置物化したスパイスを活用、ビールにめっちゃ合う「チキンティッカ」が家のフライパンで焼けた【バリ猫ゆっきー】

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こんにちは! スパイスコーディネーターマスターのバリ猫ゆっきーです。

今回は夏にぴったり、ビールがすすむスパイス料理をご紹介します。スパイスカレー作りに使うスパイスで鶏肉を焼く「チキンティッカ」です。オーブンの出番なし、いつものフライパンで美味しく、色よく焼けますよ。

スパイスを使った鶏肉料理といえば「タンドリーチキン」がおなじみですが、骨付きの鶏肉を使うとタンドリーチキン、骨なしの鶏肉を小さく切り、串に刺して焼くとチキンティッカとなるだけ。どちらもスパイスとヨーグルトを合わせたたれに、鶏肉を漬け込んで焼き上げたもので、インドやパキスタンを中心によく食べられている料理です。

骨なしのチキンティッカは、骨付きのタンドリーチキンより火の通りが早く、家で焼くには手軽でおすすめ。ジッパー付きの保存袋と、フライパン用アルミシートやクッキングシートを利用して、辛ウマジューシーに仕上げましょう。

 

バリ猫ゆっきーの「フライパンチキンティッカ」

材料(2~3人分)

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  • 鶏もも肉 2枚(600g程度)
  • 付け合せの野菜(あればトマト、レタスなど) 適量

(A)

  • ヨーグルト(無糖) 100g
  • おろしにんにく、おろししょうが 各小さじ1
  • レモン汁 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1
  • ターメリックパウダー 小さじ1/4
  • パプリカパウダー 小さじ1
  • クミンパウダー 小さじ1
  • コリアンダーパウダー 小さじ1
  • ガラムマサラ 小さじ1
  • レッドペッパー 小さじ1/2~1(お好みで加減してください)

 

作り方

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1. 鶏もも肉はフォークで6~7ヵ所刺してから、2枚とも5~6等分に切り分ける。

 

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2. ジッパー付きの保存袋に(A)を入れて、袋の上からよく揉んで混ぜ合わせる。

 

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3. 2に鶏もも肉を入れて、

 

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よく揉み込み、空気を抜いて封をしたら、冷蔵庫に入れて2~3時間置き味をなじませる。

 

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4. フライパンに、フライパン用ホイルシートやクッキングシートなどを敷き、漬け込んだ鶏もも肉を皮目を下にして重ならないように並べる。フタをしたら、弱目の中火で焼き色がつくまで5分を目安に焼く。

火加減はやや弱めに。焦げやすいので注意してください。

ホイルシートやクッキングシートに肉から出た余分な油分や水分が出るので、キッチンペーパー等で時々、ふき取ります。これがキレイな焼き色をつけるポイント。裏返してからも同じようにふき取ってください。

 

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5. 皮目に焼き色がついたら裏返し、

 

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もう一度フタをして7~8分蒸し焼きにする。

 

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いい色に焼き上がりました。

 

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なお、魚焼きグリルで焼くのもおすすめです。グリルの種類によっても異なりますが、弱めの中火で様子を見ながら10~15分焼きます。余分な油や水分が落ち、より本格的な味に近づきます。

 

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6. 皿に盛り、お好みで付け合せの野菜を添える。

 

スパイスがよくからんだチキンティッカでビールがすすみます

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ヨーグルトに漬け込んだ鶏もも肉はとってもジューシー。骨なしで食べやすく、スパイスもよくからんでいて、食べ始めると止まらなくなる美味しさです。ビールがすすむのはもちろん、ご飯のおかずにもぴったり。串に刺して焼けばバーベキューにもいいですね。辛いのがお好きなら、レッドペッパーは小さじ1くらい入れるのがおすすめです。

ちなみに、ティッカとは、インドやパキスタンで話されているウルドゥー語で「切り身」を意味します。同じレシピで、マトンを使えば「マトンティッカ」、メカジキなど白身魚を使えば「フィッシュティッカ」も作れるので、そちらもビールのおともにおためしください。

 

作った人:バリ猫ゆっきー

バリ猫ゆっきー

スパイス料理研究家、スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーターマスター。スパイスレシピコンテストのグランプリ受賞がきっかけでスパイス料理のトリコになり、ブログ『楽しいキッチン*spice-cooking*』にてスパイスを使用した料理や、簡単で美味しいレシピ、アウトドアレシピを紹介。レシピ開発、料理教室講師、フードスタイリング・コーディネート、コラム執筆など幅広く活動中。バリ島の定番みやげ「木彫りの猫」がお気に入りで、“バリ猫”はそれにちなんだもの。

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