ひよこ豆のペースト「フムス」を知ったら毎日の食事の可能性が広がった【中東料理】

中東諸国の伝統的な定番料理「フムス」。ひよこ豆から作られるペーストで、肉にも野菜にもパンにも合う、おいしくてヘルシーな料理なのです。今回は、このフムスを自宅でも作れるのか、試してみることにしました。

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「フムス」をご存知ですか

フムスは中東諸国で広く食べられているひよこ豆のペースト。

前菜としても、野菜や肉などにつけるディップとしても、毎日食卓に登場するとても日常的な料理なのです。

 

日本でも最近はヘルシーな食品として注目されていて、カフェメニューで見かけることも多くなってきました。植物性の材料だけで作られているのでベジタリアンフードとしても注目されています。

 

筆者はこのフムスが大好きで、自分で作っていろいろな食べ方をしています。

正統派に中東風にしてもいいし、そのままチビチビなめてツマミにするのもあり!

 

作り方も基本、フードプロセッサーで混ぜるだけなので簡単です。

市販のものもあるので、最初はそれをアレンジするのでも良いと思います。

でも、やっぱり手作りがおいしいのでおすすめ!

 

基本のフムスの作り方。材料もスーパーで入手できます

フムスの作り方は簡単。

 

茹でたひよこ豆をいくつかの調味料などと一緒にフードプロセッサーで混ぜるだけです。

フードプロセッサーがない人は、ちょっと疲れますがすり鉢でも作れます。

 

ひよこ豆は乾燥したものと、水煮の缶詰、どちらも普通のスーパーなどで手に入ると思います。

缶詰を使うと、調理時間も10分くらいで簡単にできあがります。

 

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乾燥ひよこ豆を使う場合は、あらかじめ茹でておく必要があります。

 

乾燥ひよこ豆の茹で方

  1. 洗って一晩(6時間以上)水に浸けておく。
  2. たっぷりのお湯で茹でる。圧力鍋だと7分程度。普通の鍋の場合は弱火で2時間程度。茹で上がったらザルにあげて自然に冷ましておく。茹で汁は使うので1/2カップ程度とっておく。

 

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こちらが茹で上がったひよこ豆です。

水煮缶の場合はこの状態からスタートです。

 

今回はひよこ豆(乾燥)を200g使いました。茹で上がると約420gくらいになります。

缶詰の容量は400〜450gくらいのものが多いです。

レシピは420gのものなので、量が多い場合は調味料も合わせて増量させてみてください。でも味つけの加減は好みなので味見しながら調節する方が良いかも。

タヒニは中東の白ごまペーストです。手に入らない場合は日本の練りごまで代用しましょう。

にんにくは匂いが気になる場合は少なくしたり、入れなくても良いと思います。

添えるハーブは、本場ではパセリを使うことが多いようです。

 

【材料】(3〜4皿分)

  • ひよこ豆(茹でた状態) 420g
  • タヒニ(練りごま) 大さじ2
  • 塩 小さじ1
  • レモン汁 大さじ1
  • にんにくすり下ろし 大さじ1
  • オリーブオイル 大さじ2
  • ひよこ豆の茹で汁 50cc程度(ペーストの固さを見ながら調節する)

 

(トッピング用)

  • オリーブオイル 適量
  • パプリカパウダー 適量
  • 好みのハーブ 適量

 

【作り方】

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1.フードプロセッサーに茹で汁以外のすべての材料を入れて撹拌します。すり鉢を使う場合は、すり鉢に入れてすりこぎ棒ですり潰します。

 

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2.ペーストの固さを確認しながら、少しずつ茹で汁を入れて攪拌しましょう。水煮缶のひよこ豆を使う場合は、缶詰の汁を少しずつ足しながら調整する。

 

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3.全体が滑らかになれば出来上がり。

 

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4.味見をして、塩やレモン汁の量は好みで調整しましょう。

 

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5.盛り付け。フムスを皿に盛り、オリーブオイルを回しかけ、パプリカパウダーなどのスパイスやハーブをトッピングする。

 

