こんにちは! スパイスコーディネーターマスターのバリ猫ゆっきーです。
スパイスを効かせたインドの炊き込みご飯「プラオ」。フライパン1つで手軽にできるレシピで、これまでもサバ缶、ラム肉などを使ったものをご紹介してきましたが、
今回は、ブロッコリーがたっぷり食べられるアレンジレシピ。小房に分ける手間をなくして、大きなまま炊き込んでしまいます。食べるときに豪快に崩すのが楽しいですよ。
ブロッコリーと一緒に炊き込むのはミニトマトと、骨付きの鶏手羽中。それぞれのうま味をお米がもれなく吸って、美味しく炊き上がります。
バリ猫ゆっきーの「ブロッコリーと鶏手羽中のプラオ」
材料(2人分)
- ブロッコリー 1/2株(100~150g)
- 玉ねぎ(中) 1/4個
- ミニトマト 6個
- 鶏手羽中 8本
- 米(研いで水を切っておく) 1合(約150g)
- サラダ油 大さじ1
- 水 200ml
- おろしにんにく、おろししょうが 各小さじ1
- 塩 小さじ1
(A)
- コリアンダーパウダー 小さじ1/2
- クミンパウダー 小さじ1/2
- ターメリックパウダー 小さじ1/4
作り方
1.ブロッコリーは太い茎を切り落とす。玉ねぎはみじん切りにする。ミニトマトは3 個は小さく切り、3個はトッピング用に半分に切る。スパイスや調味料も揃えておく。
2. 深めのフライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏手羽中を入れて軽く塩、黒こしょう(いずれも分量外)を振り、両面に焼き色が付くまで炒める。
3. 玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎが半透明になってきたら、
おろしにんにく、おろししょうがも入れて全体に絡める。
4. 中火のまま、小さく切ったミニトマトを入れて軽く混ぜ、
(A)、塩も加えて混ぜる。
5. 米、水を入れて全体を混ぜ合わせたら、
ブロッコリーを、切り口を下にして真ん中にのせる。
6. フツフツとしてきたら、フタをして弱火にして13~15分炊き、火を止めてそのまま10~15分蒸らす。
フタができなければ、ブロッコリーは適当なサイズに切り分けてください。
7. 蒸らし終わったら、トッピング用のミニトマトをのせる。
ブロッコリーのホクホクとした食感も美味しい
ターメリック、ブロッコリー、そしてミニトマトでクリスマスカラーの華やかなプラオになりました。
大きなブロッコリーは存在感がありますね! ブロッコリーを崩しながら混ぜ合わせていただくと、ホクホクとした食感がたまりません。鶏のうま味をじわっと感じる、スパイシーながらもやさしい味わいのプラオです。
インドの家庭でもよく作られるプラオは、辛味のあるスパイスが入っていないのが特徴の1つ。スパイスの風味は好きだけど辛いのは苦手、という方にもおすすめのスパイスご飯です。コリアンダー、クミン、ターメリックと最低限のパウダースパイスだけでも美味しく作れて、いろいろな食材でアレンジできるので、ぜひお試しください。
作った人:バリ猫ゆっきー
スパイス料理研究家、スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーターマスター。スパイスレシピコンテストのグランプリ受賞がきっかけでスパイス料理のトリコになり、ブログ『楽しいキッチン*spice-cooking*』にてスパイスを使用した料理や、簡単で美味しいレシピ、アウトドアレシピを紹介。レシピ開発、料理教室講師、フードスタイリング・コーディネート、コラム執筆など幅広く活動中。バリ島の定番みやげ「木彫りの猫」がお気に入りで、“バリ猫”はそれにちなんだもの。
企画協力:フーディストノート
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