こんにちは、野菜農家のホマレ姉さんです!
今日は姉さん家で定番のカレーチャーハンをご紹介しようと思っていますが、このカレーチャーハン、主役はなんとパセリです!
そうです、洋食屋さんで出てくる料理でお皿の端っこの方に、いつも申し訳なさそうに座っている、あのパセリ君。
栄養価が高いのは知っているけれど、「ま、いっか……」っと、食べてもらえず7〜8割は捨てられてしまう、あのパセリ君。
しかし、このレシピではそのパセリ君をドドーンと使ってしまいますよー。……エー、苦そうなんですけど……。
ノーノーノー、信じてもらえないかもしれないけれど、パセリの苦味は加熱すれば弱まり、気にならない程度の苦味に抑えられます。
他の材料も鶏ムネ肉と玉ネギ、あとは普通の家庭にありそうな調味料で作れますから、気軽にチャレンジできるでしょ。
鶏ムネ肉はパサパサしてて、ちょっと……。イヤイヤ心配ご無用! 鶏ムネ肉をある魔法の液に浸すだけで、とってもジューシーになるんです。
その名はブライン液……、これまたどこの家庭にも必ずある砂糖と塩で作れちゃいますから、騙されたと思って試してみてくださいね。
鶏ムネ肉とパセリのカレーチャーハン
材料(2人分)
- 鶏ムネ肉 1枚
- パセリ 1と1/3〜1と1/2カップ
- 玉ネギ 1/2個
- カレー粉 大さじ2
- コンソメスープの素 1個
- 塩 小さじ2/3〜1
- サラダ油 小さじ4
- 冷飯 360g
- ブライン液材料
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1弱
- 水 160ml
作り方
- 鶏ムネ肉の皮と脂を取り除き、肉に数か所フォークを刺す。
- 保存袋にブライン液材料をすべて入れて混ぜ合わせたら、1.の鶏ムネ肉を入れ30〜180分漬け込む。
- 2.の鶏ムネ肉を包丁で観音開きにし、厚みを均等にしてから2cm角に切る。
- パセリは粗みじん切りにし、玉ネギは皮を剥いてから1cm角に切る。
- 冷飯をザルに入れ、流水でほぐすように洗いヌメりを取る。
- 布巾やクッキングペーパーなどで飯の水気をよく取る。
- フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、弱火でジックリ3.の鶏ムネ肉を炒める。
- 鶏ムネ肉の色が変わったら、4.の玉ネギを加えて一緒に炒め、玉ネギにも火が通ったら一旦器に取り出す。
- 8.のフライパンにサラダ油小さじ2を熱し、6.の飯を木べらで炒める。
- 飯を炒めたら、鶏ムネ肉と玉ネギをフライパンに戻し入れ、塩、コンソメスープの素(予め砕いておく)、カレー粉を加えて炒め、味をつける。
- 4.のパセリを加え、軽く炒め合わせて火を止める。
一番有名なハーブといっても過言ではないパセリですが、ビタミンCやK、βカロテン以外に鉄分やカリウムなどのミネラルも多く含んでいます。
こんなにありがたいパセリを主役にしたカレーチャーハン。加熱したパセリの心地よい苦味とカレー風味が相乗効果で美味しさUP!
また、パセリを加えることで彩りも良くなり、見た目にも食欲がそそられますよね。実際、パセリには食欲を増進させる効果があるんですよ。
ちなみに今回はアフロヘアみたいなモスカールド種のパセリを使いましたが、イタリアンパセリでももちろん構いませんよ。
書いた人:ホマレ姉さん
岡山県で20年余り続けてきた有機農業を一旦終了。拠点を同県内の他地に移し、再開すべく奮闘中(2019年現在)。オシャレなレシピからビギナー向けの簡単なレシピまで、ワクワクするようなレシピを目指している。
- ◆ブログ:今日、何食べよう?~有機野菜の畑から~ ◆Twitter:@homarecipe ◆Facebook:ホマレ姉さん