マグロの希少部位は安くてうまいと世界に向かって叫びたい【大トロのような脳天からコラーゲンの尻尾まで】

マグロ。大トロ最高! とか、やっぱり中トロが、とか、ツウは赤身だよね、とかいろいろ言う人はいるんですが、マグロはその他も部位も最高だからもっと食べようよ、という話です。

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マグロのお腹以外の部分をいろいろと取り寄せてみました

牛肉や豚肉を焼肉で食べるとき、タンからホルモンまで、さまざまな部位を食べますよね?

マグロも実は、いろいろな部位を食べられるんですよ。なのに、あまり世間に出回っていない気がします。

それはなぜか?

みんながマグロのお腹の身以外のおいしさをあまり知らないからなのではないか?

ということで、今回は手に入るマグロのさまざまな部位をお取り寄せしてみました。

魚屋の店頭にはあまりありませんが、通販サイトで「マグロ ◯◯◯(部位の名前)」で見つかります。

 

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(©️株式会社メガハウス:一本買い!!本マグロ解体パズル)

 

マグロの全身はこんな感じ。

今回はお腹のメインのところは敢えて避けて、尻尾の手前の尾の身から、

 

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脳天、目玉、頰肉、カマを買ってみました。

 

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大きなトロ箱で届いたこちら。

種類はインドマグロ(ミナミマグロ)。おいしさでは評価が高いのに本マグロと比べるとお安めなので、比較的手軽に買えると思います。

 

予想以上のボリュームにビビりつつ、さっそく料理をしていきましょう!

 

ちなみに冷凍のマグロはまず解凍しなくてはいけないのですが、加熱調理をするものは基本的に、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫に1日入れておく方法で解凍しています。

生でおいしく食べるためのいろいろな解凍方法があるので、みなさまそれぞれ研究してみてくださいね。

 

大きすぎる尾の身はグリルに

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尾の身。

3cmくらいの厚さでステーキ用に売られているイメージだったのですが、これはなんと厚さ12cm。

しかも、これだと大きさが伝わりづらいと思いますが重さを計ろうとしたら、

 

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EEEE、エラー!

 

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1kgまでしか計測できないキッチンスケールでは計れませんでした。

そこで手で持って体重計に乗って計ってみたら、約1.2kgでした。でかい……。

 

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骨髄の中も生々しいですね。

これは洋風の料理にしてみましょう。

 

【尾の身の香草グリル】(材料3〜4人前)

  • 尾の身 1個
  • 塩 適量
  • 香草 好きなもの適量
  • オリーブオイル 適量

 

手に入る尾の身の大きさはその時によって違うし、塩加減の好みや手に入りやすい香草も違うと思うので、分量はすべて適量です。

香草の種類。マグロは魚なので一般的に魚料理に合うといわれる香草ももちろん合いますが、味が濃厚なので肉料理に使う香草でも合います。

今回はベランダに生えていたローズマリーを使いました。

 

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表面積が広い方を上にして、塩をたっぷり振り、ローズマリーをのせます。

 

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オリーブオイルを引いた鍋に、裏返して入れます。表面積が広い方を先に焼いた方がよいからです。

水を入れずに蓋をしてじっくり焼くので、厚手でしっかりフタが閉まる鍋がよいです。

反対側にも塩を振っておきます。

 

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フタをして弱火で30分。

 

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フタを開けるとこんな感じ。割と全体に火が通っているようです。

 

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ひっくり返すとこんな感じにこんがり焼けていました。フタをしてさらに10分弱火で焼きます。

 

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焼き上がりました!

 

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巨大なツナ、ですね。

 

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ホロホロと崩れます。

バーベキューにこれがあると盛り上がりそうです。

 

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下の方にコラーゲンの層がありますね。

身は比較的脂が少ない部位なのでさっぱりしていますが、そこにコラーゲンのトロミを合わせるとちょっと高級感が出ます。

味的には「高級なツナ」なので、マヨネーズも合いそうです。

 

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余った身はほぐして次の日の朝ごはんに。

ホカホカの白飯にのせてネギと一味、醤油をチョロっと垂らしていただきました。

高級ツナごはんです!

