「ソムリエが作るグルメバーガー」はワインにもぴったりなのか【至高のグルメバーガー】

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ハンバーガーマニアたちが絶賛する「肉汁ジュワ〜」「チーズがカリッ」な本格グルメバーガー 【シリーズ至高のグルメバーガー10選 no.6】「Viva la burger」

グルメバーガーのお店、増えてきました。特に都心、六本木、渋谷、原宿辺りには外資系や資本系の有名店もたくさんありますね。

一方で、郊外にもこだわりのある個人オーナーさんのお店ができています。

 

今回やってきたのは、練馬駅。

練馬というと都心からは遠いイメージがあるかもしれませんが、西武池袋線で池袋からは準急でわずか7分、都営大江戸線で新宿からも17分です。

ここに、昼間しかやっていないけれど「都心の有名店にも引けをとらない」「いや、もっとおいしいかも」とハンバーガーマニアたちも絶賛のお店があるというのです。

 

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練馬駅南口から徒歩10分ほど、いい雰囲気のお店がありました。

おや? お店のオーニングには「Fish Ground」と書いてありますが……。

 

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こちらがそのハンバーガー店、「Viva la burger(ビバラバーガー)です。

 

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ハンバーガーマニアの店主がトップサイド(牛ウチモモ)の塊肉を手切りし毎日最高に美味しいハンバーガーを作っています。

 

なかなかそそる看板です。

では、さっそく入ってみましょう。

 

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おしゃれで重い扉です。

 

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ゆっくりとお酒が飲めそうな、落ち着いた空間です。

 

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住宅地でこういう雰囲気は、貴重ではないでしょうか。

 

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こちらが、オーナー店長の星契一さん。実はJSA認定のソムリエでもあります。

 

ダイニングバーの昼間の時間帯を借りた二毛作店

── さっそくですが、「Viva la Burger」はなぜ昼間だけの営業なのでしょうか?

 

 f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plain実はここ、先輩のお店なんですよ。そこを昼間だけ間借りして営業しているんです。僕、夜はそのお店でホールを担当しています。

 

そう、ここは魚料理が絶品! と界隈でおいしい創作料理を出すダイニングバー「Fish  Ground(フィッシュグラウンド)」、そこの昼間の時間帯で営業しているのがハンバーガー店「 Viva la burger」なのです。

ちまたでは、このように昼間だけ間借りで営業しているお店を「二毛作店」と呼び、カレーやラーメンなどで増えていますが、ハンバーガー店は初めてかもしれません。

 

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こちらは、「Fish ground」のメニューです。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plain「Fish ground」のオーナーは、僕が昔、西麻布のレストランで働いていた時の先輩なんです。魚は築地で、高級寿司店と同じレベルのものを仕入れて、それをカルパッチョなどで出しています。高級な刺身を洋風ソースでいただくってイメージでカルパッチョのイメージが変わりますよ! このお店の外装、内装はオーナーのご実家の左官屋さんが手がけているのですが、とても腕の良い左官屋さんで有名なテーマパークも手がけられているんですよ。

 

── なるほど。これは夜もぜひ来たくなってしまいます。 さて、星さんはなぜソムリエになり、そしてハンバーガー店を開店することになったのでしょうか?

 

 f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainハンバーガーと出会ったのは、高校卒業後留学したオーストラリアです。留学といっても語学とスケボーをやってたんですが(笑)。その頃日本ではチェーン店の普通のハンバーガーしかなかったので、オーストラリアのハンバーガーが大きくてすごくおいしくて驚きました。

 

帰国後、西麻布のレストランなどいくつかのレストランのキッチンで料理の経験を積んだ星さん。2004年にオーナーさんが「Fish ground」をオープンする時に誘われ、ホールで働くことになりました。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainソムリエになったのは単にワインが大好きだったからです(笑)。仕事でもいかせますので2008年にソムリエの資格を取りました。

 

そして、2016年の9月8日、「Fish Ground」の昼間の時間帯を借りるという形で「Viva la burger」をオープンしました。

 

── ハンバーガーの修行はどこでされたのでしょうか?

