『メシ通』の連載【学食巡礼】では毎月のように大学の学食をうろついていますが、いわゆる「学食界」には巡礼者としての偉大な先輩がおります。
それが早稲田大学学食研究会。
早稲田大学学食研究会は、学食を研究する大学サークルです。独自の学食ランキングを毎年発表しており、その調査結果は雑誌やテレビなどのメディアに取り上げられて、学食に関するひとつの基準となっています。
学食巡礼者のはしくれとして、先輩のお話をうかがっておきたい。そのように思いまして、早稲田大学の学食のひとつである大隈ガーデンハウスにおいてインタビューをいたしました。
チャラくないサークルです
▲右が幹事長の堀田さん、左がサークル員の飯田さん
堀田:堀田悠生、教育学部3年。早稲田大学学食研究会で18代目の幹事長をやっています。1999年設立のサークルです。
飯田:昭和女子大学3年の飯田伽穂です。幹部ではないんですけど、堀田と同期でやってます。
――インカレサークルなんですね。インカレというとチャラいイメージもありますが。
堀田:幹事長がこんななんで、想像つくと思います。
――なるほど。いや、想像つかないです。
堀田:ほんと全然チャラいことなくて、飲み会のコールとかもないし。
――学食でチャラいコールしてたら、それはそれで楽しそう。
ちなみにいまのサークルメンバーは26校の大学から集まっているとのこと。
早稲田大学、明治大学、立教大学、法政大学、学習院大学、日本大学、文化学園大学、東京家政大学、帝京平成大学、東京工業大学、日本赤十字看護大学、成城大学、帝京大学、文教大学、昭和大学、女子栄養大学、聖心女子大学、共立女子大学、昭和女子大学、東洋英和女学院、清泉女子大学、実践女子大学、東京女子大学、白百合女子大学、日本女子大学、学習院女子大学
――サークルの具体的な活動はどのようなものですか。
堀田:週に2〜3回ほど学食にみんなで一緒に行って、自分の好きなものを食べて、最後に調査書に感想を書いて終了、というものです。あまり遠くへ行くのは交通費の面で厳しいですが、関東圏内ならいいでしょうってことで。千葉、埼玉、神奈川なら行ってますね。2月と9月、半年ごとに学食ランキングというものを作っていて、それがよくメディアのみなさんに扱っていただくような資料となっています。
――そのランキングは某公共放送や有名なビジネスニュースでも参考にされているそうですね。なんでも殿堂入りの学食があるとか。
堀田:東洋大学が殿堂入りになっています。僕が1年のときから3年間ずっとアンケートで1位をとっていまして。殿堂入りにしたことで、いつもと違う学食がランキング10位の中に入ってくることができますし。これまで殿堂入りは東洋大学だけですね。
――殿堂入りしたらその学食にはもう行かなくなるんですか。
堀田:新入生には伝えていきたいので、行っています。週2回なので、半年に1回は同じ学食に行く感じですね。
――そもそも初代の人はなにを目的にサークルを作ったんですかね。
堀田:もともとは学習院大学と早稲田大学の学生で作った研究会なんですよ。そのときに公認サークルとして登録できたのが早稲田大学のほうだったので早稲田大学学食研究会という名前になっているんですが。当時の資料も残ってないので詳しいことや正確な経緯はちょっと……。ランキングで使う調査書も、いつからあるのかわからないんですけど「伝統の調査書」となっていまして。基本的には昔からの伝統を引き継いでいて。メニュー、値段、主観的なコメントを書いて、学食の雰囲気とか諸条件を書いて、最後に5段階評価。〈味〉〈量〉〈安さ〉〈雰囲気〉〈健康度〉ですね。
――〈健康度〉って項目が気になる(笑)。
堀田:まあ、完全に主観なんですけども。
――飯田さんは女子大の人ですが、なぜこのサークルに。
飯田:もともとは全然知らなくて。高校の時の友人がこのサークルに入っていたんですけど、一緒に行く予定だった友達が来れなくなったので代わりに来ないかって誘われて、暇だから行ってみたらけっこう楽しめて。ノリで参加しました。
――合コンのメンツ足りないから来ないか、みたいな。
堀田:ひとりで行くのが心細いから友達連れてくるみたいなのはけっこうありますね。とくに女の子はそういうのが多いですね。
いつ活動しているのかしら
堀田:平日に行くことが多いので、授業が終わった夕方になりますね。
――じゃあランチメニューなんかを食べることは少ないんですか。
堀田:土日だとランチに行くことが多いです。たとえば南大沢にある首都大学東京の学食はランチなら安くていいので。夜になると3,000円くらいするんです。フレンチのお店で。
――おおー。学食なのに?
