こんにちは! 管理栄養士の北嶋佳奈です。
野菜が高いときに頼りになるのが、お値段が比較的安定していて買いやすいカット野菜です。野菜を切る手間が省けるのはもちろん、必要な分だけムダなく買えて、ミックスタイプなら1袋で野菜があれこれ食べられるのもうれしいですね。
今回はそんなカット野菜を使った冬メシレシピ。白菜入りの鍋用カット野菜と、バター、薄力粉、牛乳の即席ホワイトソースで手軽に作れる熱々の白菜グラタンをご紹介します。
耐熱皿で直接調理&包丁も使わないので、洗い物も最小限で済みますよ!
ちなみに、白菜のビタミンC(体の抵抗力アップに役立つ)、カリウム(摂りすぎた塩分を排出するのに役立つ)は水溶性の栄養素。茹でたり煮たりせずに調理すれば余すことなく摂れますよ。
北嶋佳奈の「白菜とベーコンのスピードグラタン」
【材料】(1~2人分)
- 鍋用カット野菜(白菜入りのもの) 1袋(250g程度)
- スライスベーコン 1枚(20g)
- 塩 少々
- バター(有塩タイプ) 5g
- 薄力粉 大さじ1
- 牛乳 100ml
- ピザ用チーズ、ドライパセリ 適量
作り方
1. グラタン皿など深めの耐熱皿に野菜を入れて塩少々(分量外)をふり、バターをのせる。
ここで塩をふっておくと、野菜から余分な水分が出てしんなりしやすいです。
2. ベーコンをキッチンバサミで1cm幅にカットして散らす。
カット済みのベーコンを使えば、キッチンバサミも出番なしですね。
3. ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600w)でまずは4分加熱する。
4. 電子レンジから取り出し、薄力粉をふって粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、
牛乳を3回くらいに分けて、全体を混ぜながら加える。
5. 牛乳をすべて入れたら、今度はラップをせずに電子レンジで3分加熱してとろみをつける。とろみがついたら塩少々で味をつける。
最後にチーズをのせて焼くので薄味でOKです。
3分加熱してとろみがゆるければ、様子を見ながら追加で1分ほど加熱してください。
6. ピザ用チーズを散らし、
オーブントースターやグリルで焼き色が付くまで焼いて、ドライパセリをふって完成。
今回は魚焼きグリルで5分ほど焼きました。
鍋に飽きたら白菜グラタン!
即席のホワイトソースをからめて焼いた白菜は、とろとろで熱々! 先に電子レンジで加熱してから焼くので、白菜グラタンにありがちな水っぽさもなく美味しく焼けました。
味付けは少量の塩とバターの塩気だけですが、チーズのコクとベーコンのうま味で物足りなさはなし。おつまみにもぴったりです。
今回は野菜だけで作りましたが、チーズを散らす前に茹でたマカロニを混ぜてマカロニグラタンにしたり、ご飯を入れてドリアにしたり、お腹の空き具合でアレンジしてくださいね!
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。『小さなおかず365』(永岡書店)、『旬の野菜をもっとおいしく!デパ地下みたいな ごちそうサラダ』(宝島社)など著書多数。最新刊『一品で大満足!デパ地下みたいなごちそうサンドイッチ』(宝島社)は累計30万部越えのデパ地下シリーズ最新刊で、定番サンドから見た目も味も楽しいサンド、スープにサイドメニューレシピと全139レシピ掲載のボリュームある1冊。
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企画協力:フーディストノート
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