 

 f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plain修行という感じではないのですが、麻布十番のカフェで働いていた時にハンバーガーを出していました。それよりも、自分がハンバーガーマニアなのであちこちのお店を食べ歩いていたんですよ。その経験といろいろな料理の経験をいかして今のハンバーガーを作っていますね。

 

── ところで店名の由来は?

 

 f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainそのままです。「バーガー万歳!」です。

 

カリカリチーズでワインがすすむ、「BOUSHIチーズバーガー」

「Viva la burgar」にはレギュラーメニューと季節によって変わるマンスリーバーガーがあります。

まずはレギュラーメニューの一番好評のものを紹介していただきましょう。

「BOUSHI(ボウシ)チーズバーガー」は、カリカリに焼いたチーズが帽子のような形で入っているハンバーガーです。

 

ではさっそく、作っていただきましょう。

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パティには、ところどころ塊の牛脂が入っています。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainパティは牛肉100%。大きさは120gです。肉はオージービーフの内もも肉を塊で仕入れて手切りで大きめに切っています。そこに黒毛和牛の脂を入れて、ミンチにした肉も少し入れてつなぎにしています。赤身肉だけだと、日本人は唾液の分泌が少ないので、舌触りが悪くなると思うんです。それを脂で補っています。また脂を塊で入れることによって、焼いている間に脂が少しずつ溶けて周りの肉をコーティングする効果もあります。

 

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味付けは塩、こしょうでシンプルに。

 

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焼きはフライパンで。

 

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ファイヤー!

 

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強火で香ばしい焼き目をつけます。

 

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バンズは霧吹きをして、オーブンで焼き上げます。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plain霧吹きをすると、表面がカリッ、中がフワッと焼き上がるんです。バンズはおなじみの峰屋(グルメバーガーのバンズで有名な新宿区のパン屋さん)です。サンプルを20個くらいもらって、生地のタイプがバターロール〜食パン〜フランスパンでいろいろある中で、うちはフランスパン寄りのワイルドめなものにしました。

表面がカリッ、中がフワッというのが大事なので。

 

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こちらが、BOUSHIチーズ。

セルクルに入れてオーブンでカリッと焼き上げています。

 

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こちらにもチーズを。レッドチェダーとミックスシュレッドの2種類です。

 

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レタスとトマトもスタンバイ。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainレタスは、食感を良くするためにフリルレタスを使っています。この方が食べやすいと思うんですよね。

 

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ソースはすりおろし玉ねぎ、ディジョンマヨネーズ、バターを混ぜた自家製のもの。

 

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組み立てます。

 

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この上に、

 

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このBOUSHIチーズが乗ります。

 

ランチタイムでも優雅にワインをどうぞ

店長がソムリエ、ということでランチのみの営業にも関わらず、ワインもしっかりいただけます。

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グラスワインは300円から。

他にも種類豊富に取りそろえてあり、好みを伝えて選んでいただくのも良いですね。

ボトルのビールもベルギービールに力を入れています。

 

ハンバーガーの付け合わせのデフォルトはポテトフライなのですが、ワインをいただくのにぴったりなランチプレートもあるのです。

 

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シンプルバーガー(バンズとパティだけのシンプルなハンバーガー)に日替わりのサラダ、季節のスープ、デリカテッセン、フルーツ&ナッツがついたお得なセットです。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainランチプレートは女性に好評です。これだとハンバーガーが食べやすいので三角食べができるんですよ。ワインを飲みながら、いろいろな料理を少しずついただけるといいでしょう? それに肉とバンズの味がよくわかって、僕も結構好きなんですよ。

 

── それはいいですね! 普通のグルメバーガーは分厚くて崩れやすいので一度持つと置けなくて、一気食いに近くなってしまうんです。ゆっくりいただく時には、ぜひこれにしてみたいです。

 

また、ハンバーガーをプラス料金で他のハンバーガーに替えることもできます。今回はこれを「BOUSHIチーズバーガー」に替えていただきました。(+350円)

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▲ビバラプレート(「BOUSHIチーズバーガー」に変更)(1,650円)

 

本日のプレートの内容は、レンズ豆のサラダ、ミネストローネ、きのことツナのキッシュ風、ぶどう、ミックスナッツです。

 

── ところで、ハンバーガーになぜくぎが刺さっているのでしょう?

