みなさん、こんにちは。
ここ数日少し涼しくなってきましたね。でもまだ夏です。
今日は、
夏の風物詩、スイカを買ってきました。
さっそく真っ二つに。
クパぁ……
じゃなかった、パカッ!!
タイトルでお気づきの方も多いと思いますが、
今日の主役は、このスイカの種。
かぶりつくと、さすが、スイカ。とっても甘いです。
しかし、スイカを仕事そっちのけで会社で貪り食べていたせいか、
僕はこの日、上司に怒られどおしでした。
ともあれ、僕は30年の人生で、スイカの種も実もお構いなしで食べてきました。
そう、スイカの種は食べられます。
しかし、世の中一般ではそのように種までスイカを食べる人が、あまりいない事実を最近知りました。
調べてみると、中国や台湾ではスイカのタネは珍味として普通に食べられているものだとか。さらに、医学的にもいくら食べても問題がないのだそうです。
ということで、前置きが長くなりましたが、スイカと一緒くたでないときのタネはどんな味がするのか試してみます。
まず、タネを採取。
食べる。
タネを採取。
食べる。
……まあ、この繰り返しです。
自分で提出した企画とはいえ、一玉も喰えなんて、『メシ通』は僕の会社でのささやかな地位を奪うに飽きたらず、胃腸が弱い男を見つけて、病院送りにしようとするグルメサイトなのでしょうか?
半玉完食。
残りの半玉とタネは大切に持ち帰り、完食。
採取したタネは全てフライパンで炒ります。
すると、スイカの残り香は微塵もなくなり、
タネはゴマみたいになります。
小皿に移して、
一気に食べてしまいました。
ハムスターがヒマワリの種をかじるように、スナック感覚で食べてみます。香ばしい香りとともに、バリボリとスイカのタネが口内に砕け散ります。
噛んでも、噛んでも、別にうまくもなく、マズくもない。普通のタネです。
つまり、スイカ的な部分を失っても、タネは食べられるのです。
これをペッと吐く人の気持ちが僕には分かりません。塩かなんかをふりかけたら、いい感じにお酒のおつまみになるのではないかと。
つまりタネというのは、自然がくれたスイカの隠し味なのではないでしょうか?
……とか思ってるうちに、余った数粒のタネを食べるのすら、「モッタイナイ」ので公園に埋めて、スイカを作ることにしました。
公園には、テントが張られて、水浴びする親子連れがたくさんいます。
ここを掘ります。
穴が出来ました。
最後の数粒です。
まるまる太ったスイカが出来るように
祈ります。
飼ってたカブトムシが死んでしまったわけでも、新興宗教に目覚めたわけでもありません。
スイカが育つように、お祈りをしてるのです。
これでいつかスイカがこの樹の根元に転がっている日が来るのではないでしょうか。
そうしたら、またスイカを食べて、タネを埋める……この無限ループ!
いやあ、スイカのタネって本当に素晴らしいなあ。
※注)ライター個人の感想です。食べ過ぎにご注意ください。