堀田:外部の企業が経営しているお店で。「ルヴェ ソン ヴェール」って。東京大学の駒場キャンパスにもあるんですけど。南大沢のほうに行くと、1,000円でサラダバーとパン食べ放題がついてるんですよ。
▲早稲田大学の学食、大隈ガーデンハウス
取材時のランキングについて話を聞いた
――いま1等賞なのは國學院大学でしたっけ。
飯田:私は國學院の学食には行ったことないんです。いつも日程合わなくって。行ってみたいのに。
堀田:学食の雰囲気は昔ながらのところではあるんですけど、ここの特色は香川県から讃岐うどんを直輸入していることです。なんか、学長さんが讃岐うどんを好きみたいで。そういうこだわりが出ているみたいですね。
――「輸入」って(笑)。こだわりが強いのは私立ならではですね。
堀田:そうですね。うどんのほかにも、かつお節とかサバ節とか醤油とか、全部香川県のほうから仕入れてるんですよ。それで、200円くらいからうどんを食べられて、天ぷらもその場で揚げてくれて。ちなみに鶏天ってのがおすすめで、コスパがいちばんよくて、なおかつおいしいんですよ。
――大学生はコスパで測る(笑)。
堀田:そうなんですよね。ほかの学食にはお高いところもあるので。
――この値段で本場の讃岐うどんを、トッピングも入れて……。
堀田:500円でおさまるので。鶏天は100円なんですけど、これくらいの大きさのが2個入ってるんですよ。
▲大隈ガーデンハウスのメニューサンプルだがグリルコーナーが気になる
エスニックバイキングの学食はどこだ
堀田:ランクインしているほかの学食を見てもわかるんですけど「ここはこれだ」という特色のあるメニューがあるところが人気を得やすくて。たとえば2位の立教大学だと、雰囲気がいいんですよ。第一食堂はよく「ハリーポッターの食堂みたい」と言われてて。そういう洋風な雰囲気と、あと「長嶋茂雄さんが愛していたといわれるカツ丼」があるという話で。そんな伝統も織り交ざっていて。そういう特徴やこだわりがあるところが人気を得やすいですね。サークルの中で。特徴のないところにはみんなもう投票しないんですよ。
――生協の運営する学食は多くの大学にありますね。その場合はどこの大学でもメニューはそんなに大きく変わらないですしね。
堀田:3位が神田外語大学なんです。ここ2〜3年でオープンした学食なんですけど、土日のみ一般開放していて、土曜の夜に行くのがおすすめです。2,000円でバイキングなんですよ、学食なのに。アジアン食堂という名前で、アジア各国の食事を揃えてて、グリーンカレーとかトムヤムクンとか普通にあって。基本的なところは週替りのメニューなんですけど、デザートにあまりアジアっぽさがなくて、そこがちょっと残念なんですよね。2,000円食べ放題で、雰囲気も重視しているのがよくて。遠くてなかなか行きづらいんですけど。
――最寄り駅は海浜幕張ですか。神田じゃないんですね。
堀田:キャンパスもここにしかないんですよ。学食の真ん中にステージがあって、たぶん神田外語大の学生が歌とかを披露してて。学生との結びつきが強い学食なのかもしれませんね。学食で学生がパフォーマンスをやっているのを見たのはここが唯一ですね。家族連れのお客さんとかも多くて。なんだっけ。来場数が2年間で……。
飯田:「20,000人を越えたそうです」って。サークルの冊子のここに書いてある。
堀田:しかも土日限定ですよ。そのうちの30人くらいはウチがまかなってると思います(笑)。
――2年くらいだとして、営業日が200日くらいだし、しかも学食で一般客が20,000人でしょ、すげえ。
堀田:機会があればみなさんぜひ一度は行って欲しい学食ですね。
▲入ってすぐの床に混雑対策のルート表示があるのだ
