あつまれ! パリピ&非パリピ! 裏寺の酎ハイ屋さんでフレッシュフルーツを搾りまくれ【京都】

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酎ハイ百花繚乱!

こんにちは、メシ通レポーターの泡です。

先日から続けて良きお店をご紹介している裏寺町界隈ですが、さらにまた一軒、魅力的な新店ができたと聞いてさっそく行ってまいりました。裏寺のお店といえば、「すいば 四条河原町店」とか「そば 酒 まつもと」などなど。

今回のお店はなんでも、サワー(酎ハイ)の専門店なんですってよ奥様。ちょっと珍しいですわよね。

 

ただひとつ心配なのは、「パリピ(パーリーピーポー)が集うお店らしい」というウワサ。たしかにあの辺は、洋服屋さんだの雑貨店だのの洒落たお店が多いからのう。うう、非パリピにもほどがある四十路のおばはんが行っても大丈夫なんやろか。ウェイウェイ言いながらお店の外に押し出されたらどうしよう。……まぁ、その時は豊満な腹肉で押し返せばいっか!

 

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阪急河原町⑤出口から四条通を北へ渡り、河原町通の1本西の筋を入ってください。
そこからの道順は「そば 酒 まつもと」の記事をご参照いただくとわかりやすいかもしれません。どうぞご参照をば。

まつもとを通り過ぎ、柳小路が途切れたところを左折すれば、めざす「sour」

 

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15時から営業していますが、夜の方が俄然目立ちます。カッコいいネオン看板が目印。

 

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全面ガラス張りの入口から店内がま・る・み・え。

大テーブルの奥にカウンターがあり、まずそこでオーダーをするスタイル。キャッシュオンなので、先に支払ってドリンクを受け取り好きな場所で飲むという流れですね。

 

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お店に入った瞬間から目を奪われるのが、カウンターの背後にあるショーケース。デパ地下のフルーツ売り場さながらの美しいディスプレイにテンションが上がります。

 

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メニューはこんな感じ。酎ハイだけで30種類以上もあります。うー、これは迷う!


せっかくフルーツがこれだけ揃っているので、いろいろ飲んでみることに。

注文が通ると、ショーケースからフルーツを取ってざっくりとカットし、ジューサーで搾り始めます。搾り置きではなく、目の前でちゃんとフレッシュなフルーツを搾ってくれるってめちゃぜいたくな気分になれますね。

 

見ていると、搾りたてにサーバーから樽酎ハイを注いで作るタイプと、樽酎ハイを注いでから果汁を搾り入れるタイプがあるようです。

 

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ザクロは飾り用を薄くスライスした後、まるごと搾る!

 

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おおお、できたてザクロジュース!

 

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そんなこんなで揃いましたるは、ある日のおすすめ5サワー!


べっぴん5人娘とでもいいたくなるナイスビジュアル! ウェーイ!(あっ、パリピのめばえ……)

それでは1杯ずつご紹介しましょう。

 

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▲いちごマウンテン 800円


クリアな酎ハイに浮かぶ真っ赤ないちごちゃんをひょいとつまんでパクリ。
小粒ながら甘味しっかりのいちごで油断していると、意外に早く酔いが回りそう。

女子に例えると:幼顔に赤いルージュが似合う小悪魔系だけど熱燗を飲むペースは誰にも負けない。

 

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▲洋ナシ 700円


1/2個分をやや粗めに砕いてあるので、洋ナシならではの濃厚な甘みも楽しめる。
来世で彼氏ができたら2人で皮付きのスライスを両側からかじったりしてみたい。

女子に例えると:ワイシャツの脇部分のアイロンあてがちょっと苦手な新妻。

 

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▲ざくろ 800円


見た目のインパクトのわりに味はあっさり。ほのかな酸味がどこか切ない。

女子に例えると:見た目は派手なのにじつは引っ込み思案なギャップ萌え系女子。

 

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▲本日のスペシャルサワー 国産オレンジレモン 500円


日によっていろいろなフルーツなどが登場する。この日は市場ですすめられたというオレンジレモン。酸味も甘味も控えめですっきり飲めるタイプ。 

女子に例えると:クラスで12番目にかわいい子。いつもバンドエイドを持ち歩いている。

 

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▲パッションフルーツ 800円


半分は果肉を酎ハイに混ぜ、半分はそのままスプーンですくって味わう。
南国そのものの甘酸っぱい風味と種のプチプチ感がたまらない。

女子に例えると: 南の国からやってきたグラビアアイドル。

 

さらに「もうちょっとお酒が強い方がお好みなら」とすすめてもらったのがこちら。

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▲スペシャルレモンサワー 700円


自家製のリモンチェッロ(イタリアでおなじみのレモンのリキュール)は、通常はレモンの皮だけを漬け込むところ果汁も加えているのでより風味豊か。


飲み口はさっぱりしているけど、アルコール度数96のウォッカ・スピリタスがベースなので確実に酔いますぜ。

 

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仕上げにレモンピールを振るのが心憎い。いい香り!


