調査・研究データ
2024年12月フード系時給平均(3大都市圏)は1,187円(前月比+3円)
2025.01.20
4カ月連続でギネス更新、最低賃金の引き上げやインバウンド対応人材の求人等で、前月からさらに3円上昇
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)の調査研究機関の「ジョブズリサーチセンター(JBRC)(https://jbrc.recruit.co.jp/)」提供。求人情報メディア『TOWNWORK』『fromA navi』に掲載された求人情報より 2024年12月のフード系アルバイト・パートの3大都市圏平均時給をご紹介(毎月更新されます)。フード系3大都市圏平均は1,187円。前月1,184円、前年1,147円(2022年5月度より拡大新集計)との比較では前月比+3円、前年同月比+40円(増減率+3.5%)。4カ月連続で2018年3月度の集計開始以来の過去ギネスを更新した。フード系では「ファストフード」で前月比が▲24円、前年比▲29円となった以外は、すべての職種小分類で前年比・前月比ともにプラスとなっており、「パン職人・パティシエ」などで大きな伸びが続いている。3大都市圏平均の全職種の平均時給も1,219円と、こちらは3カ月連続してのギネス更新から前月比▲2円と一息ついた。ジョブスリサーチセンターによると、12月はフード系では、インバウンド対応のための人材等、活発な採用活動が展開されたようだ。なお、2021年6月度から、3圏域以外も含む都道府県別・職種別の時給データの公開も始まった(図表の下部にリンクがございます)。


稲垣 昌宏ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員
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