真珠の粉入り! 1本 6,500円の超高級食パンに迫る【兵庫・姫路】

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美味しさを追求したらこうなった

世の中に高級と呼ばれるものは数多くあれど、食パンでここまで高級と名の付くほど値段がするものは、おそらくこれだけではないでしょうか。

 

兵庫姫路市にある「レトワブール(Les 3 boules)」の「高級XO食パン」はなんと、1本 6,500円!

毎週木曜日のみの販売で、1日に10本しか販売しない限定のパンです。1本の量は2斤分になりますが、一般的なパン屋さんの食パンが300~500円程度と考えるとかなり高価。「6,500円もする高級食パンを食べてみたい」という衝動にかられて、予約して姫路まで足を運びました。

 

場所は、JR姫路駅からさらに山陽電気鉄道本線に乗って2駅の亀山駅。周囲は田園風景が広がるのどかな場所です。駅から歩いて5分ほどのところに、今回目指す「レトワブール」を発見しました。こんなところと言っては失礼ですが、それぐらい都会とはほど遠い風景の中にお店はあります。

 

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オーナーによると「美味しいパンを追求したらこうなった」という「高級XO食パン」。2,000円~3,000円ぐらいの食パンは時々見かけますが、さらに上をいく食パンを作ろうと思ったそうです。

 

試行錯誤の末できあがったこだわりの食パンを、食通たちに食べてもらったところ「これは売らなきゃダメだ!」との言葉を得て、販売に至ったというのが経緯だとか。

 

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箱も袋も、「高級XO食パン」用の特別仕様のものです。この特別感がまさに高級感!

 

パン1本に真珠が3グラム入っている!

「最高級の食パンを作りたい」との思いから、すべての素材にこだわり、仕込みは焼く前までに3日間かけるほどの気の入れよう。高級食パンの生地のベースになる小麦粉は、国産小麦も含めて何種類もの小麦粉の中から厳選した上、たどり着いたのはフランス産の小麦粉。他の素材との相性が良く、味が一番美味しいと感じて、この食パンにふさわしいと判断したのだとか。

バターは、デンマークで100年以上の歴史を誇る、ルアーパックの発酵バター。卵は、契約農家の奥丹波地卵。なかでも生後180日までに育った若鶏の生んだ希少な地養卵を使っています。ほかにも蒜山ジャージー牛乳プレミアム、ゲランドの塩、本和香糖など、使用する食材はすべて一流のもの。

 

さらに、秘密はそれだけではありません!

「高級XO食パン」は、1本に3グラムの真珠の粉が含まれているんです。真珠を入れようと思ったのは、美容のためにクレオパトラや楊貴妃をはじめ、セレブが愛用していると聞いたから。1回の食事で0.3gの真珠の粉を食べればいいということを知り、5枚切り2斤分で3gを入れることに決めたそうです。

 

オーナーは「真珠の粉は女性にウケる思いました。でも、食べてわかる風味ではないです」と仰っていますが、真珠の粉が含まれているというだけで肌にいいような感じがしてしまいます。6,500円という値段設定から、さぞかし真珠の粉は高価なのでは? と思い、3gでどれぐらいの金額なのかをお聞きしたのですが、「企業秘密で!」とのお答えでした。

 

その高級感が気に入って、何度もリピートされるお客さんも多いそうです。また、糖度も普通の食パンよりも4割程度少なくしているため、健康を気遣う人にうれしい配慮がされています。

 

オーナー曰く、「味と値段については賛否両論です」と、価値を感じる人と、そうではない人の意見があるとのこと。それでも、毎週のようにリピートするファンもいるというから、価値は十分あるのでしょう。

 

カットするのが大変なフワフワ感が見事!

作りたての高級食パンをすぐにでも食べたい気分でしたが、店内にはイートインスペースがないため、食べたい気持ちを抑えて、家に持ち帰りました。

 

自宅では、「当日はそのまま食べるのが美味しい!」の声をそのまま実践。カットした瞬間からほんのりと甘い香りがして、食欲がそそられます。すでに焼き上がりから時間が経って冷めてはいますが、フワフワ感はそのまま残っており、トースターで焼かなくても美味しさは充分感じられます。フワフワすぎて、カットするのがちょっと大変でした。

 

翌日はトーストしてバターを塗って食べるのがオススメと教えてもらいましたが、待ちきれず、買った日にさっそくトースターで焼いてみました。サクッとした食感で、甘さが口の中に広がります。真珠の味はわからないけれど、やはり「美味しい!」と感じます。6,500円の価値があるかどうかは、食べて確かめるしかありませんね。

 

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▲真珠の味はわからなかったけど、焼いてもフワフワ! ガンガン食べちゃいます

 

保存料を使用しておらず日持ちがしないため、食べきれない場合はカットして冷凍庫で保存しましょう。次に食べるときには、冷凍庫から出して、そのままオーブントースターに入れると、焼き上がったときと同じ状態のパンの味を楽しむことができます。

 

繰り返しますが、値段は1本(2斤分)で6,500円。1斤を5枚切りとした場合、1枚が650円の計算です。家で食べるパンにしたら、超高級に思えますが、喫茶店でトーストを食べた場合、コーヒーと合わせて500円ぐらいはかかります。オーナーのパン作りへのこだわりと値段のバランスを考えると、それほどぜいたくなものではないかも知れません。

 

「高級XO食パン」はネットでお取り寄せもできるため、興味がある方は食べてみるべしですね。

個人的には、「一度ご賞味あれ!」です。

 

プリンもシフォンケーキも絶品

さて、このレトワブールのパン屋さん。美味しいのは、「高級XO食パン」だけではありません。

カロリー控えめの希少糖を使った極シフォンケーキ(1ホール 480円)もフワッフワ!

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▲希少糖を使ったシフォンケーキ


お客さんからの問い合わせが多いブリオッシュは、食パン10本に毎回2キロのバターを使うため、バターが高騰している今は販売停止中とのこと。オーナーは残念がっていましたが、販売が再開される日も近そうです。

手頃な値段のパンも美味しいので、ぜひ食べてもらいたいですね!

 

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▲売り切れ続出のパン

 

いずれにしても「パンを焼くには、温度が一番大事」と言い切り、「こだわって作っていたのが、普通になってしまった」というオーナーは、パン作りに関しては、信念を貫いています。

パン職人の意気込みを感じさせてもらいました。

 

お店情報

レトワブール(Les 3 boules)

住所:兵庫姫路市亀山2-161-1-103
電話番号:079-233-3935
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日・第2月曜日
ウェブサイト:http://www.les3boules.jp/

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:Jeana

Jeana

三重県生まれ。ライター。編集プロダクションを経てフリーに転身。webを中心に活動中。食べることには目がなく大食漢。プリン、モンブランを見つけると食べずにはいられないが、一方でオーガニック、グルテンフリーにも興味々。

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