【かぶせて放置するだけ】鍋帽子®が調理法として最強すぎる【絶品トロトロ角煮】

f:id:Meshi2_IB:20170424161136j:plain

鍋帽子ってご存じでしょうか?

ご覧の通り、ふっくらとしたかわいらしい帽子。これは頭にかぶるものではなく、鍋にかぶせるものなんですよ。

鍋の帽子だから、鍋帽子。直球でシンプルなネーミングですね。

 

f:id:Meshi2_IB:20170424162124j:plain

座布団とセットになっていて、この中に鍋を入れて保温調理をするっていうものなんです。

筆者の母が昔から使っていて、たしかにおいしい煮物とか作ってくれたな〜という記憶があるんですが、自分では使ったことがなかったんですよ。

 

f:id:Meshi2_IB:20170424162153j:plain

ふっくらと肉厚。

ネットで似たようなものも売っていますが、「鍋帽子」は「公益財団法人全国友の会振興財団」の登録商標なので、勝手に名前を使っているものは偽物です。本物は綿の厚みやしっかりした作りがやはり違います。

レシピ本『魔法の鍋帽子』(婦人之友社)を見て自分で手作りすることもできるし、完成品を購入することもできます。

 

鍋帽子の特徴とメリット

f:id:Meshi2_IB:20170424165345j:plain

特徴はなんといっても、すっごく保温できる! ということ。

鍋を短時間火にかけて、後は鍋帽子をかぶせておけば、余熱でしっかり火が通るというものなんです。

 

【鍋帽子のメリット】

  1. ガスや電気など、光熱費の節約になる。
  2. ふきこぼれや焦げつき、煮崩れの心配がない。
  3. じっくり味が染み込むので材料の味をいかし、薄味でおいしくできる。
  4. 仕込みの後はお出かけもおやすみもOK! ほおっておくだけで出来上がる。
  5. 保温力に優れているので、家族の食事のずれにも温かいものがさっと出せる。

 

例えば、肉じゃがなんか、10分加熱、鍋帽子をかぶせて放置1時間で完成!

柔らかく火が通り、煮崩れしない。それに、調味料の味は冷めていく過程で材料の中に入っていくものなので、味も染み染みでおいしいのです。その上、1時間経っても熱々で再加熱の必要もありません。

そんなありがたい鍋帽子で今回作るのは、みんなが大好きな豚の角煮!

弱火で何時間も煮込まないと出来上がらないトロトロの豚の角煮を、この鍋帽子で作ってみたのです!

 

鍋帽子4時間で作る、トロトロの豚の角煮

さて、この鍋帽子を使って豚の角煮を作ってみましょう。

f:id:Meshi2_IB:20170425151542j:plain

材料
  • 豚バラ肉のブロック 約1kg
  • 生姜 1片
  • 卵 4〜8個(お好みで)
  • 新じゃが 5個(お好みで)
  • 酒 2カップ
  • 醤油 120cc
  • 砂糖 大さじ3
  • 水 1カップ

 

煮込む最中に蒸発する水分がとても少ないので、最低限の水分で煮込めます。

卵、じゃがいもを入れないで肉だけで作る場合は、水1カップは入れないで、上の調味料だけで作れます。

 

最初の鍋帽子放置は2時間

f:id:Meshi2_IB:20170425152719j:plain

まず、豚肉を適当な大きさに切ります。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425152749j:plain

それをフライパンで、表面全体に焼き色をつけます。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425152819j:plain

こんな感じ。脂身をしっかり焼きつけましょう。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425152917j:plain

脂がたっぷり出るので、取っておけばチャーハンなどに使えます。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425153141j:plain

そして、豚肉は煮込み用の鍋に入れ、水をたっぷり入れ、強火にかけます。

ここで臭い消し用にネギの青い部分などを入れると良いのですが、今回はなかったので生姜の皮を入れました。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425153206j:plain

沸騰したら火を弱め、

 

f:id:Meshi2_IB:20170425153229j:plain

アクを取りながら、10分煮込みます。

10分経ったら、鍋にふたをして火を止め、

それから、いよいよ!

 

f:id:Meshi2_IB:20170425153332j:plain

この座布団に座らせてあげます

ああ、かわいらしい……。

 

f:id:Meshi2_IB:20170425153451j:plain

そして、鍋帽子をかぶせます!

f:id:Meshi2_IB:20170425153554j:plain

すっぽり。

横から見るとよくわかるんですが、座布団が鍋帽子にぴったりフィットで内側に入るサイズなんです。

なので、隙間ができなくてしっかり保温ができるんですね。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426023125j:plain

ここで2時間放置です。

f:id:Meshi2_IB:20170426023531j:plain

この間は、寝ていても出かけていてもいいんですが、とりあえず新じゃがを洗ったり、卵をゆでておいたりしましょう。

じゃがいもは、季節なら新じゃがを使うと、皮ごと使えて煮崩れもしなくて良いです。まあ、鍋帽子なら普通のじゃがいもでも煮崩れしないんですが。

 

鍋帽子に入れて2時間でプルプルに!

