こんにちは~筋肉料理人です!
皆様、明けましておめでとうございます! 今年も宜しくお願いします。さて、松の内も明けまして、正月気分も一段落して来た頃と思います。今の時期から気になる料理といえば、「残った餅を使った料理」。正月に残った餅をどう使おう? 今週は、迷った時におすすめな料理を紹介したいと思います。
私が紹介するのは「とろとろ鶏餅鍋」。餅を鍋の具材に使うというのは普通にアリなんですが、この鍋が少し違うのは具材の餅をどろどろに溶かして使うところです。餅を具材として食べるのではなく、鍋の汁に溶かし、鶏肉や野菜に絡めていただきます!
どろどろに溶けた餅に鍋地(鍋のつゆ)の味がしっかり溶け込み、これが鶏肉や野菜にしっかり絡むのがとても美味しい鍋です!
筋肉料理人の「とろとろ鶏餅鍋」
【材料】2~3人分
- 市販の切り餅、もしくは丸餅 4個
- 鶏もも肉 1枚
- 鶏皮 100g
- 白菜 1/4個
- 長ねぎ 2本
- にんじん 1/2本
- 濃縮めんつゆ(今回は4倍濃縮を使用) 適宜
- 水 500ml
- 塩 小さじ1/4
- 冷凍讃岐うどん 1玉
- サラダ油 小さじ1
- 七味唐辛子 お好みで
作り方
1. 白菜は4~5cmの長さにザクザクと切り、葉の薄い部分と分厚い部分に分けておきます。にんじんは薄めの斜め切りにしましょう。
長ねぎは4~5cmに切ります。冬場の長ねぎは葉も柔らかくておいしいので、葉も切っておき、葉と茎に分けておきます。
2. 切り餅は半分に切ります。
※そのままでも切れますが、固い時は電子レンジで短時間加熱(餅1個、5~10秒)すると柔らかくなります。包丁を水で湿らせて切るとくっつきません。
3. 鶏もも肉は一口大に切って塩をふります。
鶏皮も一口大に切ったら、
フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、熱くなった所で鶏もも肉、鶏皮を炒めます。表面の色が変わる程度で大丈夫です。
※鶏もも肉にプラスして鶏皮を使うことで鶏のうま味、脂が出ます。鶏から出た鶏油が餅と混ざることでうま味が上乗せされます。
4. 土鍋(2~3人用)に白菜の分厚い部分、にんじん、鶏もも肉、鶏皮、長ねぎの茎、切った餅を入れ、水500mlを入れて火にかけます。
5. 味を見ながら濃縮めんつゆを入れていきます。
※濃縮めんつゆの量はお好みで。目安は150~200cc、うどんのかけ汁を少し薄めにしたくらいの味に調えます。
※ここから餅が溶けるまで煮込みます。途中、具材が沈んで鍋つゆが多くなりすぎたら、鍋つゆをボウルに移してとっておきましょう。締めのうどんを作る時に使います。
6. 餅が柔らかくなってきたら、白菜の葉、長ねぎの葉を入れます。溶けた餅が鶏肉や野菜に絡むようになったらできあがりです。卓上コンロを使う場合は火を弱くし、時々、土鍋の底をこすって焦げ付きを防止しながらいただきます。
締めは「とろとろうどん」で!
溶けた餅を鶏肉や野菜に絡めて、お好みで七味唐辛子をふっていただきます。
鶏肉に絡んだとろとろの餅にはしっかり味がのり、鶏肉にソフトな食感が加わっておいしく食べられます。野菜にとろとろ餅を絡めて食べるのもおいしいです。とろとろ餅が絡むので結構なボリュームなんですが、おいしいのであっという間に食べてしまいます。
具材を食べてしまったら、最後のお楽しみの締め、とろとろうどんです。作る時に取り出しておいた鍋つゆを戻し、
電子レンジで解凍した冷凍うどんを入れます。鶏餅鍋の汁にはとろみがついているので、しっかりした食感の讃岐うどんが合います。つるりとして腰のある讃岐うどんに餅でとろとろになった汁が絡み、これまた一気に食べてしまうおいしさ! 鶏餅鍋は具材の種類少なく、味付けは濃縮めんつゆで簡単に作れます。残った餅でお試しください。
※この記事は2018年1月の情報です。