さらにさらに、フレッシュフルーツとはまた違った魅力の漬け込みスパイス酎ハイも揃い踏み。

 

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左から、バジルレモン、大葉、高麗人参、山椒、ごぼう、パクチー&アニス(八角)。


こちらはやや上級者向けでしょうか。高麗人参あたりは、酒を飲みつつ健康も気にしたいというお方にふさわしいと思われます。

それにしても酎ハイの可能性は無限大ですね。これは楽しいわ。
そして、1杯ずつのアルコール度数はそんなに高くないはずなのに、飲みやすいからすいすいやっちゃって気づいたら酔っているという感じ。

 

満を持してのサワー専門店だった

先ほどから「サワー」と「酎ハイ」が入り乱れているこの原稿でありますが、実際この2つはなにか違いがあるんでしょうか? 
店主の鈴木弘二さんに聞いてみました。

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「んー、僕もよくわからないっす(笑)」。

ぎゃふん。

それでいいのか。それでいいのだな。
では今後も混在したりしなかったりで進めていきます。

鈴木さんは、河原町松原にある「炭火焼く鳥 ソリレス」のオーナーでもあります。


「ソリレス」は新鮮な朝挽き鶏を焼き肉のように好きな部位を選んで七輪で焼くスタイルが大好評。ポテサラなどのアテもうまい。
そして、実は酎ハイも焼き鳥と並ぶ名物なのです。

 

「『ソリレス』の前にも同じ形態の焼き鳥屋さんをしていて、その時からザクロなどの酎ハイを出して好評いただいていたんです。僕自身、元々バーテンダーをしていたこともあって、一般的な酎ハイの“レモン風味シロップ”なんかを使うのが許せなかったんですね。自分が出すなら絶対おいしいやつやったろ、とずっと思ってた」

 

「ソリレス」では、グラスいっぱいにいちごを詰めたスーパーいちごの酎ハイが大ヒット。


「酎ハイを目当てに来て下さるお客さんがすごく増えました。ありがたいしうれしいことなんですけど、正直、焼き鳥屋さんでこの状態はちょっとちゃうなと」

「やりたかったのは、酎ハイのバーなんです。フルーツを選んでもらってお酒を作るという」

 

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ドライフラワーがさりげなく「sour」の形! いちいち洒落とる!

 

2016年、やっと理想にかなう物件が見つかって「sour」をオープン。

京都によくある入口が小さくて奥行きのある鰻の寝床式ではない造りで、まず、お店の外からでも奥のショーケースに並ぶフルーツが見えるようにしたかったと鈴木さん。


たしかに、お店の前を行く人はかなりの確率でのぞき込んでいきます。それにお店に入った瞬間から目に入るし、自然と「どれにしよう?」って選んでいる気がしますよ。

「それと、大テーブルを中心に相席スタイルにしたのは、お客さん同士でこのお店のグルーブ感を楽しんでほしかったから。僕が元々クラブ好きでスタッフにDJもいるし、わりと大きい音を鳴らしているんです。夜は照明も暗めだし」

 

それでパリピ集いしお店、という印象につながったんでしょうかね。

「あー、そうかもですね(笑)。ここでイベントをするわけじゃないけど、クラブみたいに交流を楽しんでもらえたらいいなと思います。でも年齢層や職業もいろいろなお客さんがいらっしゃるので、プライベート感もある程度出せるよう、テーブルの真ん中にはオブジェを置くようにしました。聞かれたくない会話もこれで安心!」

なるほどー。たしかにパリピもいるけど、それだけじゃないし、おばはんでも充分楽しめることがわかりました。

 

ほかにはない酎ハイが飲めるし、普段行く酒場では会わないような人たちと話すまでいかずとも同じ空間で飲むというのはとても新鮮。
非パリピを自任する御仁こそ、あのショーケース目指してみてほしいっす!

 

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「今ね、とある大人のスポットへの酎ハイの出前なんかも考えてて……」

 

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「ザクロが女子向けで男子がバナナ……うひっ」

 

お店情報

SOUR

住所:京都京都市中京区裏寺町通四条上ル 裏寺町607-19 ヴァントワビル1F
電話番号:075-231-0778
営業時間:15:00〜24:00(LO 23:45)
定休日:不定休
ウェブサイト:http://sour.jp/

※この記事は2016年12月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:泡☆盛子

泡☆盛子

ライター。沖縄出身、京都在住。京都の水というか食がカラダに合い、40kg肥えたのが自慢。立ち呑みと、おかずケース食堂での昼酒が好き。

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