堀田:ランキング4位は、東京大学の駒場ですね。ランキングって実は、行ったことある学食のベスト3を投票して、上から3ポイント2ポイント1ポイントと順番に振っているんです。どうしてもその学食に行った人数に差が出てきてしまうので。今度そのへんをアベレージとかにして変えようかなと思ってるんですけど。4位の東大駒場はさきほどちょっと触れた南大沢と同じ「ルヴェ ソン ヴェール」というフレンチのお店で。駅も駒場東大前なのでアクセスも良くて、お母さん世代のお客さんが多いですね。
――地元の人も多そうですね。
堀田:予約席とかもあって。その場合メニューはコースになるんですけど。予約なしでもランチは800円くらいで。肉か魚か選んで。気軽にフレンチを食べられるんです。
▲床のテープを追えば目当てのカテゴリーのカウンターに行ける
私はオムライスが好きなんですけど
――5位はどうでしょう。
堀田:武蔵野大学、有明キャンパスのロハスカフェです。
――なぬなぬ、えー、国際展示場駅ー? ビッグサイトの近くですな。
堀田:ここも行くのに交通費がけっこうかかっちゃうんですけど。名前の通り、カフェです。比較的新しめの学食で、絵的にきれいなんです。
飯田:おしゃれなんだよね。
堀田:デザートもしっかり凝ってて、無料で炭酸水が飲めるんです。炭酸水サービスは他にはないんですよ。あとここ、貸し切りパーティもできるんですよ。3〜4年前にウチのサークルがここで追い出しコンパをやったんです。
――わっはっは!
堀田:立地的に二次会とか絶対に無いですよ。よくここでやるなって感じですよ。
飯田:近くにショッピングモールとかあるからさ、友達と遊びに行った時にお昼に行ったりできそう。
堀田:そうだね、お台場に遊びに行って、ランチはここでっていう。でも最近けっこう混んでるんですよ。
――安くておいしいレストランとして知られてきたんですかね。周りはけっこうお高いお店ばかりだし。
堀田:でも、お台場から有明の方に行ってまたお台場に戻るのはけっこう面倒くさいんですよ。いちおう学食値段ではあるので、500円くらいで食べられますね。パスタとか雑穀メニューとかもあって、そこはそれこそロハスなカフェっぽいところですね。デザートなど、女性をかなり意識してるのかなって。
飯田:ここけっこういいよね。たしかパンケーキもあったような。デザートもおいしそうだし。私はオムライスが好きなんですけど、写真で見てすごくおいしそうだったんですよ。「これめっちゃ食べたい」ってなったんですけどその日は売り切れで食べられなかったんですー。あと、商品の見せ方とかもうまいんですよね。
堀田:最近、後輩がですね、場所が遠いと来ないんですよ。来られないメンバーがいると調査書の集まりが偏るのでランキングに変動が出てしまうんですよ。
――意外と現実的な困難が! 幹事長としては悩ましいところですね。
堀田:ウチの学年は僕がいるからまだいいんですけど、下の学年になると「遠いからちょっとお金なくて」というのが多くて。わざわざ遠いところを選んでいるということはおいしいとこなんだよと言いたいところなんですよ。
▲大隈ガーデンハウスの特徴は鉄板のグリルメニュー
学食巡りのセンパイに聞く
――『メシ通』の【学食巡礼】でも、それなりに学食を巡ってきたつもりではあります。学食巡りの先輩として、おいしい学食の探し方とか、伝統的なノウハウとしてお持ちならお聞きしたいのですが。
堀田:そうですね。絶対おいしいというのは、なにかしらこだわりがある学食ですね。ネットで検索するとだいたい食堂の写真が出るじゃないですか。そこで判断するとけっこういいところが見つかるんじゃないかと思ってて。武蔵野大学の有明キャンパスもそうです。意外と子ども連れのお客さんも多くて、子どもが遊べるスペースもあるんですよ。立教大学も神田外語大学も雰囲気があっていいですし。
ーー「雰囲気がいい」という要素もあるのかー。
