こんにちは！ 管理栄養士の北嶋佳奈です。
ホットケーキサンドなるものをご存知でしょうか。我が家でもホットケーキは休日のブランチの定番です。でも、いつもバターとはちみつをかけるだけ。飽きてくるし、何より栄養不足が心配です。
そこで、インスタグラムで見かけた「#ホットケーキサンド」。ホットケーキに野菜や卵など好きな具材を挟んだ、楽しい＆見た目も華やかな一品なんです。“甘じょっぱい党”の方にはぴったりのホットケーキサンド、今回は簡単たまごサラダの作り方と合わせてご紹介します。
北嶋佳奈の「ホットケーキサンド」
【材料】（ホットケーキ4～5枚分）
- 市販のホットケーキミックス 150g
- 卵 1個
- 牛乳または豆乳 1/2カップ
（卵サラダ：ホットケーキ1枚にサンドできる量）
- 卵 1個
- マヨネーズ、牛乳 各小さじ1
- 塩、こしょう 少々
作り方
1. ボウルに卵、牛乳（または豆乳）を入れてよく混ぜ、ホットケーキミックスを入れて軽く混ぜる。
ホットケーキの生地は混ぜすぎると、焼いた時にふくらみが悪くなります。そこで、ホットケーキミックスは後から入れれば混ぜすぎる心配がありません。今回は中に具を挟むため特にふっくら焼き上げたいので、生地は混ぜすぎに注意しましょう。
2. 中火に熱したフライパンにお玉1杯（1枚分）の生地を広げ、両面に焼き色がつくまで弱火で焼く。
テフロン加工のフライパンであれば、油は敷かないほうが表面がきれいに焼けます。そうでなければサラダオイルかバター（いずれも分量外）を薄くひいてください。
また、生地を広げる際はフライパンより少し高い位置でお玉を傾け、生地に空気を含ませるようにするのもふんわり焼くコツです。
3. 焼きあがったホットケーキを半分に切り、切り込みを入れて袋状にする。
食べきれないホットケーキは、冷めてからラップに包んで冷凍がおすすめ。カットした状態で冷凍しておくとすぐに食べられます。1ヵ月くらいは保存OKです。電子レンジで解凍してから、もう一度サラダオイルかバターをひいたフライパンで焼くとふんわり、外はカリッといただけます。
4. 中に挟むたまごサラダを作ります。耐熱容器に卵を割り入れ、破裂防止に爪楊枝で数ヵ所黄身に穴を開けてから、ラップをし、600Wの電子レンジで50秒加熱する。フォークで潰してマヨネーズ、牛乳、塩、こしょうを加え混ぜ、3に詰める。
5. 4のたまごサラダを、3のホットケーキに挟んで完成。
ピタパン気分でいろいろ挟んで！
ホットケーキに切り込みを入れることで「ポケットサンド」のようになるので、好きなものを挟んで楽しんでください。今回はレシピをご紹介したたまごサラダと、ツナ缶をマヨネーズで和えたツナマヨ＆レタスも作ってみました。他にも、ベーコン、アボカド、海老マヨなども“甘じょっぱい”を楽しめていいですね。
サンドイッチ感覚で、お弁当にも使えるホットケーキサンド。ぜひ、オリジナルの組み合わせをお試しください。
作った人：北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』（ともに宝島社）など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』（宝島社）は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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