 

 f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainいや〜。最初はカンザシがいいと思ってたんですが、高かったので……。ハンバーガーを運ぶ際に崩れないようにしっかり串刺しにしているだけです。

 

なぜくぎか、という明確な答えはいただけなかったので先に進みましょう。

 

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まるでUFOか土星のようです。

 

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赤ワインがよく似合います。

 

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カリカリのチーズの下に、トロ〜リとろけたチーズが。

 

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紙に包んでいただきましょう。

 

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チーズがたっぷりです。

 

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いただきま〜す!

 

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パティはほんのりピンクがかった程度にしっかり火が通っていますが、なるほど塊の牛脂のおかげか柔らかくジューシーです。

そして、BOUSHIチーズのカリカリの食感と塩気、とろけたチーズのコク。

塩こしょうだけのシンプルな味付けですが、それぞれの具材がしっかり主張しているので、もの足りなさはありません。

 

テーブルには、マスタード、ケチャップなどが用意されているのでお好みで足すこともできますが、まずはそのまま味わっていただきたいものです。

 

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さあ、赤ワインで優雅なランチタイムを!

 

燻製した具材が満載の「ヒッコリースモークバーガー」

お次はマンスリーバーガーのご紹介です。

マンスリーバーガーは基本的にその季節の旬の食材を使ったものが多いとか。

例えば11月は「イチジクの赤ワイン煮込みとバニアバターバーガー」、12月はトリュフを使った「ビバラバーガータルトゥーフォ」、1月は浜名湖の生海のりをガーリックバターで洋風のつくだ煮にした「はんばーがーですよ」など。

変わってはいるけれども、どれも凝っていてビストロ料理っぽいですね。

 

さて、ご紹介する2月のマンスリーバーガーは、「ヒッコリースモークハンバーガー」です。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plain2月は特に旬の食材が見当たらなかったこともあって、燻製にしてみました。これがおいしいんですよ。

 

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お店で燻製にした具材をこれでもかと詰め込んだ、燻製の香りたっぷりなハンバーガーなのです。

 

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こんがり焼いたバンズの両方に自家製ソースを塗ります。

 

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野菜を乗せて、

 

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パティを乗せて、

 

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ベーコンをたっぷりと乗せて、

 

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スモークチーズもたっぷりと。

 

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その上に乗せたのは、いぶりがっこ(秋田県名産のたくわんの燻製)をみじん切りにしてマヨネーズと混ぜたもの。

 

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仕上げには、燻製にしたナッツをたっぷりと。

 

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▲ヒッコリースモークバーガー(1,600円)

 

ポテトフライとピクルス付きです。

 

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おや、これには形が違うくぎ? が刺さっています。

 

f:id:Meshi2_IB:20180129120149p:plainこれはテントを建てる時用のくぎなんです。

 

よくわかりませんが、ものすごく良い香りが漂ってきます。

 

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燻製された具材はあふれんばかりに詰まっていてすごい迫力です!

そして、これ1個でワインのボトル1本空けられそうです。

 

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角度を変えてもすごい迫力。

 

食べてみると、いぶりがっこマヨネーズがすごい存在感です。そしてナッツが少し柔らかくなってホックリした食感。スモークチーズ、ベーコンとコクとコクが積み重ねられてすごいことになっています。

これはワインを飲まずにはいられない!

 

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さっきのプレートも持ってきて、じっくり飲むとしましょうか。

 

地域の住人やファミリーに評判で、最近は遠くからもハンバーガーマニアが訪れるという「Viva la burger」。

営業情報やマンスリーバーガーなどの情報は、お店のfacebookと instagramをチェックしてくださいね。

 

ごちそうさまでした!

 

お店情報

Viva la burger(ビバラバーガー)

住所:東京都練馬区豊玉北5-25-22
電話番号:03-5946-9889
営業時間:11:30~14:30(LO 14:00)
定休日:火曜日、水曜日

www.facebook.com

 

書いた人:工藤真衣子

工藤真衣子

カメラマン。美しい女性が好きなのでグラビア、音楽が好きなのでライブ写真、映画やドラマが好きなのでテレビドラマのスチール写真、美味しい食べ物が好きなのでグルメ雑誌など、素敵なものを愛を込めて撮るお仕事をしています。趣味は美味しい料理を作って食べること。

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