ペスカトーレ。手抜き上等、省コスト歓迎、おいしければすべてよし

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魚介のスパゲティ、ペスカトーレは材料費がかかりがちです。確かに海の幸をふんだんに入れるほど高価になってしまいます。けれど冷凍のシーフードミックスを使えば、ぐっとリーズナブルに。「それじゃ味が落ちるよ!」という方は外へ食べに行きましょうね。

 

そして「トマトソースを作るのが面倒くさい」という方、市販のソースを買ってしまいましょう。「冷凍シーフード買っても、トマト缶より高いトマトソース買ってたら本末転倒じゃん」という方、トマトソースを作るためにトマト缶に加えてにんにくと唐辛子買ったら、多分そっちのほうが高いです。

 

結果良ければすべてよし!ペスカトーレの作り方

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材料(2人分)

  • スパゲティ 200g
  • 冷凍シーフードミックス 1袋(220g)
  • ツナ缶 1個
  • トマト&ガーリックソース 市販 330g

スパゲティは1.4~1.7mmあたりの太さが個人的にはおすすめです。1.9mmまでいくとちょっと太くてソースとの相性がどうかなという気もしますが、好みは人それぞれですから、あまり気にせず自分の好きな太さを選んでください。今回は少し細めの1.4mmを使いました。


冷凍シーフードミックスはひとり100g以上のボリュームがありますが、加熱すると案外小さくなるので、1.5~2袋くらい使ってもいいと思います。かなりのぜいたく感が味わえます。ツナ缶はスパゲティにソースを絡めるいい仕事してくれるので、ぜひ入れてください。


ソースは普通のトマトソースではなく、ガーリック味が強めにきいているものを選びました。このままスパゲティにかけても立派な1品です。

 

さて、作りますよ。


スパゲティは記載されているゆで時間、マイナス30秒~1分をめどにゆでてください。
ゆでている間にソースを作ります。

 

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まずフライパンにオリーブオイル(材料外)大さじ1程度を引き、そこに凍ったままの冷凍シーフードミックスを加えて強火で炒めます。するとこんな風に冷凍シーフードから水分が出てきます。これがソースに加わると「ザ・ペスカトーレ」な味になるので、決して事前に解凍しないこと!

 

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具に火が通ったら、白ワイン(材料外)を大さじ3、全体に振りかけてふたをし、30秒ほど蒸してアルコールを飛ばします。もしも白ワインがなかったら、料理酒でもOK。

「え、それってあさりの酒蒸し的な……」と不安に思われた方、安心してください。実は今回、白ワインを買い忘れて料理酒で代用しました。まったく問題なしでした。

アルコールを加えるのは魚介の臭みを取るためなので、この工程は飛ばさないでくださいね。

 

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ふたを外したら、ソースと軽く油を切ったツナ缶を加えます。ここからはトマトソースがはねないよう、弱火にします。トマトソースの「はじけ力」はあなどれません。冬は服にトマトの染み、夏は腕にプチやけどという、人に対してやることが意外にえげつない野郎です。

 

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混ぜたらこんな感じ。味見してみてください。あの冷凍シーフードミックスから出た水分がこんなにトマトソースをグレードアップさせるとは! 軽く興奮を覚えます。

 

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フライパンにゆで上がったスパゲッティを投入して絡めて……、 

 

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できあがり!

 

食べてみて確信しました。自宅で作るなら、生のシーフードをちょっとだけ使ったペスカトーレより、冷凍シーフードミックスがたんまり入っているペスカトーレを作ると。

 

おいしいです。

繰り返します、おいしいです!

 

白ペスカトーレも作ります

せっかくなので、トマトソースを使わない魚介のスパゲッティもご紹介します。

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ペペロンチーノを作る要領で、フライパンに大さじ1.5~2のオリーブオイルとにんにく1かけのみじん切り、唐辛子1本(今回は唐辛子が小さいので3つ入れてます)を入れてから火にかけ、オリーブオイルににんにくの香りが移るまで弱火で炒めます。

 

強火で炒めたり、オリーブオイルを熱してからにんにくや唐辛子を加えたりすると、香りがうつる前ににんにくが焦げてしまうので、「冷たいうちからみんな一緒」が基本です。

 

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にんにくのいい香りがしてきたら、シーフードミックスを投入。適量の塩を加えます。 

 

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ここにスパゲティを和えるだけ! 簡単!

 

単なる「シーフード入りペペロンチーノ」ではなく、冷凍シーフードミックスから出た例の水分をスパゲティが全部受け止めるため、「白ペスカトーレ」とでも言いたい味です。いえ、トマトソースじゃないペスカトーレはそもそも「ペスカトーレ」じゃないってことはもちろんわかっていますが、そう言いたくなるほど白ペスカトーレです。くどくてすみません……。

 

海老、イカ、あさり、ホタテなど、個別の冷凍品も売っているので、好きな具だけをさらに加えるのもいいですね。冷凍あさりなんて結構おすすめですよ。


冷凍ものを使おうが、市販のソースを使おうが、そういうものを活用することで自炊できるレパートリーが増えたらうれしいじゃないですか。気が向いたら作ってみてください、おいしいから。

  

書いた人:椿あきら

椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。著書に『オリンピックと自衛隊 1964-2020』(並木書房)。

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