
こんにちは! ベトナム料理人のキー山本です。
家でできるアジアごはんのレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介したいのは、フライパンで作るビリヤニ風炊き込みご飯の新作。
手頃な価格で手に入りやすい豚こま肉と、意外にもスパイスと相性のいい柚子こしょうを使ったおすすめのレシピです。
クミンやターメリック、シナモンなどのスパイスを効かせた複雑な香りに、柚子こしょうをプラス。さわやかな香りと辛みがスパイスと自然に一体となって、単なる和風アレンジとはひと味違う、まるで昔からビリヤニのスタメン調味料だったかのような美味しさに仕上がります!
豚こま肉は柚子こしょうとにんにくを加えたヨーグルトに漬け込むので、やわらかく、風味もよく、これがまたスパイスの香りによく合うんです。
それでは作り方です。
キー山本の「柚子こしょうと豚こまのビリヤニ風炊き込みご飯」
【材料】2人分 【調理時間】約70分(米の浸水時間を含む)
- バスマティライス 150g
- 豚こま肉 150g
- 玉ねぎ 1個
- トマト 1個
- にんにく 1かけ
- サラダ油 大さじ1
- 塩 小さじ1(茹で用)+小さじ1/2(炒め用)
- 柚子こしょう 少々(小さじ1/6程度)
- 水 1L(茹で用)
- フライドオニオン 少々
- レモン(スライスする) お好みで
(スパイス)
- シナモンスティック 1本(あれば)
- クミン(パウダー) 小さじ1/2(肉の下味用)+小さじ1/2(炒め用)
- ガラムマサラ(パウダー) 小さじ1/2
- ターメリック(パウダー) 小さじ1/2
(A)
- プレーンヨーグルト(無糖) 大さじ3
- 柚子こしょう 小さじ2
- おろしにんにく 1かけ分(小さじ1程度)
作り方
1. バスマティライスをボウルに入れ、水を2~3回替えて洗います。水気を切ったら、ボウルにたっぷりの水(分量外)を注ぎ、バスマティライスを30分浸水させます。

2. 米を浸水させている間に具の準備です。まず、別のボウルに豚こま肉を入れ、(A)、クミン小さじ1/2、ガラムマサラを加えてよくもみ込み、冷蔵庫に入れます。そのまま炒めるまで30~40分ほどおきます。
3. 続いて野菜を切ります。玉ねぎは2~3mmの薄切りに、トマトは2~3cm角のざく切りに、にんにくはみじん切りにします。

4. バスマティライスの浸水が終わったら、フライパンに水1Lを入れて火にかけ、塩小さじ1、水気を切ったバスマティライス、シナモンスティックを入れて、中火で5分茹でます。
5分茹でたら少し食べてみて、ほんのり芯が残るくらいになったらOK。フライパンから取り出し、ザルにあげておきます。
シナモンスティックは使うので、捨てずに残しておきます。

5. 空になったフライパンの水気をサッと拭き取り、サラダ油を入れ、玉ねぎを弱火で5分ほど炒めます。

6. 玉ねぎが少し色付いたら、にんにく、トマト、クミン小さじ1/2、ターメリック、塩小さじ1/2を加え、トマトの角が崩れるくらいまでさらに2分ほど炒めます。

7. 2の豚こま肉を漬け汁ごと加え、肉の色が変わるまでさらに2~3分炒めます。

8. 炒めた具材をフライパンの中で平らにならし、4のバスマティライスをのせ、同じようにならします。取り出しておいたシナモンスティックをのせ、フタをして弱火で10分蒸し焼きにします。
10分経ったら火を消して、そのままさらに10分蒸らします。

9. 仕上げ用の柚子こしょう(少々)を全体に行き渡るよう少しずつのせたら、さっくり混ぜ合わせ、器に盛り付けます。
フライドオニオンをふりかけ、お好みでレモンを添えれば完成です。
柚子こしょうの辛みと香りがしみた豚こま肉がやわらかい!

スパイス香るビリヤニ風炊き込みご飯の完成です。バスマティライスはターメリックで鮮やかな黄色に染まって、見た目もぐっと本格的な仕上がり。
スプーンですくって食べると、パラッとしたバスマティライスの食感とナッツのような香ばしい風味、クミンのさわやかな香りで口の中が楽しい! そして、仕上げに混ぜ込んだ柚子こしょうの香りが、いろいろなスパイスと一体になって追いかけてきます。スパイスと柚子こしょう、想像以上に合います!
豚こま肉はヨーグルトをもみ込んだおかげで、火を通してもやわらか。ヨーグルトに混ぜた柚子こしょうの辛みと香りも肉にしみていて、かむごとに鼻からスッと抜けていくのがたまりません。
炒めた玉ねぎとトマトでうま味もしっかり。トッピングのフライドオニオンのコクとカリッとした食感もいい仕事をしてくれます。レモンを絞って、さわやかに味変するのもおすすめです。
和の柚子こしょうと、いろいろなスパイスの意外な相性のよさが楽しめる、ビリヤニ風炊き込みご飯。米を浸水させる時間は必要ですが、作り方は難しくありませんので、バスマティライスでぜひ作ってみてくださいね。
それでは、また次の記事で会いましょう!
作った人:キー山本

ベトナム料理人。ベトナム屋台料理のキッチンカー「URIと台所。」の店主も務める。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。好物は麺類全般。
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企画協力:フーディストノート

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