料理も笑いも本気!バラエティー番組みたいな焼き鳥屋に潜入【大阪】

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こんにちは。謎多きグルメが大好物なリポーターのハシモトです。今回、ご紹介させていただくのが、私の地元、大阪・堺市で「オモロイ焼き鳥屋さん」として知る人ぞ知る「やきとりつくね バカ一代」です。

 

一体、どんなところがオモロイのか?

 

それは、お店の看板からも伝わってくるのですが、とにかくお客さんを楽しませよう! という熱意がすざまじいのです。

 

トップ営業マンから一転! 突如として「焼き鳥屋」を手がける!

地下鉄御堂筋線・なかもず駅、南海電車・中百舌鳥駅から徒歩数分。お店がある方向へ向かっていくと、嫌でも目につく看板が見えてきます。

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店名も恐るべきインパクトですが、なかなか道すがら「やきとり人間」なんていう文字を目にすることはないでしょう。こんなところからすでに、お客さんを楽しませようというお店の方の情熱が伝わってきます。

 

というわけで、店内に入ってみると……。

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「どうも、こんにちは! お待ちしておりました」

と、威勢のいいすがすがしい挨拶をしてくださったのが“前のめりバカ日本代表キャプテン(自称)”の伊勢さん(写真右)。ちなみに、左でオチャメなポーズをとっているのが今回の取材で調理を担当してくださる茂美(しげみ)ちゃん。

 

看板もそうですが、いたるところに笑えるポイントを仕込んでいるのがこちらのお店の特長。例えば、メニューに目を向けてみると……

 

◯ぶちシバキきゅうり(378円)
◯セクシー高橋の韓国風むし鶏(486円)
◯とりかわ誠二(378円)
◯《中百舌鳥名物にしたい》手羽から 熱い大作(162円/本)

 

などなど、どうしてこんなにもバラエティー番組みたいな焼き鳥屋さんにしているのか。その理由についてたずねてみました。

 

「もともとは、とある企業で営業マンをしていました。正直、成績もトップで順調に仕事をしていたのですがふとした疑問を感じて退職。そんな頃に、沖縄で結婚式を挙げることになったのです(笑)。そんな状況なので、不安を感じていたのですが、教会からホテルまでをリムジンで移動する途中に見知らぬ人から『おめでとう、お幸せに!』という祝福の言葉“おめでとうシャワー”を受けたんです。このとき、自分は人を祝福する、喜ばせられる仕事をしたいと強く思ったんです。それで、いつしかこのような形になっていきました」

 

なるほど! だれかを楽しませたり喜ばせたりしたいという気持ちがお店をはじめるきっかけになったのですね。そしてこのとき伊勢さんは、とある考えに思い至ったというのです。それが……。

 

「店名にもなっている“バカ”というのは、なにかに一生懸命だったり没頭したりこだわったりするといった良い意味として捉えています。そこから、“バカになれる情熱”を自分の信念にしました。それは、前のめりに生きていくということ。だから私の肩書きも“前のめりバカ日本代表キャプテン”にしています。このお店をはじめるとき、周囲から絶対に失敗すると忠告されましたが、その情熱を持って前に進んできたから多くのお客様に足を運んでいただけるようになったと思っています!」

 

そんな信念を持った伊勢さんは、《楽しませる》ためにオモシロ化へシフト。気づいたときには、お店中に《笑い》が仕込まれるという結果になったのですね……!

 

店名にもなっている“つくね”料理

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鶏の生ミンチ3種でつくる「俺のつくね 月見焼」(216円)。

 

鶏肉が今でもそれほど好きではないという伊勢さんが、「そんな俺でもおいしいと思わえるメニューを」ということを心がけ調理したのが、こちらの「俺のつくね」です。

冷凍モノは使用せず、鶏モモ、鶏皮、鶏カッパの3種をミンチに。野菜は、ネギと玉ねぎなど。そして、肉のつなぎと隠し味として豚ミンチを使用。

 

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新鮮な鶏肉を使っているからこそできる、この仕上げ。それを、つくねを焼いたときに出る脂を加えてつくる醤油ベースの特製ダレにつけて食べてみると……ビールなくして食べることができない味わいに仕上がっています!

