アノ「矢場とん」に裏ワザが? 系列店「わらじや」の豚しゃぶは、みそかつに負けないくらいどえりゃぁ美味ゃあがや!【名古屋】

f:id:Meshi2_IB:20180303093655j:plain

名古屋のみそかつ専門店といえば「矢場とん」。名古屋市内のみならず、東京大阪福岡、さらには台湾にまで出店していて、その知名度はすこぶる高い。

 

f:id:Meshi2_IB:20180303093841j:plain

とくに週末ともなれば、どのお店も行列ができるほどの盛況ぶりだ。

が、名古屋・矢場町にある本店のすぐ近くにある系列店の存在は、地元でも知らない人が多い。今回はいってみれば、そんな「裏ワザ」的な穴場を紹介しよう。

 

それがここ。

f:id:Meshi2_IB:20180303093624j:plain

本店南側の路地を入って20メートルほどの場所に佇む、その名も「レストラン わらじや」。黒を基調とした高級感あふれる店構えからは、「矢場とん」の庶民的なニオイをまったく感じない。

 

f:id:Meshi2_IB:20180303093628j:plain

看板もシック。

 

しかし、よく見ると、

f:id:Meshi2_IB:20180305102722j:plain

おなじみのキャラクター、ぶーちゃんの姿が!

やはり、ここは「矢場とん」の系列店であることを思い知らされる。

 

「矢場とん」と同じ豚肉を使用

店内に入ってみると、こんな感じ。

f:id:Meshi2_IB:20180303093620j:plain

店構えと同様に、ラグジュアリーな雰囲気だ。ここは1階だが、2階には半個室のテーブル席や個室(5~8席、要予約)がある。

「矢場とん」とは完全に一線を画していることはわかったが、ここではどんな料理が食べられるのだろうか?

 f:id:Meshi2_IB:20180303093614j:plain

「ここ『レストラン わらじや』は、2009(平成21)年にオープンしました。『矢場とん』のみそかつに使用する南九州産の豚肉を使った料理が楽しめます。アラカルトも用意していますが、コース料理の方がウチの味を満遍なく楽しめると思いますよ」と、料理長の仲山信吾さん。

コース推奨とあれば、ここは乗っておくしかないだろう。ではお願いします!

 

豚料理のオンパレード

それでは、料理長オススメの「プレミアムコース」の主なメニューを順番に紹介しよう。

f:id:Meshi2_IB:20180303093648j:plain

まずは、大ぶりな「わらじや名物手作りシュウマイ」

 

南九州産豚肉の濃厚なうま味と脂の甘みを凝縮させた一品である。アラカルト(1個 216円)でも好評だ。

 

f:id:Meshi2_IB:20180303093645j:plain

次は「柔らかスペアリブ」(写真は2人前)。

 

表面を焼き上げて、肉のうま味を封じ込めた後にスチームをすることで、とろけるような食感に仕上がっている。甘辛い自家製ダレも肉のうま味を見事なまでに引き出していて、永遠に食べ続けられるのではないかと思うほど。アラカルトは864円。

※写真はコースで出される1人前。アラカルトはもっとボリュームがあります。

 

f:id:Meshi2_IB:20180303093641j:plain

熱々の鉄板でいただく「矢場とん」の定番メニュー「鉄板とんかつ」も付く。

味の決め手となるみそだれはもちろん、本店とまったく同じものを使っている。ここは深夜2時まで営業しており、夜中でも「矢場とん」の味が楽しめるのがありがたい。アラカルトは2,160円。

 

コンセプトは「原点回帰」

そして、コースもいよいよ佳境に。

f:id:Meshi2_IB:20180303093655j:plain

コースのメインは「しゃぶしゃぶ」。豚肉はみそかつに使っているロースと脂の甘みを堪能できるバラ肉の2種類を用意。豚骨スープにたっぷりのネギを入れて、肉をしゃぶ、しゃぶ、しゃぶ。肉でネギを巻くようにして食べるとめちゃくちゃうまい!

 

また、高菜と紅ショウガなどの薬味を入れると、また違った味わいになる。ちなみに〆はラーメン。南九州産豚肉のうま味が溶け込んだスープは、ちまたのラーメン屋さんよりもうまい。

 

f:id:Meshi2_IB:20180303093652j:plain

コースはほかにも日替わりの「前菜盛り合わせ」や月替わりの「サラダ」、「デザート」も付く。前出の「鉄板とんかつ」以外に名古屋めしは皆無だったところが興味深い。

 

最後に今回オーダーしたコース全景を。

f:id:Meshi2_IB:20180303093637j:plain

THE 壮観!

※「スペアリブ」と「しゃぶしゃぶ」は2人前。ほかはすべて1人前。

 

ちなみにコース料理は、「プレミアムコース」(5,400円 ※写真上)と「プラチナコース」(6,480円)、「プレジデントコース」(7,560円)の3種類。

「矢場とん」でもおなじみのメニューもあるが、ほとんどはここでしか食べられないオリジナルメニューである。

 

「『矢場とん』のわらじとんかつや鉄板とんかつは、お客様とのやりとりの中から生まれました。お客様の好みや要望に応じて柔軟に対応させていただいたからこそ、今の『矢場とん』があるのです。ここ『レストラン わらじや』も、肉の量や厚み、調理法などお客様のリクエストに応えた料理を提供しようと、約2年の試行錯誤と構想期間を経てオープンしました。いわば原点回帰がコンセプトなんです」(仲山さん)

 

また「レストラン わらじや」は「矢場とん」に入社した新人スタッフの研修を行う場でもあるという。仲山さんは、かつて大阪の和食店で20年間働いていた生粋の料理人。調理技術はもちろん、接客も新人に教えている。

「矢場とん」の温かみのあるサービスは、ここから生まれているのだ。

 

お店情報

レストラン わらじや

住所:愛知名古屋市中区大須3-6-23
電話番号:052-241-2409
営業時間:17:00~翌2:00(LO 翌1:30)
定休日:不定休
ウェブサイト:http://warajiya.yabaton.com/

www.hotpepper.jp

 

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

過去記事も読む

トップに戻る