鶏肉の最高峰「名古屋コーチン」がお値打ちに食べられる超穴場店を発見!【究極TKG&親子丼】

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鶏肉の最高峰、名古屋コーチン。

名古屋市内には、コーチンを使った鍋をはじめ、串焼きや唐揚げ、親子丼などが楽しめる専門店があるが、かなりハードルが高い。

鍋や刺身、焼き物、、揚げ物など、ひと通りの料理が食べられるコースを注文した日にゃぁ、1万円オーバーを覚悟せねばならない。そのため、地元で暮らしていても、未だ名古屋コーチンを食べたことのない人も多いと思う。

 

激安の300円モーニング

そんななか、名古屋コーチンがお値打ちに食べられるお店を見つけた。お店は、名古屋市天白区にある名古屋市農業センター、愛称「dela(でら)ふぁーむ」内にある。

ここは農業振興を目的に昭和40年に開設され、農業や畜産技術の研究、指導を行ってきた。入場は無料で、敷地内には牛や羊などの放牧場や10種類以上のニワトリを展示する鶏舎などを見学できる。

また、700本の枝下れ梅の梅林があり、見頃となる2月から3月には多くの人が訪れる。

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正門を入って、すぐ右側の売店・レストラン棟に入ると、お店がある。

その名も「名古屋コーチン食堂」。名前の通り、名古屋コーチンを使ったメニューがウリなのだ。

 

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「ここは20年前に名古屋農業センターの喫茶店としてオープンしました。センターは名古屋コーチンのひなの生産拠点でもあるので、コーチンを使ったメニューは出してはいたんです。が、もっと名古屋コーチンをPRしようと、3年前に店名を変えました」

そう話すのは、お店を運営する公益財団常人名古屋市みどりの協会の杉浦久直さん。

 

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まず、目の前に運ばれてきたのが、トーストとゆで卵、デザート、コーヒーのセット。これは、名古屋の喫茶店ではおなじみのモーニングか!? っていうか、どこに名古屋コーチンが使われているのか!?

 

「11時までコーヒーなどのドリンクにサービスとして付けています。実はゆで卵に名古屋コーチンの卵を使っています。ちなみにモーニングコーヒーの値段は350円です」(杉浦さん)

 

ええっ! 300円!?

ちまたの喫茶店ではコーヒーがだいたい400円~450円。この値段はまさしく昭和(笑)。しかも、コーチンのゆで卵付きである。

お得としか言いようがない。

 

480円で究極のTKGが

名古屋コーチンの卵を使ったメニューは、ほかにも玉子サラダをサンドした「名古屋コーチン玉子サンド」(450円)がある。

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モーニングのゆで卵もそうだが、食べてみると、普通の卵よりもコクがあり、味も濃厚だった。やっぱり、コーチンは卵からして、そこらの鶏とはまったく違うのだ。

 

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その違いがよくわかるのが、「名古屋コーチン卵かけご飯」(480円)。小鉢と味噌汁、のり、漬物も付いて、朝食にぴったり。

 

よーくかき混ぜて、熱々のご飯の上にオン!

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お米の一粒一粒にコーチンの卵がコーティングされている。

ううっ、何というぜいたくな卵かけご飯なんだ!

ご飯の甘みも相まって、そのまま食べてもうまいが、付いてくる卵かけご飯専用の醤油をかけて食べると、卵の濃厚なうま味が引き出されてさらにうまい。

 

高級親子丼が相場の約半値で

これまで紹介したメニューは、まだまだほんの序の口。コーチンのおいしさを実感するのは、卵ではなく、やはり肉を食べてこそ。

ここのダントツで評判のメニューを紹介しよう。

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醤油ベースのつゆで煮込んだコーチンのもも肉と玉ネギを小さなフライパンに投入。これで何を作るかわかるだろうか?

 

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つゆが煮立ったところで、コーチンの卵(2個分)を溶いて、フライパンへ。

もう、これでわかっただろう?

コーチンのもも肉ならではの濃厚でジューシーな味が楽しめるアレである。

 

溶き卵が少しかたまったところで火を止めて、オン・ザ・ライス!

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そう、作っていたのは、「名古屋コーチン親子丼」(730円)である。

市内の専門店で食べると、1,200円~1,500円はする。

何なんだ、この安さは!

 

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ひょっとしてあれか? 値段も値段なので味もそれなりなのか……そう邪推した自分が愚かだった。

味はまったく問題ないどころか、めちゃくちゃうまい!

コーチンの力強いうま味がしっかりと染み出したつゆに、これまた濃厚な味わいの卵がふんわりとまとっている。こんなの、反則だ。あまりのうまさにあっという間に平らげてしまった。

強いてマイナス点を挙げるならば、もも肉の量くらいだが、この値段では仕方あるまい。

 

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「コーチンの卵は比較的安価で仕入れられるのですが、肉に関しては、街の鶏料理店と同じところから仕入れるため、親子丼の730円という値段は本当にギリギリなんです。正直、いつ値上げしてもおかしくはありません(笑)」と、杉浦さん。

 

名古屋コーチンを使ったメニューはほかにも、コーチンの肉が入った「名古屋コーチンカレー」(850円)や「絶品名古屋コーチン 殿様コロッケ」(うましお味1個 200円、ピリ辛みそ味2個 200円)、コーチンのエキスが入った「名古屋コーチン中華そば」(680円)などを用意している。

 

親子丼やコロッケ、中華そばを組み合わせて、名古屋コーチンづくしを楽しんでみては?

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お店情報

名古屋コーチン食堂

住所:愛知名古屋市天白区天白町平針黒石2872-3 名古屋市農業センターdelaふぁーむ内
電話番号:052-801-7898
営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜日 (ただし月曜日が祝日の場合は営業、翌平日休)

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※この記事は2017年9月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

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