 

マグロで一番おいしいのは「脳天」なんじゃないか?

f:id:jurilin:20210210203122j:plain脳天。

形が三角っぽいですが、サシの入り方は大トロのようです。

 

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見るからにおいしそうなので、まずは普通に刺身にしてみましょう。

 

【脳天の刺身】材料(2〜3人前)

  • 脳天 好きなだけ
  • 大根のツマ 適量
  • わさび醤油 適量
  • 海苔 お好みで数枚

 

f:id:jurilin:20210210203200j:plainトロトロに柔らかいので厚めにスライス。 というか、薄く切れません。

 

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大盛りです。

 

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まずは普通にわさび醤油で。

本当にトロトロです。驚くほど濃厚です。大トロを超えた大トロです!

お店で食べたらおそらく一人一切れか二切れで大満足なはず。

 

しかし、今日はこんなにたくさんあるので、

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海苔で巻いてみました。今日のツマは大根。切り立てのフレッシュなものがあったので一緒に巻いてみたら、これが脂を中和してくれてちょうど良い感じに!

 

脳天はたくさんあるので、他の料理もしてみましょう。

 

【脳天の炙り】材料(2〜3人前)

  • 脳天 好きなだけ
  • 塩 適量
  • サラダ油 必要であれば適量

 

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好きな大きさに切って脳天の表面に塩を振ります。

 

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フライパンに油を引き(テフロン加工のものなら油無しでも大丈夫)、十分に熱したところに脳天を入れ、素早く表面を炙ります。中まで火が通らないように、10秒以内を心掛けて。

バーナーがあれば、それで普通に表面を炙りましょう。

 

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表面の油をキッチンペーパーで拭き取ります。

 

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スライスして、

 

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出来上がり。

 

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表面を焼いたことによって、香ばしさが加わり、食感もややさっぱりしました。

刺身よりもこっちの方が好きな人も多いはず。

 

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白ごはんを用意して、

 

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のせてしまいましょう! 朝ごはんにも最高です。

ごはんが止まらないだけでなく、朝から酒も飲みたくなってしまいます。

 

実は脳天はまだまだあります。そこで今度は大量に食べられてしまうメニューを作ってみましょう。

 

【脳天のしゃぶしゃぶ】材料(2〜3人前)

  • 脳天 好きなだけ
  • 付け合わせ 白菜、豆腐、ネギ、きのこなどを好きなだけ
  • 付けダレ ポン酢がおすすめ

 

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スライスした脳天と野菜類、鍋を用意するだけです。

 

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脳天は濃厚すぎてそんなに量をたくさん食べられないわ、という人もこれなら瞬殺です。

 

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普通にしゃぶしゃぶします。

さっと少しだけでも良いですが、表面全体の色が変わるくらいが食べやすいです。

 

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ポン酢でさっぱりいただきましょう。柚子胡椒も合いそうです。

ほんのりと火が通った表面はホロリと柔らかく舌の上で溶け、続いて温まった濃厚な身が口の中に余韻を広げます。

箸が止まりません。しゃぶしゃぶしてパク、しゃぶしゃぶしてパクの繰り返しであっという間に食べ終わってしまいました。

これは中毒性のある危険な食べ物です。脳天のしゃぶしゃぶ。

 

しゃぶしゃぶしたお湯はかなり脂っぽくなっているので、締めは雑炊よりも蕎麦がおすすめです。麺つゆで味付けして茹でた蕎麦を入れるだけ。

胃も心も満足感でいっぱいになりますよ。

 

さて、もうお腹いっぱいになってしまったのですが、まだうちの冷凍庫にはマグロがたくさんあるのです。

次回は、目玉、頰肉、カマを料理してみます。これもまたたまらない旨さなのです。ご期待ください!

 

書いた人:工藤真衣子

工藤真衣子

カメラマン。美しい人が好きなのでグラビア、音楽が好きなのでライブ写真、映画やドラマが好きなのでスチール写真、美味しい食べ物が好きなのでグルメ写真。雑誌、WEBなど各メディアで活動中。趣味は美味しい料理を作って食べること。子供写真スタジオ「アトリーチェ」の経営もしております。

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