
こんにちは! ベトナム料理人のキー山本です。
家でできるアジアご飯のレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介したいのは、中国で親しまれている「羊肉湯」風の1人鍋レシピです。
羊肉湯は、羊肉を煮込んでそのシンプルなうま味を味わう、羊肉好きにはたまらないスープ。今回はそのエッセンスを残しつつ、ラム肉の切り落としを使って手軽な1人鍋にしてみました。
具材はラム肉と白菜だけで、干しエビとニョクマムでスープに魚介のうま味を補強。これをクミン香るスパイス塩で食べれば、1人鍋が一気に“冬のごちそう”になりますよ。
それでは作り方です。
キー山本の「クミン塩で食べるラムと白菜の1人鍋」
【材料】1人前 【調理時間】約20分
- ラム肉(切り落とし) 150g
- 白菜 大きめの葉2~3枚
- にんにく 1かけ
- しょうが 5g(1/3かけ程度)
- パクチー 2~3本
- 干しエビ 2g
- 水 400ml
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/3
- ニョクマム(ナンプラー、国産の魚醤でもOK) 小さじ2
(クミン塩)
- クミン(パウダー) 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/3
- 一味唐辛子 1~2ふり
- うま味調味料、花椒(パウダー)、黒いりごま お好みで1~2ふり
作り方

1. 白菜、パクチーを食べやすい大きさに切ります。にんにくは薄切りに、しょうがはよく洗って皮付きのまま太めのせん切りにします。

2. 鍋に水、酒、にんにく、しょうがを入れて火にかけ、沸騰させます。

3. 沸騰したら中火にしてラム肉を入れます。

4. 1分ほど煮てラムの色が変わったら、白菜、干しエビ、塩、ニョクマムも加えて混ぜます。沸騰したら弱火に落として、さらに5分ほど煮込みます。
干しエビとニョクマムを加えて、ラム肉のうま味と魚介のうま味が重なった激ウマのスープになります。

5. 小皿にクミン塩の材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
6. 仕上げに鍋にパクチーを散らして、テーブルへ運びます。クミン塩を添えて完成です。
今回は保温性のある土鍋を使ったので、卓上コンロなしで最後まで熱々で食べられました。アルミ鍋などで作って、卓上コンロで温めながら食べてもOKです。
ラム肉のクセ×クミンの香りで間違いない美味しさ!

まずはスープをひと口すすります。にんにくと干しエビの風味、ラム肉の甘い脂の香りがフワッと広がり、少し遅れてしっかりとしたラム肉のうま味が追いかけてきます。
全体的には淡い味付けですが、それぞれの食材の持ち味がはっきり感じられて、ある意味、贅沢な味わい。ほんのりとした白菜の甘みも心地よく、ずっと飲んでいたくなるような、やさしいスープに仕上がりました。

続いてラム肉にクミン塩をちょっと付けていただきます。ラム肉のクセとクミンの独特の香りが合わさって、これは間違いない美味しさ!
しっかりした噛みごたえはありますが、かたすぎず、肉々しい食感。ラムのスープを吸ってクタッと煮えた白菜もクミン塩とよく合いますよ。
体を温める食材といわれている羊肉をたっぷり使い、さらにせん切りにしたしょうがも入っているので、食べていると体はポカポカに。スープがスッキリとしているおかげで最後まで重たさを感じず、ペロリと完食でした。
今回は白菜を使いましたが、野菜は大根やじゃがいもでもOK。スープの雑味が出ないように、野菜は1種類に絞るといいでしょう。

ラム肉好きさん、クミン好きさんにおすすめの1人鍋。手軽にできて、体も温まるので、よかったら作ってみてくださいね。それでは、また次の記事で会いましょう!
唐辛子塩で食べる、豚とキャベツの鍋もおすすめですよ。
作った人:キー山本

ベトナム料理人。ベトナム屋台料理のキッチンカー「URIと台所。」の店主も務める。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。好物は麺類全般。
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企画協力:フーディストノート

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