありました。

外国人が語る、日本の忘年会の「フシギ」のイメージ画像

コラム:日本だけじゃない! 忘年会に近い宴会が行われる国もあった

「日本独自の文化」というイメージの忘年会ですが、果たして海外でも行われているのでしょうか。外国人へのインタビューからは「忘年会と知らずに参加して、忘年会という文化があることを知りました」(28歳/販売)、「日本に来て初めて忘年会という文化にふれました」(30歳/SE)、「大晦日の夜から新年の朝まで飲み明かすニューイヤーパーティーが、日本の忘年会に近いような気がします」(33歳/コンサル)などの意見がありました。とくに欧米には忘年会文化がないようで、クリスマスや大晦日が最も盛り上がるようです。
一方、中国では「年夜飯」、韓国では「送年会」、台湾では「尾牙」などアジア圏では、忘年会に近い宴会が年末に行われています。ただし、「忘年会」という言葉自体は日本固有のもののようでした。

コラム:日本だけじゃない! 忘年会に近い宴会が行われる国もあったのイメージ画像

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