堀田:最近は千葉商科大学。これは市川のほうで、また遠いところで申し訳ないんですけど(笑)、新しくできた学食に行った人からの評価がどんどん上がってて。2015年5月に開業したのかな。おしゃれなカフェなんかをたくさん経営しているトランジットジェネラルオフィスが運営している学食で。かなりいい品揃えのランチで500~600円なんですよ。健康にも気を使ってる感じで。冊子の写真の色具合からも健康度は伝わるかと思うんですが。
――ふむふむなるほど。たしかに茶色と緑と。
堀田:後輩に伝えたい学食ということで、今度行く予定です。ここが、僕が最近行った中でいちばん「今の学食の法則」みたいなものに則ってて、おしゃれで、いい学食です。
▲焼けた鉄板に肉を乗せタレをかけると湯気が舞い上がりシズルサウンドが聞こえる
飲食の業者が運営している学食を探すべし
堀田さんの言う「今の学食の法則」は、一般の方向けの学食巡りのコツとしても使えそうだ。まずは「飲食の業者が運営している学食を探すべし」とのこと。理由は以下のとおり。
- 土日も開店しているところが多い
- かなりの確率でおいしい
- 夏休みや冬休みの時期も開いているし、その時期は学生が少ない
- だいたいの場合、食券の販売機の左上がその学食のメインのメニュー
なるほど、これなら間違いないと納得できるノウハウです。
▲学食なのにアツアツの鉄板モノ
あの夏、いちばんおいしかったメニュー
飯田:私は、同志社大学の今出川キャンパスをすごく推してるんですよ。
堀田:9月と3月あたりに合宿があって、京都に行った時ですね。合宿は二泊三日で、お昼には必ず学食に行くようにしてて。やっぱりいちおうは学食のサークルですから。
飯田:同志社の今出川キャンパスの学食がすごいんですよ。一食分にいろいろ乗ってて、なのに500円以下というすごさと。
堀田:(冊子の写真を指す)これはフィッシュアンドチップスなんですけど。炭水化物多めなんですけど。
――フィッシュアンドチップスとご飯。なるほど。ちょっとヘビーな組み合わせですね(笑)。ご飯よりもビールが欲しくなるなあ。
飯田:カフェも併設されてて。パフェが5種類くらいあるのかな。わりとボリュームがあって。
堀田:なかなかあの大きさはないよね。それとパフェメニューの選択肢が季節限定とかを合わせて8種類くらいあって。すごく力入れてるんですよ。
飯田:建物内もすごくおしゃれで。コップとかもカラフルでかわいいんですよ。だから私はここがイチオシです。
――それでは堀田さんのおいしかったものは。たとえば死ぬ前にもう一度食べたくらいのものは。
堀田:死ぬ前にもう一度ということでいうと、東京大学柏キャンパスの「お魚倶楽部はま」ですね。でも……遠いんですよ。柏の葉キャンパス駅なんですよ。つくばエクスプレスじゃないと行けないんです。もともと中野にあった東大の施設が柏に移転になったときに一緒に移動したらしいんです。
――(冊子を見る)え、これ学食なの? もうかなりお寿司屋さんじゃん。
堀田:いちおう学校の敷地にあるし、広い意味では学食ということで。学生値段でもやってくれてるんですよ。ランチ限定でワンコイン丼というのをやってて。500円で海鮮丼を食べられますよと。Twitterアカウントがあって「今日のワンコイン丼はこれ」というふうに毎日つぶやいてるんです。ほかにも840円でお寿司がつく海鮮丼もあるんです。本格的なお寿司や海鮮丼を食べられるという意味ではなかなか無い学食で。夜はお酒も出すんです。茶碗蒸しとかがついてるレディースセットもありますね。
――500円でこの内容の海鮮丼もすごいし、本格的な寿司がある学食というのもすごい。
堀田:ここは大人の人に行って欲しい学食ですね。
行ってみたい学食ってありますか
