嫁さん評価 ★★★★☆
「この食感と味は完全にナポリタンだわね。懐かしい味もするし、新しい味? のような気もするし」
娘評価 ★★★★★
「それにしても、ふっといパスタやねぇ~。冷たいし食べ応えもあるねぇ。おしゃれな味じゃないけど、おいしいパスタやね!」
モッチリムッチリの麺に、具は玉ねぎとピーマン、そして赤ウインナー。ちょっと甘めのソースで、そこにタバスコをたっぷりかけて唇をピリピリさせながら食べる……。いつかどこかの喫茶店で食べたナポリタンの味、あー懐かしいですわー。
そのナポリタンを夏っぽく、今回はちょっと珍しい「冷やしナポリタン」にしました。実はこの冷たいナポリタン、私が調理師学校時代の調理班で「まかない」として作っていた正真正銘の懐かしの味。何度も作ったから味も食感も間違いなし!
で、味もいいんですが、ピーマンには疲労回復のビタミンC、玉ねぎの硫化リアル(切ったら涙が出る成分)はやはり疲労回復や食欲増進、ケチャップにもβカロテンやリコピン……。と、具だくさんのナポリタンは暑い季節にこそおすすめなんです!
かめきちパパの「冷やしナポリタン」
【材料】(2人分)
- パスタ(2.2㎜) 140g
- 赤ウインナー 6本
- 玉ねぎ 1/4個
- ピーマン 1個
- マッシュルーム(缶詰) 20g
- バター 15g
- 塩、胡椒 適量
- ケチャップ 大さじ6
- オリーブオイル 大さじ2
- タバスコ 5振り
作り方
1. 3リットルくらいの水を沸騰させ、1%の塩(約30g、分量外)を入れてパスタを袋に書いてある時間通りにゆでる。ザルにあげオリーブオイルをかけて混ぜ合わせておく。
※まず最初にパスタをゆでることで、具材の切りものをしている間にいい感じのモッチリ食感に!
2. 赤ウインナーは格子状に切りこみを入れてから5㎜幅の輪切りにする。
※これめっちゃ大事なポイント。切り込みをいれてから輪切りにすると、炒めている時に赤ウインナーの独特のおいしさが出るんです。
3. 玉ねぎは1㎝幅のくし切りに、ピーマンは種を取り輪切りにする。
4. 熱したフライパンにバターを溶かして赤ウインナーをしっかりと炒めた後、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームを加える。塩、胡椒をし玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、ボウルに移してケチャップ、タバスコ、オリーブオイルとあえる。ひと回り大きなボウルなどに氷水を入れ、具の入ったボウルをしっかりと冷やす。
5. 1のパスタもあらためて水で洗う。氷水で冷やして水分を切り、4のボウルに加えて混ぜ合わせたら出来上がり。
ちょっと甘めのソースにピリッとタバスコが隠し味!
2.2㎜とめっちゃ太めのパスタ!! この太さだからこそソースがよーく絡まるんですわ。そこにぴったりなのが、香ばしさがたまらないホッピーブラック。黄金比の焼酎1:ホッピー5で割って、よく飲んでよく食べて暑気払い!
そうそう、赤ウインナーは、熱湯で1分ほどボイルしてから輪切りにして焼くのもおすすめ。カリッと焼けてちょっと上品な味になります!
うどんのようなモッチリ麺の食感と、王道の赤ウインナーたっぷりがうれしいナポリタン。夏はアマトリチャーナや冷製トマトパスタがウマいですが、この冷やしスタイルなら、少々暑い日だってみんな大好きなナポリタンが楽しめますよ~!
※この記事は2017年7月の情報です。