みなさん、こんばんは。メシ通レポーターの暇モアイです。
今回は、僕の行きつけのもつ鍋屋さんがあるので食べに行きたいと思うのですが、なんかこう一人じゃ寂しいじゃないですか?
寒い冬に一人でもつ鍋つつくのもいいのですが、どうせなら何人かで、そして欲を言うならかわいい女の子もいたら言うことなしですよね?
僕友達が少ないので、どうしようかしばらく考えていたところ、画期的な案が浮かびました。
一人もつ鍋を回避するために…...
そうだ、ナンパしてみよう!
とりあえず声かけてみよう。
外気温3℃の中、人通りの少ない西鉄雑餉隈駅で待ち続けていると......。
きれいな女性が降りて来ました。あれ? 赤い髪? そして外国人??
うぉ~~美女!
こちらを見向きもしないで立ち去ろうとしている。急げ! 急がないと行ってしまう!
あの〜、日本語話せますか?
話せるよ〜。
よかったら、今からもつ鍋食べに行きませんか? もちろんごちそうするので。
もつ鍋? 食べたことないけど食べてみたい! 行く!
おぉ! ナンパ成功!!
彼女のノリの良さに助けられました(笑)。
※「なんかクサい展開になってきたなぁ」と思われた方もどうかそのまま読み進めてください。
こちらの美女のお名前はファリナさん。ドイツから日本に来られたそうで、日本語がめっちゃ上手でした。
ラーメンとかお好み焼きは食べたけど、もつ鍋は食べたことがないらしく、 今回が初体験なんだとか。
駅からしばらく歩くと目印の赤い看板が。
こちらが僕の行きつけの「宗家 赤門屋」。
いざ店内へ
お店なんと地下に続いています。なんか地下室みたいで楽しい。
お店に入ると選べるお通し。
「お一人お一つ選んでください」と言われます。
それにしても種類が豊富!
全部おいしそうなので、よくここで立ち止まって悩んでしまうんですよね。
店内は地下2階まで続き、地下通路みたいになっています。童心をくすぐられます。
早速もつ鍋を注文します。
「もつ鍋」ってな〜に?
「もつ」は内臓のこと。牛の内臓の鍋!
それっておいしいの?
おいしいから食べてみてよ。
注文後すぐもつ鍋到着!
これがもつ鍋ね。
めっちゃヘルシーそうね!
二人前でこの量。めっちゃボリューミーですよね!(一人前 1,250円)
食べきれるかな〜?
とりあえず乾杯!
新鮮な熊本産の馬刺し
もつ鍋が出来上がるまでの間、もつ鍋の他にも初体験をさせてあげようと、馬刺しを注文。
▲熊本産の馬刺し(1,200円)
これ刺身?
刺身は刺身だけど、「馬」の刺身。
馬? 馬ってあの馬?
そうそうあの馬。うまいよ!(馬だけに)
......ファリナさんには聞こえていないようだ。
ぱくっ。
おいしい!
でしょ!(照)
ってかかわいいなぁ。彼女になってくれんかな〜。
もつ鍋出来上がり〜
ファリナさんのかわいさをかみ締めていると、もつ鍋がいい塩梅に。
ありがたいことに、自分でチェックしなくても店員さんが来てくれるんですよね。
もつ鍋のできあがり〜!
▲もつ鍋をつぎ分ける下心見え見えの暇モアイ
ほれほれ、食べんしゃい。
▲プリップリの巨大もつ
白くて変なものがあるけど、これが「もつ」?
そうそう、それが「もつ」だよ。おいしいから食べてみて。
ぱくっ。
......。
※「バリうまか!」フラッグはお店に用意されています。
おいしいね!
おいしいでしょ! よかった~。
ニンニクも入ってておいしい。ドイツにはこういうかみ応えのある食べ物ないから、苦手な人もいると思うけど、私は好き。
店長登場!
店長、ちょっとお話うかがってもいいですか?
はいっ! すぐ行きます。
こちらのパンチパーマかつ、一度見たら忘れられないぐらいインパクトのあるお顔の持ち主が、赤門屋の店主滝澤翼さん(通称:タキツバ)。芸名みたいなお名前で、月間に30回以上「本名ですか?」と聞かれるそう。
店長、こちらの方はファリナさんていいます。もつ鍋が初体験だったけど、めっちゃおいしかったみたいです。
おいしかった!
よかった〜。ドイツにも出店しようかな(笑)。
おいしかったけど、食感が独特だからドイツでは厳しいと思う……。
ストレートに言いますね(笑)。でも、あっさりしてて素材の味がいきていて、今日も本当においしかったです。
うちは「もつ」の鮮度には絶対の自信がありますからね。1981年創業で父親の代からお店をやってますけど、ずっとそこだけはこだわり続けてますね。
もつ鍋は二人前でもすごいボリュームだったんですけど、あれも店長のサービス精神からなんですか?
あれは父の時からです(笑)。父は計算が苦手だったみたいで、やたらと量が多くなっていますが、それでお客さんが喜んでくれているので、そのままの量で出し続けています。
店長優しい!
お会計は二人で5,870円! これだけ食べても6,000円いかないなんて......。
おいしいもつ鍋のあとに賭けに出た!
お酒が入り、かわいいファリナさんを目の前にした僕はここで、一つの賭けに出ることに。
ファリナさん......。
何?
よかったら僕と......。
付き合ってください!
おいしいもつ鍋食べて、お酒も飲んでめっちゃ楽しかったし、この流れなら絶対イケる! これで僕の寒々しい日常も暖かくなるはず......。
無理〜! もつ鍋はタイプだったけど、あなたはタイプじゃないの。ごちそうさま〜。
ええ〜〜〜〜〜!
結局連絡先も聞けないまま......。
いくらおいしいもつ鍋でも男女の仲をとりもつことはありませんでした(だれうま)。
お店はJR鹿児島本線「南福岡」駅より徒歩5分、西鉄大牟田線「雑餉隈」駅より徒歩8分と好立地。フレンドリーで素敵な接客と、絶品のもつ鍋に癒されに是非「赤門屋」にお越しください。
お店情報
宗家 赤門屋
住所:福岡県福岡市博多区竹丘町1-4-3 南福岡パークホームズ地下1階
電話番号:092-591-2214
営業時間:17:00~24:00(LO 23:30)
定休日:日曜日
ウェブサイト:http://akamonya.com/
※この記事は2017年12月の情報です。
※金額はすべて税込みです。