 

付け合せの黄身もつぶして、ディップして食べてみると……。

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味わいが一気にまろやかに! 大げさではなく、何個でもぺろりと食べられてしまうようなおいしさです。1つのテーブルに1つではなく、1人1つがちょうどよいメニューかもしれません。

 

骨ごと食べられる?「俺のうまとろ」(518円)

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鶏肉以外のおすすめメニューとして作っていただいのが、「俺のうまとろ」。豚の軟骨を醤油とみりんでじっくりと煮込むことで、骨まで柔らかになり丸ごと食べられるとか。

 

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丁寧に煮込んでいるので、食感はトロトロ。軟骨とは思えない味わいです!

 

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こちらも卵につけてディップして食べると、醤油&みりんの味わいと絶妙にマッチしてまろやかに。こちらもアルコール必須! 伊勢さんは、コラーゲンがたっぷり入っているメニューなので女性におすすめしたいんだとか。

 

鶏肉好きにはたまらない!「せせりとにんにくの壺蒸し」(626円)

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炭であぶったせせりと、スライスしたにんにくをぜいたくに使用し、壺の中で蒸し上げたメニュー。

 

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鶏の皮からつくった脂で蒸し上げており、鶏肉好きにはたまらない鶏のおいしさを凝縮させた味わい。

 

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鶏肉本来のうま味はアルコールにはもちろん最適ですが、白ごはんにたっぷりかけたくなるご飯のお供にも持ってこいのおいしさです。

 

伊勢さんは、にんにくがこれでもか! というほどたっぷり入っているので、翌日はおそろしいパワーを発揮できるので男性にこそオススメしたいメニューとのこと。

 

大人数も対応可能な「はなれ」とは?

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こちらのお店では、どこまでもお客様主義を貫くため店内は広々。座敷席とカウンターが設置されていて、シーンに応じて使い分けが可能です。

 

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これだけでも十分なのですが、伊勢さんはそれだけに留まらず、「はなれ」を設置してしまいました。それを伝えるのが、こちらの気になる立て看板。

 

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それが、お店から十歩(一軒、別のお店を挟んだ隣)のところに、こんなに楽しそうな場所があったのです!

 

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伊勢さんが経営する沖縄料理店だそうで、ここを「はなれ」として開放。大人数のお客さんが来たときはこちらで対応しているので、これからの忘年会シーズンにはピッタリなお店と言えます。

 

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このように、どこまでもお客さんを喜ばせようとする伊勢さん。一見すると、“悪ふざけ”にもとられかねないことを、真剣に真摯(しんし)な気持ちで取り組むからこそお客さんに伝わっていく。そのオモロく熱いオーラこそがこのお店のいちばんの特長だと思います。

 

これからもそのような、とことんオモロイ路線を突き進み、焼き鳥業界の異端児として今まで以上に活躍してほしいです。伊勢さん、ありがとうございました!!

 

お店情報

やきとりつくね バカ一代

住所:大阪府堺市北区中百舌鳥5-795
電話番号:072-240-3323
営業時間:火曜日~日曜日18:00〜翌2:00(片付けが終わるまで)※翌1:00以降も入店可能。
定休日:月曜日
ウェブサイト:http://ameblo.jp/tukunebaka/

www.hotpepper.jp

 

書いた人:ハシモトアカネ

ハシモトアカネ

大阪在住の覆面ライター。たけし軍団への入団を断られて以来、まっとうな仕事に就くことなく売文業一直線。WEBや雑誌の編集をやりながら、ペンネームで各媒体に原稿を書き続ける日々。

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