掃除をしたり、買い物に行ったりしているうちに2時間経過。

これができるのが、鍋帽子の良いところです!

f:id:Meshi2_IB:20170426023828j:plain

さて、2時間ゆっくりと寝ていた豚肉さん、どうなっているんでしょうか?

 

f:id:Meshi2_IB:20170426024159j:plain

パカ〜!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426024254j:plain

うん。きれいに煮えているようですね。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426024359j:plain

おお。プルプルしてますね。柔らかいです! おいしそう!

この時点で、ゆで豚として食べてしまっても良さそうですよ。

……いや、でも角煮にしなくては!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426024441j:plain

お湯を捨て、豚肉をザルに上げます。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426024552j:plain

豚肉を鍋に戻し、新じゃがも投入。調味料の全てと水を入れて強火にかけます。

 

本当は、保温調理は具材が水分に完全に浸かっていた方がきちんと火が通ります。でも角煮の場合は濃いめの味付けのため、汁を多くし過ぎると最後に汁が大量に残ってしまってもったいないので、このくらいで。

保温調理は普通に煮込むのと違って、煮汁がほとんど減らないのです。最初に火にかける時以外には蒸発しないので、減るのは材料に染み込んだ分だけなのです。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426025040j:plain

汁が具材にきちんと回るように、アルミホイルで落としぶたをしてあげましょう。

そして、沸騰後弱火で10分煮ます。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426025323j:plain

再び、座布団に座らせます。

今度は、座布団が汚れないように鍋の下に新聞紙を敷いてみました。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426025450j:plain

今度は1時間放置。

f:id:Meshi2_IB:20170426025647j:plain

その間に、ゆで卵をむいておきましょう。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426034907j:plain

おおっ! 

 

f:id:Meshi2_IB:20170426035002j:plain

おお、煮えてます!

この時点で、すでに新じゃがは柔らかいです。肉も食べられるくらいに柔らかいのですが、もっとトロトロにするべく、もう一度火にかけましょう。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426035127j:plain

沸騰したらゆで卵を入れます。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426035205j:plain

ゆで卵が汁に浸かるよう、混ぜておきます。

そしてまた、落としぶたをしてふたを閉めて、

 

f:id:Meshi2_IB:20170426035325j:plain

鍋帽子をかぶせて、

 

f:id:Meshi2_IB:20170426035531j:plain

再び、1時間。

作り始めてから約3時間が経ちましたが、煮て、放置する、この繰り返しです。時間はかかりますが、ほとんど何もしていないような気さえします。

 

合計4時間の放置で出来上がり!

さて、2時間、1時間、1時間の放置時間を経て、いよいよ豚の角煮が完成です!

f:id:Meshi2_IB:20170426035859j:plain

さて、本当に豚肉はトロトロになっているのでしょうか?

ここで、煮汁を少しだけ煮詰めるべく、もう一度火にかけて強火で5分ほど煮ます。

 

そして……。

f:id:Meshi2_IB:20170426040112j:plain

めちゃめちゃおいしそうです!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426040152j:plain

ツヤツヤでフルフルしています!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426040253j:plain

柔らかい! 完成です!

 

しっかりした味の染み込み具合は保温調理ならでは

f:id:Meshi2_IB:20170426040526j:plain

角煮のお供は、やっぱり日本酒ですね。

肉も新じゃがも、とても柔らかいのにまったく煮崩れずしっかりした形のまま。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426040716j:plain

角煮がそびえ立つ!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426045853j:plain

ツヤツヤでおいしそうですよ。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426040841j:plain

箸でつかむと、フルフルとした柔らかさが伝わります。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426040923j:plain

箸で、抵抗なく切れます!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426041010j:plain

脂身もトロトロでうまい!

 

f:id:Meshi2_IB:20170426041103j:plain

なんか、この卵、黄身が大きくないですか?

 

f:id:Meshi2_IB:20170426041137j:plain

そして、新じゃがもホクホクで味染み染みです。

 

豚の角煮は今までいろいろな調理法で作ってきましたが、この鍋帽子で作るのが一番きれいに柔らかくできた気がします。

それに時間はかかるけど、放置しているだけなので、他の家事とか仕事がはかどっちゃいましたよ。

 

f:id:Meshi2_IB:20170426041739j:plain

鍋帽子、スローライフのお供にいかがでしょう?

レシピ本を見てみると、ポトフとかおでんとかがおいしくできるらしいんで、もっといろいろ作ってみたいものです。

 

鍋帽子の本はこちら。レシピだけではなく、鍋帽子本体の作り方も載ってます。レッツ手作り!

 

魔法の鍋帽子

魔法の鍋帽子

  • 作者: 婦人之友社編集部
  • 出版社/メーカー: 婦人之友社
  • 発売日: 2012/03/05
  • メディア: 単行本

 

完成形の鍋帽子を購入したい方はこちらへ。

魔法の鍋帽子® | 婦人之友社 生活を愛するあなたに

※この記事は2017年5月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:工藤真衣子

工藤真衣子

カメラマン。美しい女性、音楽、映画やドラマ、美味しい食べ物など、素敵なものを愛を込めて撮るお仕事をしています。趣味は美味しい料理を作って食べること。

過去記事も読む

トップに戻る