調査・研究データ
2024年10月フード系時給平均(3大都市圏)は1,178円(前月比+22円)
2024.11.15
2カ月連続でギネス更新、前月比大幅増の平均時給1,178円。最低賃金の改定が大きく影響か
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター(JBRC)(https://jbrc.recruit.co.jp/)」提供。求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2024年10月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介(毎月更新されます)。フード系3大都市圏平均は1,178円。前月1,156円、前年1,135円(2022年5月より拡大新集計)との比較では前月比+22円、前年同月比+43円(増減率+3.8%)。2カ月連続で調査開始以来の過去ギネスを更新した。フード系では「ファストフード」以外のすべての職種小分類で前年比でプラスとなっており、「パン職人・パティシエ」は前年比+4.5%と大きな伸びが続いている。前年比の伸び率は、3大都市圏平均の前年比(+3.0%)を上回る伸び率が続いており、ジョブスリサーチセンターによると、過去最高の引き上げ額となった最低賃金の改定が大きく影響しているとのこと。また、フード系では1日 2時間などの短時間勤務や接客なしの求人、前日正午までシフト提出ができる求人など、個人の働き方の志向 やライフスタイルに合わせた求人が多く見られるとのこと。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった(図表の下部にリンクがございます)。
稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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