こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
本日は、白菜をたっぷり食べられるエスニック一人鍋をご紹介します。
白菜の量に対して水が少ないかも、と最初のうちは心配になるかもしれませんが、白菜は90%以上が水分といわれるほど。水から入れて煮込んでいくうちに、白菜から水分と甘みがどんどん出てきます。
調味料はナンプラー、酒、みりんの3つでOK。豚バラの脂の甘みとうま味、そして白菜の甘みが詰まったスープを、ナンプラーの強烈なコクとうま味がさらに引き立ててくれます。たっぷり入れるせん切りのしょうがも存在感あり。食感も風味も◎です。
エダジュンの「白菜と豚バラのしょうがナンプラー鍋」
【材料】(1人分)
- 豚バラ肉(薄切り) 100g
- 白菜 400g
- しょうが 2片(20g程度)
- 鷹の爪(種を取って輪切りにする) 1本
- 水 400ml
- ナンプラー、酒、みりん 各大さじ1
作り方
1. しょうがはせん切りにする。
白菜は食べやすい大きさに切る。
2. 鍋に白菜、水、
しょうがを入れて、
フタをし、中火で3~4分温める。
短い時間で白菜の甘みを引き出せるよう、フタをしてください。
3. フタを取り、豚バラ肉、ナンプラー、酒、みりん、鷹の爪を入れたら、フタを戻してさらに3~4分煮て完成。
白菜がクッタリして食べごろですね。
白菜の甘さが際立ちます!
白菜を水から入れて煮ることで、スープに白菜の甘さが入って本当に美味しいです。ナンプラーはお好みで食べる際に足してください。具には舞茸やぶなしめじなどお好きなきのこを追加するのも、うま味が増していいですね。
せっかくウマすぎるスープができるので、最後はご飯や麺を入れてシメを楽しんでください。おすすめは、エスニック鍋らしくビーフン。3分くらい煮て、刻んだねぎと黒こしょうをトッピングして美味しくいただきました。ちなみに、ビーフンは煮すぎると食感がやわらかくなりすぎるのでご注意を。
白菜の甘さが際立つ1人鍋。調味料3つでできるので、ぜひ作ってみてください。
白菜と豚バラで作る台湾メシ「魯白菜(ルーバイツァイ)」も、素朴な味でポカポカになれますよ。
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
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企画協力:レシピブログ
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