焼いた鶏むね肉を即席ホワイトソースで煮る「鶏むね肉のチキンフリカッセ風丼」ご飯がすすむ1人メシ【筋肉料理人】

こんにちは、料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人です。

トレーニング後のたんぱく質補給で、週に2~3回は鶏むね肉料理を食べる私が今回ご紹介するのは、ご飯がすすんで仕方がない「チキンフリカッセ風丼」。牛乳を使った手軽でコスパのいいホワイトガーリックソースで鶏むね肉を煮て、ご飯にたっぷりかける丼ものレシピです。

鶏むね肉はもも肉に比べて安く、たんぱく質が多いのですが、脂肪が少ない分、味は淡白。そこで、鶏がらスープの素でうま味と塩気を、にんにくでガツンとした風味とうま味をプラスするのがポイントです。ご飯もお酒もすすんじゃいますよ!

ちなみに、フリカッセはフランスの煮込み料理で、肉を焼いてうま味を閉じ込めてから煮るところがシチューとの違い、といわれています。今回はにんにくを強めに効かせたこともあり、ジョージア料理のシュクメルリ(同じように肉を焼いてから煮込みます)っぽくもなりました。

 

筋肉料理人の「鶏むね肉のチキンフリカッセ風丼」

【材料】1人分

  • 鶏むね肉 小1枚(200g)
  • しめじ 1/2パック(50g)
  • 玉ねぎ 1/4個
  • サラダ油 小さじ2
  • 刻みパセリ(刻みねぎでもOK) 適量
  • 温かいご飯 1人分

(A)

  • 小麦粉 小さじ2
  • 日本酒 小さじ2
  • 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
  • しょう油 小さじ1/2
  • おろしにんにく 小さじ1/4
  • 黒こしょう 適量

(B)

  • 牛乳 150ml
  • 小麦粉 小さじ1
  • 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
  • おろしにんにく 小さじ1/2
  • 黒こしょう 適量

 

作り方

1. 玉ねぎは薄切りにします。しめじは石づきを切り取ってほぐします。

 

2. 鶏むね肉を大きめに2~3cm幅に切ります。

 

3. 切った鶏むね肉、(A)をボウルに入れ、

 

よく混ぜて調味料をなじませます。

小麦粉と日本酒をなじませておくと、加熱しても鶏むね肉の水分が抜けにくく、パサつきにくいです。

 

4. (B)をよく混ぜ合わせておきます。

 

5. フライパンにサラダ油を引いて中火にかけ、鶏むね肉の皮を下にしてのせます。ジュージューと音がしてきたら、2分ほど焼いて焼き目を付けます。

 

6. 焼き目が付いたら、

 

転がしながらさらに2分ほど炒めます。

 

7. フライパンに玉ねぎ、

 

しめじを加えて、さらに1分ほど炒めます。

 

8. 玉ねぎに透明感が出たら、(B)を入れます。

(B)は小麦粉が沈殿しているので、入れる前にもう一度よく混ぜてください。

 

9. 混ぜながら煮て、煮立ったら弱火にして、最後にもう2分ほど煮て火を消します。

混ぜながら煮立たせることで、なめらかなとろみが付きます。

 

10. 深皿や丼にご飯を盛り、9をかけ、刻みパセリをちらしてできあがり。

 

鶏むね肉もご飯も主役です!

大きめに切った鶏むね肉は焼き目が香ばしくて美味しい! しっかり下処理をしてから加熱したので、噛むとやわらかく、うま味も食べごたえもバッチリです。

 

そこに、にんにくの風味としめじのうま味を加えた濃厚ホワイトソースがよくからみ、ご飯と一緒に食べてウマいのはもちろん、お酒にもぴったりな味になりました。ビールにもワインにも合うので、お好きなもので晩酌を楽しんでください。

 

ホワイトソースは牛乳ベースの即席レシピながらうま味たっぷり。このソースがしみたご飯も主役級の美味しさで、これでもビールが飲めちゃいました。

 

とにかく満足度の高い鶏むね肉の丼ものです。材料を切って、フライパンで焼いて、煮て、15分くらいで作れますので、ぜひおためしください。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。

過去記事も読む

企画協力:フーディストノート

フーディストノート

“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、 フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました

トップに戻る