ガンマニアが夜な夜な集う「シューティングカフェ Guns」に元自衛官が挑む!【名古屋栄4丁目】

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中学校1年生のとき、当時放映していた刑事ドラマに影響を受けて、エアガンにハマった。友達と一緒にドラマに出てくる刑事の役になりきって、田んぼで日が暮れるまで撃ち合った。腕や脚ならまだしも、弾が顔に命中してのたうちまわることもあったが、今となっては良き思い出だ。

私は1年くらいで飽きてしまったが、大人になっても少年の心を忘れず、今もなおエアガンを愛でる人たちもいる。

 

店内にはエアガンがびっしり

そんなガンマニアらが夜な夜な集まり、自慢のコレクションを肴にグラスを傾けたり、気分次第でシューティングレンジで的をめがけて撃ったりできるお店があるというウワサを入手した。

それが名古屋市中区栄4丁目、通称“女子大小路”にある「シューティング カフェ Guns」だ。

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入り口には近寄らないと読めない小さな看板しかなく、かなり怪しい雰囲気。

 

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意を決して店内に入ると、カウンターにはエアガンが所狭しと並び、奥の壁にはライフルやマシンガンがズラリ。

 

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こちらがオーナーの小原隆太さん。もちろん、ご自身も筋金入りのガンマニアだ。お店をオープンさせたのは今年3月。その背景にはガンマニアならではの悲しい宿命があった。

 

「私も20年前まではサバゲーをやっていたりしましたが、もっぱら自宅の部屋で撃つ“お座敷シューター”でした。外で撃つと、本物と勘違いされて通報されたりしますからね。このように、せっかくエアガンを買っても撃つ場所がないんです。また、ガンマニア同士が買ったエアガンを見せ合うこともできないわけですよ。ファミレスでできないでしょう(笑)。だから、ガンマニアたちが集う場所になればいいなぁと」(小原さん)

 

本格的シューティングレンジ

お店の料金システムはいたってシンプル。チャージ1,500円でレンタルガン一丁(1マガジン付き)でシューティングレンジでの射撃が楽しめる。

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アルコールは、ビールやスピリッツ、ウイスキー、カクテルなどオール500円。ウイスキーと焼酎(芋、麦)、テキーラ、ソフトドリンクの飲み放題(1,000円)もある。

 

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こちらが店内併設のシューティングレンジ。全長12mあり、この距離は名古屋随一だとか。エアガンは店内で有料レンタル(女性は無料)できるほか、持ち込みもOK。

ただし、エアガンとはいえ、扱い方を間違えると危険が伴うため、以下の通り4つのルールを設けている。

 

  1. 全ての銃は装填状態であるものとして扱う(銃をカウンターから取り上げる際も、即、弾が発射されるものとして扱う)
  2. 銃口を撃つつもりのないものに向けない(イメージとしては、銃口から常に強力なビームが出ているものとして扱う)
  3. 撃つ瞬間まで引き金に指をかけない(銃口がターゲットを向くまで人差し指はまっすぐ伸ばし、トリガーガードの外へ)
  4. ターゲットの手前、そして後ろに何があるかを撃つ前に確認を(障害物があって跳弾が思わぬ方向に飛んでいかないか必ず注意)

 

「これらを守れない方の入店は固くお断りしています」(小原さん)

 

 百発百中! のハズが……

「では、さっそくシューティングレンジで撃ってみませんか?」と小原さん。実は今回、強力な助っ人を呼んでいたのだ。お~い!

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「呼んだ?」と、店内に入ってきた怪しいこの男、私の写真専門学校時代の同期でカメラマンの丸ヒゲ工務店(仮名)。

彼は専門学校入学前に自衛官として国防の最前線にいたのだ。射撃には自信があり、自衛官時代は射撃の大会で賞を獲得したことも。

 

今回は丸ヒゲ工務店が10m先のターゲットを撃ち抜く!

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丸ヒゲ工務店が選んだのは、旧ソ連で開発され、今もなお世界中の紛争地帯で使われているAK-47、通称“カラシニコフ”。って、どんだけ似合ってんだ(笑)。

ゲリラになりきった丸ヒゲ工務店がシューティングレンジに向かう。

 

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真剣な眼差しでターゲットを狙い、トリガーを引く。パン! と乾いた音がシューティングレンジに響き渡る。

続けて2発、3発と発射するも……まーったく当たらない(笑)。

 

「的を狙おうとすると、照準がボケるし、照準を見ると、的がボケる。こりゃ老眼のせいだな。悔しいけど、まったく当たらねぇ(涙)」と、丸ヒゲ工務店。その後、別のエアガンを使っても結果はほとんど同じだった。

 

横で爆笑していた私もチャレンジしてみたが、弾を発射した後の衝撃が思っていた以上に強く、なかなか的に当たらないのだ。確実に丸ヒゲ工務店よりも命中率が低い(笑)。

しかし、当たったときは何ともいえない快感に包まれる。ストレス発散にはぴったりだ。

 

ミリメシ完備&持ち込みOK!

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神経を使っていたせいか、腹が減ってきた。

ここにはちまたのバーのように、パスタやカツサンドなどと小じゃれたメニューはなく、置いてあるのは戦闘糧食、いわゆる「ミリメシ」だ。牛丼やカレーライス、シチュー&ライス、とりそぼろ&おかゆなど全8種類用意していて、どれでも1食1,000円。

「フードは持ち込んでいただいたり、ピザや寿司の出前を取ってもらっても構いません。エアガンを通じて、楽しい時間を過ごしていただければ」と小原さん。

私と丸ヒゲ工務店はリベンジを誓い、お店を後にした。

 

お店情報

シューティングカフェ Guns(ガンズ)

住所:愛知名古屋市中区栄4-10-25 サンケイビル5階
電話番号:090-7031-3852
営業時間:19:00頃~翌6:00頃
定休日:不定休

cafe-guns.com

※この記事は2017年7月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

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