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たけのこがたくさんある! さて、どうやって料理しよう?
たけのこが旬です。
たけのこは旬の時期にだけ大量に出回り、安くなるということは前回の記事に書きました。たけのこを入手したら、できるだけ早く茹でてアク抜きをしましょう。
アク抜きの仕方はこちら。
そうそう。先日たけのこを茹でて、たけのこご飯を作ったのですが、うちには茹で立てのたけのこがあと3本もあるのです。
あと、3本。
普通に和風の煮物にしてもおいしいのですが、それでもまだまだたくさんあるので、ちょっと変わった料理にもしてみましょう。
たけのこのおひたし
【材料】2人分
- たけのこ 150g(穂先の柔らかい部分がおすすめ)
- 白だし(規定の割合で薄めて)50cc、または、かつおだし40cc+薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1
新鮮なたけのこは、シンプルにおひたしにしてもおいしいです。
たけのこは穂先の柔らかい部分を適当な大きさに切りましょう。
姫皮も柔らかいところは使いましょう。
一番簡単な作り方はこれ。
- 市販の白だしを規定の分量に薄めたものに、たけのこを10分ほど浸けておいたらできあがり
かつおだしから作る場合は、薄口醤油、みりんで味を整えましょう。
たけのこの風味とほんのりした甘みが強調されて、たけのこ本来の味を感じられます。
たけのこと豚肉のごま油炒め
【材料】2人分
- たけのこ 200g(根元の方の硬い部分がおすすめ)
- 豚こま肉 200g
- たまねぎ 1/4
- ゴマ油 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
和風でも中華風でもないような、さっぱりとした炒めものです。
たけのこを炒める場合は、根元の方の硬い部分を使います。
ブツブツしたところは古くなるとエグ味が出るのですが、新鮮な場合はおいしく食べられます。
ゴマ油を入れて熱したフライパンで豚こま肉とたまねぎを炒め、火が通ったところでたけのこを入れ、温まる程度にサッと炒めます。最後に塩を振り入れます。
にんにくやコショウなどの匂いの強いものは使わず、シンプルに塩とゴマ油で仕上げ、たけのこの風味を生かします。
たけのことカニカマのサラダ
【材料】3~4人分
- たけのこ 200g
- カニカマ 100g
- きゅうり 1本
- レタス 2〜3枚
- マヨネーズ 適量(お好みで)
- わさび 適量(お好みで)
- ハーブソルト 適量(お好みで)
カニカマを使ったおつまみになるサラダです。本物のカニがあれば、その方がもちろん良いのですが、カニカマでも十分おいしいです。
たけのこを適当に食べやすい大きさに切ります。
ボウルにカニカマ、お好みでマヨネーズ、わさびを入れます。
たけのこと細切りにしたきゅうりを入れ、よく和えます。
レタスと一緒に盛り付け、仕上げにお好みでハーブソルトを振ります。
タイレッドたけのこカレー
【材料】4人分
- たけのこ 300g
- 豚肉or鶏肉 200g
- にんじん 1/2本
- たまねぎ 1/2個
- しめじ 100g
- ピーマン 2個
- レッドカレーペースト 1袋
- ココナッツミルク 200cc
- ナンプラー 大さじ2
- パクチー 適量
タイカレーには、よくたけのこが入っていますよね。
しかし、大抵は細切れで少しだけ。今回はせっかくなのでたっぷり入れてみましょう。
「タイレッドたけのこカレー」と言っても、そんなに難しいものではありません。
輸入食材店に売っているような市販のレッドカレーペーストを、カレールーとして使うだけです。
みなさんも自分のいつもの作り方でカレーを作って、肉やにんじんなどすべての材料に火が通ったタイミングでたけのこを入れましょう。
