ペットボトルで簡単に! 自宅でキレキレ冷え冷えの「進駐軍マティーニ」を楽しもう

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英国諜報部員ジェームズ・ボンド、宇宙海賊コブラ、永遠のロックスター矢沢栄吉。字面を見ただけで漢臭ムンムンの彼らが愛飲するカクテル。

それが、マッチョでキックの効いた「カクテルの王様」こと、マティーニ! 

ジンとベルモットの割合は4:1くらいが一般的ですが、ジンの割合を増やせば増やすほどドライになり、マッチョ度がアガる!!! 

理屈ではない。男はマティーニを飲む生き物なのだ。 

ということで「さあ、みんな! 街にでてバーに繰り出そう。そしてマティーニを注文しよう」……と、いいたいところですが、バーって怖くありません? ええ、わたくしカゲゾウも初めての店に入るときはいまだに怖いし緊張もします。

うん、だったらさ、家でマティーニを作ってお気軽に飲めばいいんだよ。 

 

一般的なマティーニの作り方

マティーニの作り方は、ミキシンググラスに氷を入れ、そこにジンとベルモットを注いだら、しっかりステアして液体を冷やし、カクテルグラスに注ぐ。お好みによって、最後にオリーブをグラスに落としたり、レモンの皮を絞って風味をつけたりします。

しかし、これを自宅でやるとなるとハードルが高いです。道具類もそうですが、最大の難関はステア。たいていはかき混ぜているうちに氷が溶け(とくに家の冷凍庫で作った氷は顕著)、水っぽくて腰のないマティーニになってしまいます。 

しかし恐れることなかれ。カゲゾウが自宅の冷凍庫に常備しているのが「進駐軍マティーニ」。誰でも簡単に、かつ失敗なくエッジの効いたキレッキレのマティーニが作れます。道具もペットボトルだけで大丈夫。それでは実際に作ってみましょう!

 

進駐軍マティーニの作り方

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用意する材料:ジン、ベルモット、お好みでオリーブやレモンの皮

用意する道具:ペットボトル(500ml容器)、あれば計量カップ

作り方

  1. ジンとベルモットをペットボトルに入れます。
  2. シャカシャカとペットボトルよく振ります。
  3. 冷凍庫で一晩冷やします。

以上!

ええ、これだけっす。これでばっちりキンキンに冷えたキレキレのマティーニができちゃいます。あとはお気に入りのカクテルグラスにこれを注ぐだけ。オリーブやレモンの皮を絞るなどはお好みで。ちなみにカゲゾウはオリーブは入れる派。またレモンの皮を少しそいで最初からペットボトルに入れてしまいます。 

 

ジンとベルモットの割合。それが問題だ

ジンとベルモットの割合は、それこそ十男十色。また男であれば相応のコダワリを持つべきでしょう。一般的に4:1くらいで作ることが多いようですが、カゲゾウの場合はややドライめな5:1で作っています。極端なものだと10:1なんて割合で供するお店もあるようです。 

さて、この割合の話になると必ず引き合いに出されるのが、第二次世界大戦で英国の首相だったウィンストン・チャーチルの話。

彼のマティーニはベルモットを横目で見つつ、ジンだけを飲むというもの。なんでも正面からベルモットを眺めると“甘すぎちゃう”そうで(ホンマかいな)! 

まあ、とにかく男たるものマティーニにコダワリを持つ生き物であることの一例です。

 

できれば計量カップを使うべし!

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適当な割合で混ぜてもそこそこおいしくできちゃうこのカクテルですが、計量カップで作ることを勧めします。なぜならこのマティーニは、あなたの基準点となるからです。

毎回きっちり計って、自分の好みの割合や銘柄を探り、マイ・ベスト・マティーニを完成させましょう。この基準があればこそ、本物のバーで飲む際に自信をもって好みや(あるいは冒険を)バーテンダーに伝えられるのです。  

今回はジンを「ビーフィーター(アルコール40度)」、ベルモットを「ノイリー・プラット」で作っていますが、これも好みに応じていろんな銘柄でトライしてみるのも楽しいですよ。

 

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※なーんて、えらそうに言ってますが、初めて酒場でマティーニを頼んだ時、バーテンダーに「ジンの銘柄の指定はありますか?」と聞かれ、「ふ、ふ、ふ、普通ので」と慌てて答えたことは内緒。 

 

そもそも「進駐軍マティーニ」とは?

かつて渋谷に「コレオス」というバーがありました(残念ながら2014年に閉店)。ここのカウンターに立っていたのが伝説のバーテンダー・大泉洋(俳優のあの人とはもちろん別人)であり、氏が考案したとされるのが「進駐軍マティーニ」です。 

1950年代、山王ホテルの「進駐軍将校倶楽部」でバーテンダーを務めていた氏は、毎晩大量にオーダーされるマティーニをさばくために一計を案じます。あらかじめジンとベルモットをボトルで混ぜ、冷やしておきます。マティーニの注文ごとにボトルの中身をミキシンググラスの氷とステアしてお客に提供したそうです。

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プロであればステアの手間をかけますが、家でお気軽に飲むならペットボトルから直接グラスにそそぐだけでOK。お店レベルの味に迫る本格的なマティーニが楽しめますよ。

 

夏こそマティーニでキメよう

これからの季節は進駐軍マティーニの出番がかなり多そうです。家で楽しむのはもちろんですが、ペットボトルをクーラーボックスに入れるか、あるいは水筒に中身を移し替えて海辺のキャンプや野山でのBBQに繰り出しましょう。キンキンに冷えたマティーニを自然の中でキュッとあおるなんて乙なもの。くはっ~キク!

ただしこのカクテル、手軽過ぎるのが難点。カゲゾウも家ではつい、2杯、3杯とあけてしまいます。以前、ステアでマティーニを作っていた時に比べるとジンの消費がケタ違いに早い。月並みですがみなさんのみ過ぎにはくれぐれも注意ですよ!

 

書いた人:飯炊屋カゲゾウ

飯炊屋カゲゾウ

1974年生まれの二女一男のパパ。共働きの奥さんと料理を分担。「おいしいものはマネできる」をモットーに、料理本やメディアで紹介されたレシピを作ることはもちろん、外で食べた料理も自宅で再現。家族と懐のために「家めし、家BAR、家居酒屋」を推進中。「双六屋カゲゾウ」名義でボードゲーム系のライターとして活動中。「子育屋カゲゾウ」名義で育児ブログも更新中。

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