すき焼き、ひとり1,000円でどこまで満足できるか

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家で鍋パーティーをすることはあっても、すき焼きパーティーってあまり聞かない気がします。高価というイメージがあるせいかもしれません。けれどリーズナブルながら一定のクオリティーのものを提供する、すき焼き&しゃぶしゃぶ食べ放題のお店も話題の昨今、自宅でも挑戦してみようではありませんか。


ということで、ひとり1,000円の予算で、どこまで満腹かつ満足できるすき焼きが作れるかやってみます。今回は3人という設定で、予算は1,000円×3人=3,000円です。

 

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食材、買ってきましたよ。まずはそのまま広げてみます。

 

  • アメリカ産牛肉切り落とし肩ロース 258円/g 306g 789円 
  • アメリカ産豚肉切り落としロース 128円/g 402g 514円 
  • 地養鳥生肉団子 288円から10%引 259円 
  • 春菊 198円 
  • 玉ねぎ 48円 
  • えのき 98円 
  • 長ねぎ 178円 
  • しらたき 138円 
  • 焼き豆腐 138円 
  • うどん 3人前 95円 
  • 割り下 188円

計 2,643円+211円(消費税8%) 
合計 2,854円

 

肉は輸入物にしてボリューム重視としました。わずかな肉を奪い合う、あるいは遠慮し合うという構図は避けねばなりません。また、牛肉だけではコスパがよくないので、豚肉も買いました。


牛肉はひとり当たり102g。一般的なすき焼きのレシピでは1人前の肉(牛肉)が100gなので、しっかりクリアしています。さらに豚肉がひとり134g、肉のボリュームは男性でも満足できるかと。さらに肉のバリエーションを豊かにするため、鶏肉団子も購入しました。

 

うどんは〆で食べます。「うどんよりご飯派」という人もいますが、甘い割り下とうどんの相性のよさときたらもう……ここは譲れません。うどんで!

 

しいたけはちょうど家にあったので、それを使ってしまいました。しいたけも買ったとしたら187円(税抜き)していたので3,000円オーバーとなり、肉の量が若干減ったことでしょう。さらに生卵も家にあるものを使ったので、それも買っていたらさらに肉が減ったはず。

 

玉ねぎは一般的なすき焼きには入れないと思いますが、肉じゃがに入っている玉ねぎみたいな味になるんじゃないかな? 財布にやさしい価格だし、買ってみました。こうしてみるとすき焼きって野菜が少ないですね。肉を食べる料理なんですね。「すき焼き=高価」というイメージはここから来ているのかもしれません。

 

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これが3人前のすき焼きの材料です。

 

さて、では作ってみましょうか。

ちなみにうちはすき焼き用鍋はありません。卓上カセットコンロもありません。そのためフライパンで作ります。ないならあるものを活用するだけですよ。

 

すき焼きは関東風と関西風で作り方や味付けが違うようですが、ここは買った割り下のラベルに書かれていたレシピに従うことにします。

 

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鍋(というかフライパン)に牛脂(ないのでサラダ油)を敷き、長ねぎを軽く炒めてから肉を並べ、割り下を適量投入。

 

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さらに残りの具材も加え、ぐつぐつしたらできあがり。すき焼き、どえらい簡単! というよりも、鍋料理全般、作り方そのものは簡単の極みですよね。出汁にこだわったりすると難しくなるんでしょうけど。

 

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さて、できあがり。写真ではわかりにくいですが、熱々です。やけどしないように気をつけて鍋敷きの上に移動します。

3人前のすき焼き、ひとり1,000円なり。どうでしょう。

 

これ、用意した材料のちょうど半分です。

つまり、これと同じボリュームのものをもう一度作れます。

 

ちょっと……結構いいボリュームじゃないですか? 

肉肉しい感じも出てませんか? 豚肉、輸入肉を使えば、ひとり1,000円の予算でも、すき焼きで満腹になるんじゃないですか?

 

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ここから1人分を直径16センチの皿に盛ってみます。これと同じボリュームをもう一度食べられることになります。皿が……重い!

 

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そして〆はうどんです。写真は1人前しか入れていませんが、3人前だと鍋一面うどんになります。割り下が足りなさそうなら、早めに追加しておきましょう。

 

これは具がそこそこ入っている状態でうどんを入れていますが、実際は具を食べきって割り下しか残っていない鍋にうどん投入、でOKです。うどんが小汚ない茶色になるほどうまいです(個人的には「翌日のうどん」がおすすめ……!)。

 

新品の割り下にうどんを入れてもこの味にはなりません。肉や野菜のうま味がしみ出した割り下だからこそ、このおいしさになるんですね。

 

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具は車麩やしめじもいいですし、家庭によっては白菜、キャベツを入れるところもあるようです。その辺は予算と好みに応じて、自由に展開してください。また、豚肉は値段重視で選びましたが、しゃぶしゃぶ用の薄くカットされているもののほうが、割高にはなるものの、すき焼きには合うと思います。

 

存分に肉を味わいたいという人には今回の材料で満足できそうです。個人的には、肉は牛肉だけでいいので、豚肉と鶏肉団子の予算で春菊やきのこ類、しらたきをもっと増やしたいと思いました。

すき焼きを一緒に食べるメンバーの中に女性が含まれている場合は、野菜類を充実させることを考慮して予算を配分したほうがいいかもしれませんね。

 

というわけで、すき焼き、ひとり1,000円でいけますね! 

見た目もお腹も満足できることがわかりました。ふたりで2,000円の予算ではちょっと肉が寂しいことになるかもしれませんが、3人だったら大丈夫。すき焼きトリオ、結成しちゃってください。

 

※この記事は2016年12月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:椿あきら

椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。著書に『オリンピックと自衛隊 1964-2020』(並木書房)。

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