レトルトカレーにたけのこを追加するだけでも良いと思います。
たけのこは最初から食べられる柔らかさになっているので、そんなに煮込まなくても大丈夫。
たけのこがメイン具材です。
旬のたけのこをたっぷり使ったタイカレーは、ヘルシーでこの季節だけの贅沢な味わいです。
普通のカレールーを使った日本の家庭風カレーにたけのこを入れてもおいしいですよ。
たけのこのオリーブオイルマリネ
【材料】1人分
- たけのこ 100g(先の方の柔らかめの部分がおすすめ)
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 適量
- レモン 1/8個
さっぱりしたマリネはワインのつまみにもなります。
茹でたたけのこをそのまま使います。先の方の柔らかめの部分を選びましょう。
食べやすい大きさに切ったら、塩とオリーブオイルをかけ、仕上げにレモンを絞るだけです。これも絶品。
たけのこの天ぷら
【材料】2人分
- たけのこ 100g
- 天ぷら粉 適量を規定の量の水で溶いておく
- 揚げ油 適量
- 塩、レモン、天つゆ お好みで
定番の天ぷらにもしてみましょう。
これも柔らかめの部分を使った方がおいしいと思います。
普通に衣をつけて天ぷらにします。
塩とレモンでも、天つゆでもどちらも合います。
たけのこのオイスターソース炒め
【材料】2人分
- たけのこ 200g
- ゴマ油 大さじ1
- オイスターソース 大さじ2
つまみがあと一品欲しい時、簡単に作れるオイスターソース炒めです。
薄切りにしたたけのこをゴマ油(なければ普通のサラダオイルなど)で炒め、仕上げにオイスターソースを入れ、香ばしい香りが立つ程度にサッと炒めます。
調理時間3分くらいで、とても簡単に作れる絶品つまみです。
たけのこのインド風カレー
【材料】2人分
- たけのこ 200g
- 豚こま肉 80g
- たまねぎ 1/2個
- にんにく みじん切りで1片分
- しょうが みじん切りにして大さじ1
- 油 小さじ2
- カレー粉(好みのもの) 大さじ2(好みで増減)
- トマトの缶詰 50cc
- 塩 適量
- チャパティ お好みで1枚
たけのこをメインにしたインドっぽいカレーです。
みなさんのお好みのカレーを作って、とにかくたくさんたけのこを投入する、というので良いと思います。
一応、これの作り方を簡単に説明しましょう。たまねぎを薄茶色になるまで油でしっかり炒める、みじん切りのにんにくとしょうがを投入してさらに炒める、豚こま肉を投入してさらに炒める、カレー粉とたけのことトマトの缶詰を入れ、5分くらい煮込んで塩で味を整えます。
インドの薄焼きパン・チャパティを添えていただきます。
たけのこのステーキ
【材料】2人分
- たけのこ 200g(根元の方の太い部分がおすすめ)
- 油(好みのもの) 大さじ1
- 焼肉のタレ(好みのもの) 適量
簡単でダイナミック、満足感も高いたけのこのステーキです。
たけのこは根元の方の太い部分を、1cmくらいの厚さの輪切りにします。
スキレットにお好みの油を入れて弱火でじっくり焼きます。なければ普通のフライパンで。じっくり焼くことによって水分が抜けてホクホクした感じになります。
10〜15分程度焼いて、片面に焦げ目がついたらひっくり返します。そこにお好みの焼肉のタレをかけます。ステーキソースなどでも良いと思います。筆者はジンギスカンのタレを使いました。
3分ほど焼いたら、またひっくり返し両面にタレを絡ませます。
ジュウジュウいっているスキレットのまま食卓へ。熱々のうちにいただきましょう。
さて、これでたけのこ3本(たけのこご飯も入れると4本)、おいしく食べ切りました!
たけのこは和食、というイメージから離れるとこんなにバリエーションが増えます。
でも、たけのこの可能性はまだまだこんなもんじゃないと思うんですよ。
皆さんの、おすすめたけのこ料理もぜひ教えてくださいね。