フムスの楽しみ方①:パンにつける

フムスの一番基本的な食べ方です。パンにつける。

中東料理の店でフムスを注文するとピタパンとよばれる薄いパンが添えられていることが多いです。

 

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今回は、たまたまうちにあった食パンをトーストにしてつけてみます。

 

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香ばしいトーストにフムスのまろやかなうま味がプラスされて間違いないおいしさです! フムスは植物性の材料だけなのに、まったりとしたコクがあるので満足感も高いです。野菜やヨーグルトを添えるととてもヘルシーな朝食に。

 

フムスの楽しみ方②:野菜につける

フムスはドレッシング代わりに野菜にディップするのもおいしいです。

 

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冷蔵庫にあった色々な野菜を切って盛り合わせました。

 

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ディップして食べると、野菜がサラダではなく、お酒のつまみの一品として立ち上がってきます。

キンキンに冷えたビールや白ワインと共にいただきたいものです。

ノンアルでおかずにすればダイエットにも良さそうです。

 

フムスの楽しみ方③:肉につける

カフェなどではパンや野菜に添えてさっぱりした感じで供されることの多いフムス。

しかし、本場の中東諸国では肉料理と一緒に食べることも多いのです。

 

まず紹介するのは、パレスチナでよく食べられている鶏レバーの料理です。

基本的には、肉を塩、こしょう、クミン、にんにくで焼けばだいたいオッケーなので、他の肉に変えて作るのもよいでしょう。普通の切り身の肉なら鶏レバーのような下ごしらえがいらないのでむしろ簡単です。

 

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【鶏レバーのケバブ風、フムス添え 材料】(1人分)

  • 鶏レバー 100g
  • にんにく 1片
  • ピーマン 1個
  • 玉ねぎ 中玉1/4個
  • 塩、こしょう、クミンパウダー 各ひとつまみ程度
  • 油(オリーブオイルなど) 大さじ1

 

【作り方】

1.鶏レバーの下ごしらえをする。白い脂肪や血管などを取り除き、食べやすい大きさに切り、15分程度水に浸けておく。その後流水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭き取っておく。

 

2.ボウルに1の鶏レバーとすり下ろしたにんにく、塩、こしょう、クミンパウダーを入れよく混ぜてなじませる。

 

3.フライパンに油を入れて中火で熱し、2の鶏レバーを入れて上下を返しながら表面をよく焼く。切っておいた玉ねぎ、ピーマンを入れてさらに3分程度炒め合わせる。

 

4.フムスの上に盛り付ける。

 

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このように鶏レバーでフムスをすくっていただきます。

 

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鶏レバーのねっとり感とフムスのねっとり感の相乗効果。そして、フムスのまろやかさと酸味が鶏レバーを包み込んで絶品!

普段、レバーを食べない人でもこれはおいしく食べられるのでは?

赤ワインを合わせたりしたら、永遠に食べ続けられてしまいそうです。

 

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別の日には、鶏胸肉を同じように焼いて添えてみました。

鶏胸肉だと下ごしらえがいらず、塩・こしょうなどで味付けして焼くだけなので簡単です。そして、フムスはさっぱりした肉にもコクとうま味を足してくれます。

 

また、わざわざ肉料理を作らなくて、フムスに買ってきたお惣菜の唐揚げやフライドチキン、焼肉などを添えるだけでもちょっと豪華な一品になります。

 

そんなわけで、フムスはまとめて作っておいて、冷蔵庫に常備しておくのがおすすめです!

本場では食べないような、日本のおかずと合わせちゃってもおいしいかなと思います。

みなさんも、おすすめの食べ方があったらぜひ教えてくださいね。

 

書いた人:工藤真衣子

工藤真衣子

カメラマン。美しい人が好きなのでグラビア、音楽が好きなのでライブ写真、映画やドラマが好きなのでスチール写真、美味しい食べ物が好きなのでグルメ写真。雑誌、WEBなど各メディアで活動中。趣味は美味しい料理を作って食べること。子供写真スタジオ「アトリーチェ」の経営もしております。

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