
こんにちは! ベトナム料理人のキー山本です。
家でできるアジアごはんのレシピや、アジアの食文化に関する情報を発信している僕が今日ご紹介するのは、なすを使ったこってり系の夏おかず「三杯茄子風なすと大葉の炒めもの」。台湾の家庭料理「三杯茄子」を、手に入りやすい材料で気軽に作れるようアレンジしたひと皿です。
三杯茄子は酒、しょうゆ、ごま油と3つの調味料を同量使う、台湾でおなじみのなす料理。とろりとしたなすに、シンプルながらコクのあるたれがからんでご飯がすすんじゃいます!
現地では清涼感のある香りの台湾バジルを使いますが、ここではさわやかな香りの大葉で。
オイスターソースや、市販の中華炒めの素がなくても、家にありがちな基本の調味料だけで奥深い味わいに仕上がりますよ。
それでは作り方です。
キー山本の「三杯茄子風なすと大葉の炒めもの」
【材料】1人前 【調理時間】約15分
- なす 2本
- 大葉(青じそ) 10枚程度
- しょうが 1かけ
- にんにく 2かけ
- 赤唐辛子(乾燥タイプでもOK) 1/2本
- ごま油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- しょうゆ 大さじ2
- 酢(あれば黒酢がおすすめ) 小さじ1
作り方

1. なすはヘタを切り落としたら縦半分に切り、皮目に5mmくらいの間隔で、2~3mmの深さの切り込みを斜めに入れてから、縦に4等分に切ります。しょうがはよく洗い、皮付きのまま太めのせん切りに、にんにくは皮をむいて同様にせん切りにします。
なすは切り込みを入れると調味料がしみ込みやすくなり、火も通りやすくなります。
2. 大葉は軸を切り落として縦半分に、赤唐辛子は横に4等分に切ります。
わが家では赤唐辛子は生のまま冷凍庫にストックしています。冷凍のまま加熱して使えておすすめですよ。

3. フライパンにごま油、にんにく、しょうがを入れ、弱火で2分ほど熱して油に香りを移します。

4. にんにく、しょうがを焦げないように一度取り出したら、なすを入れ、弱めの中火で2~3回ひっくり返しながら3~4分焼きます。
なすはフライパンに入れると油を一気に吸うので、つい油を足したくなります。でも、こうしてじっくり加熱を続けると、吸った油がジュワッと戻ってきます。焦らずに、そのまま加熱を続けて大丈夫です。また、表面が焼けることで水分が逃げにくくなり、よりとろりと仕上がりますよ。

5. なすがしんなりしてきたら中火にして酒、しょうゆ、砂糖を加え、取り出しておいたにんにく、しょうがを戻し入れます。調味料が沸騰したら赤唐辛子、大葉、酢を加え、サッと混ぜ合わせます。
台湾では少し甘みのあるしょうゆを使うことも多いので、砂糖を少し加えます。
6. 器に盛り付けて完成。
なすの紫、大葉の緑、唐辛子の赤で夏、盛れました

大葉のさわやかな香り、ごま油のいい香りが立ちのぼって食欲をそそります。できたての熱々をいただきましょう!

ごま油でしっかり焼いたなすは、とろりとした食感。甘辛いたれはシンプルなのにコク深く、ご飯がどんどんすすみます。口いっぱいに広がる大葉のさわやかな香りも夏らしいですね。
そして、仕上げに加えた酢のおかげで後味は意外と軽やか。黒酢があれば、さらにコクが加わっておすすめです。
太めに切ったしょうがやにんにくは、香りづけだけでなく具材としても楽しめる存在。なすだけでは単調になりがちな食感にアクセントを加えてくれて、最後まで飽きずに食べられます。
赤唐辛子は香り付けのために入れています。直接食べなければ辛さは比較的控えめですよ。
調味料は酒、しょうゆ、ごま油を同量、と覚えておけばOK。なすがおいしい季節に、ぜひ作ってみてくださいね。それでは、また次の記事で会いましょう!
作った人:キー山本

ベトナム料理人。ベトナム屋台料理のキッチンカー「URIと台所。」の店主も務める。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。好物は麺類全般。
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企画協力:フーディストノート

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