
おつまみタイムを愛するあなたに。
料理達人に、おいしいつまみ&好きなお酒を教えてもらう
「通人に訊く~この酒、このつまみ」も、めでたく5回目!
日本酒居酒屋店主、料理研究家、ワインバルオーナーシェフに続いての登場は、
スペイン料理店のシェフですよ。

2015年10月に神楽坂でオープンしたスペイン料理店「エスタシオン」。
こちらのシェフ、野堀貴則さんのお好きなつまみ&お酒、うかがってきました!
おっ、もうやってますね!

はじめまして、野堀です。
大好きなビールと、スペインのシェリー酒に合うつまみをご紹介します!
生ハムとカブのおつまみは簡単なので、ぜひ試してみてください!
野堀さんは今年35歳。
最初はイタリアンからスタートして、3年半を過ごしたのち、
縁あって銀座のスペイン料理店「エル・セルド」へ。
エル・セルドといえばスペインバルブームを牽引したお店のひとつ。
神楽坂の系列店「エル・プルポ」「エル・ブエイ」のシェフを経て、独立。
晴れて一国一城のあるじとなった野堀さんのおすすめつまみ、
早速教えてもらいましょう!
ビールのおともにはスペイン風パイ「エンパナーダ」を
普段はもっぱらビール党という野堀さん。
お気に入りのつまみは「エンパナーダ」というスペイン料理なのだとか。
それはいったい、どんな料理?

スペイン・ガリシア地方の料理で、いわゆるパイなんです。きょうはツナと野菜で作りましたけど、中身は本当にいろいろ。豚肉だったり、シーフードだったり。現地で出会ったものだと塩ダコが入っていたのもありましたね。スペインではとても身近なもので、日本でいうなら"おにぎり"的に親しまれているような存在です。おにぎりも、中身をいろいろ変えて楽しめるじゃないですか
このエンパナーダ、まずパイ生地の粉のおいしさに惹かれるなあ。
素朴なおいしさだけど、あとを引く感じ。
話は飛ぶようだけど、大阪のある料理研究家さんが
「豚まんは中身と同じぐらい皮が大事。あの皮の粉の味がうまくないとダメなんです。豚まんも粉もんなんですよ」と言っていたのをフッと思い出す。

ちなみに野堀さん、もっぱら黒ラベル派だそう。
「苦味がしっかりしてるビールが好きなんです」
うん、エンパナーダの野菜の甘さとビターなビール、いい組み合わせだ!
ちなみにこちらのお店のテーマのひとつが「季節の野菜をたっぷり使う」ということ。
野堀さんの故郷・三重県松阪市の食材なども、メニューによく登場するようですよ。

ホール状態のエンパナーダ。なんともいいキツネ色だ!!
もちろん「エスタシオン」が誇る名物料理のひとつ(1人前800円)。
訪れた際はぜひ。
チョー簡単な生ハムのおつまみ。シェリー酒に合わせたい!

野堀さんがプライベートでよく飲むというシェリー、「カジェタノ・デルピノ」。
シェリーって何種類かあるんですが、これは「パロ・コルタド」と呼ばれるものです。透明なドライシェリーが日本では一番有名ですが、「パロ・コルタド」は琥珀色で、適度な熟成感とはなやかな香りが特徴なんです。それでいて口当たりはやさしいので、飲みやすいですよ
透明なシェリーとは対照的なコク深さで、ゆっくりと味わいたくなる……。
そしてこの手のタイプのシェリーには、生ハムが定番のおつまみになるのだそう。
野堀さんがおすすめしてくれたつまみが、こちら!

「カブのサッと煮 生ハムのせ」
この作り方、かなり簡単!
- カブは厚めに皮をむいて、チキンブイヨンでサッと煮る。
- 軽く塩をして、オリーブオイルを少々。生ハムをのせて完成。
これだけのことなのに、じ・つ・に・おいしい。
スープ自体の塩味は生ハムのことを考えて控えめに。
オリーブオイルと生ハム、チキンスープの味わいを
カブがしっかり受けとめて、酒のよいアテになるのですよ。

「高級レストランと、バル。日本のスペイン料理はその2つはあっても、間(あいだ)がない。その間となるようなお店をつくりたかったんです」
これが、野堀さんの現在の思い。

スペインバルもすっかり日本に浸透したけれど、
「もうちょっと本格的にスペイン料理を味わってみたい」
そんな風に感じているかたにおすすめ、それが「エスタシオン」。
店名はスペイン語で「シーズン」という意味だそうです。
日本の旬味とともに、スペイン各地の料理法を堪能してみては?

「お待ちしてまーす!」
いい笑顔の野堀さん、こちらのお店はロゼワインもたっぷりそろってます。
スペインのおいしい辛口のロゼ、なかなかにハマりますよ。
おまけ:ちょっとわかりにくい場所なので行き方を

神楽坂下交差点を背にして、この位置まで来ます。右手にロイヤルホストがある所。

そこを左折ですよ。歯医者さんのオブジェが目印。

この道を入っていきます。

ここがつきあたりなので、右折です。

この道に入ったらもうすぐ! 30秒ほど直進してください。

銭湯の手前を右折します。「別邸 鳥茶屋」って書いてある赤やじるしのところです。

この目の前のビルに「エスタシオン」はありますよ!

お店情報
エスタシオン
住所:東京都新宿区神楽坂3-6カーサピッコラ神楽坂1F
電話番号:03-5225-3808
営業時間:18:00~23:30
定休日:日曜日
ウェブサイト:https://www.facebook.com/estacionjp/
※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。



