掘っても掘っても肉ばかり。大須「ハッシュ・デ・ロッソ 」の和牛サーロインステーキ重ダブル1,180円が奇跡すぎる【名古屋】

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地下鉄鶴舞線の大須観音駅と上前駅を挟んだ大須の商店街。広大なアーケードには1200ものお店や施設があるといわれ、平日でも多くの人が訪れる。下町らしく、おいしくて安い飲食店も軒を連ねている。

 

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中でも仁王門通商店街にある「ハッシュ・デ・ロッソ 本店」は、週末のお昼時になるとお店の前に長蛇の列ができる話題のお店。

 

ここには寒空の下で並んででも食べたいランチが……。

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ステーキ丼!

絶妙な火加減でミディアムレアに焼き上げたステーキが丼一面を覆っているではないかっ。

 

一目見ただけで食欲をかき立てられる!

それもそのはず、このステーキ丼の正式名称は「和牛サーロインステーキ丼」

その名の通り、和牛の、しかもサーロインを使っているのだ。

 

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とりあえず食べてみよう。

うぉぉぉ~、うっ、うんめぇ~っ!

サーロインだけにやわらかくて、肉の味そのものもしっかりしている。それを引き立てるのが醤油ベースのタレだ。焦げた醤油の香りと繊細な脂の口溶け、上品すぎる肉の味が相まって、たまらんうまさ! 思いっきりご飯をかき込み、あっという間に完食してしまった。

 

心意気を感じる「大須価格」

あっ! 肝心な値段を聞くのを忘れてしまった! トンデモナイ値段だったらどうしよう!?

 

「580円です」

 

ん!? 気のせいか3ケタの数字が聞こえたような気がするが。

念のためにもう一度聞いてみよう。

 

「いやだから、580円ですって」と、オーナーの橋本卓さん。

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えぇぇぇ~っ! 安っ!

そりゃ行列ができるはずだ。それにしても何なんだ、この安さは。どうしてこんなに激安なんですか?

 

「私は大須で生まれ育ち、長いこと商売もさせてもらっています。大須には大須の値段があり、お客さんが求める大須らしい値段がこれだと思うんです。もうけはほとんどありませんが、地元への恩返しのつもりです」(橋本さん)

 

橋本さんの高祖父は、1877(明治10)年に、名古屋市中川区尾頭橋にて麺類食堂「あさ錠」を創業。その後、曾祖父が1925(大正14)年に大須で親戚が営んでいた映画館「ニコニコ館」の前に移転し、店名を「ニコ天」に変更した。

 

「私で5代目になります。『ニコ天』は、2003(平成15)年にオープンした大須301ビルの建設に伴い、廃業しました。当時、私は別の仕事をしていたのですが、やはり飲食をやりたくて、15年ほど前に『ステーキの橋本』(※)をオープンしたんです。その頃、ステーキ丼は400円でお出ししていたんですよ」(橋本さん)

※現在は「五代目橋本」として営業中。

 

ここ「ハッシュ・デ・ロッソ 本店」は、10年ほど前にオープン。こちらでもランチタイムにステーキ丼を出したところ、たちまち話題に。それが今もなお続いているのだ。

 

肉→米→また肉

橋本さんによると、前出の「和牛サーロインステーキ丼」のほかにもう一つオススメのメニューがあるという。

それは……

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ステーキ重!

 

うわぁ、これもボリュームがハンパない。

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丼と同様に、肉は和牛のサーロインを使用。

いやぁ、イイ肉は無限に食べられるねぇ。

どんどん食べすすむと……

 

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なんと、ご飯の下にもステーキが!

まるでうな丼の「上」みたい。サーロインの上質な脂とタレでコーティングされたコメのうまさといったら。

こりゃ、たまらん!

 

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一番上のステーキと、その下のご飯を食べると、こんな感じ。

っていうか、米よりも肉の方が多いんじゃないか!?

このお重の正式名称は、「サーロインステーキ重ダブル」で、値段は1,180円! これも安いっ!

 

「『和牛サーロインステーキ丼』の肉は、約70グラムですが、『サーロインステーキ重ダブル』は、150gと倍以上になり、ご飯の大盛も無料です。すべての肉をご飯の上にのせてもよかったのですが、ご飯の中に入っていた方がインパクトも大きいですからね」(橋本さん)

 

夜は鉄板ステーキを格安で

ランチがここまでスゴイと、ディナーではどんなモノを出しているのだろうか? むちゃくちゃ気になる……。

 

「夜は肉バルとして営業しています。とくに好評なのが、熱々の鉄板でいただくステーキです。大変申し訳ありませんが、夜はほんの少しだけ高くなります。」(橋本さん)

 

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ジュージューとうまそうな音を立てながら運ばれてきたのがディナーメニューの「極上国産和牛ステーキ」。

 

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丼やお重と違って、時間が経っても熱々。ゆえに肉や脂の味がダイレクトに伝わってくる。

いやぁ、うまいなぁ! ほんの少しだけ高くなるって、いったいいくらなのか!?

 

「1グラム7円です。150グラムからの注文になります。召し上がっていただいたのが150グラムですから、1,050円になります。実は少し前までアメリカ産の肉を使っていたのですが、すべて国産和牛に切り替えました。ご飯と味噌汁のセットは、別料金(250円)なので、昼よりもやや割高になりますが、和牛でこの値段は安いと思います」(橋本さん)

 

和牛サーロインが1グラム7円。何という安さ!

名古屋・大須で、昼も夜もおいしい肉を食べるなら、ココで決まりだ!

 

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お店情報

ハッシュ・デ・ロッソ 本店

住所:愛知名古屋市中区大須3-35-23
電話番号:052-261-8611
営業時間:11:30~16:00、17:00~21:00
定休日:不定休

www.hotpepper.jp

 

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

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