飯田:私、個人的には、東京大学駒場キャンパスの第二食堂? 前に東大の人と話をしたら、そこの玄米オムライスがすごくおいしいから食べて欲しいって言われて。それ食べたいなと思ってるんですけど、休日は営業してないんです。平日に行けたらいいんですが、授業があって。
堀田:駒場には第一食堂があるから第二食堂は夜までは営業してないしね。毎月定例会というのをやってて、そこで行きたい学食を募るんですけど、最近手詰まりになってきて。営業時間の問題で行けないこともありますね。たとえばデジタルハリウッド大学とか。平日の昼しかやってなくて。行くなら授業をサボって行かなきゃいけない。学校の名前だけで盛り上がってて、食堂の情報はぜんぜんないんですけど。あとはなるべく、新しくオープンしたところには行くようにしています。
学食研究会も合宿をする
堀田:今年の合宿は仙台に行きます。
――ああ。合宿というのは、たとえば九州なら九州をぐるっと回ってあちこちの大学の学食を食べて回るとかではなく、ピンポイントでその土地に行くんですね。
堀田:京都・大阪くらいの距離なら移動もありますが、基本的にはその場所で、というかたちです。あ! 僕、仙台で行きたいところあって。東北大学なんですけど、ここモーニングをやってるみたいで。フレンチトーストがあるんですけど、おいしかったと評判なのでぜひ夏合宿で食べてみたいんです。
ハーバード大の学食
飯田:留学でハーバード大の学食に行ったんですよ。すごく広くて、学食らしい学食ではないんですけど、バイキング形式で、最後に会計して、広いところで食べられる。すごくいいところでした。あのときはサンドイッチを食べましたね。サブウェイみたいに好きなものを選んで、はさんでもらって。そんな高くない学生値段なんですけど向こうは物価が高いんで、それはたしか8ドルくらい?
――ハーバードはハーバードで学食もたくさんあるんでしょうね。
飯田:はい。なんか、ハリポタの学食のモデルになったというところがあって。でもそこはハーバードの1年生しか入れないんですよね。それが残念でしたけど。
――へえ。そういう風習みたいなのがあるんでしょうかね。たとえば「早稲田の中に、早稲田の1年生しか入れない学食がある」っていってもピンと来ないですけど、そういうことですか。
学食はもう安かろうまずかろうの場所ではない
堀田:大学に入る前、高校生の時に親から聞いてる学食のイメージは「安かろうまずかろう」だったんです。
ところが実際に堀田さんがサークルに入ってあちこちの学食に行ってみたら、ぜんぜん“安かろうまずかろう”ではなかったと言います。実際に足を運んで実際に食べるのは楽しいことだし、おいしいところも多かったのだと思います。
これはかなりおもしろい体験なのだと思います。実際の経験は思っていたよりも上を行くものだった、というわけですから。
とくに最近の学食は、学生向けに安さはキープしつつも、クオリティも決して低くないんです。あと、バイキングだったりフレンチのコースだったりとハイクラスなものも選ぶことができるのです。
すでに学食は安いばかりの場所でもなくなってきています。選択肢が多いということは、豊かだということです。
こぼれ話的にいくつか興味深いエピソードを。
早稲田大学学食研究会はサークル活動前日にTwitterで「ここに行きます」とツイートをするのですが、それが仇となり、当日の学食活動中に店長から「君ら、学食研究会だよね」と言われたことがあるらしいです。
学食のメシがマズいという噂が学生の間で流れる某大学がありまして。その大学から早稲田大学学食研究会宛てに「第三者視点で冷静に評価して欲しい」と直々に依頼があったとかなんとか。信頼されておりますな。
あと堀田さんと飯田さんからは「ここの学食は本当にマズい」という話をいろいろ聞いたんですが、その事実はこれからの【学食巡礼】の中で明らかになるやもしれません。
次に行く学食はあなたの母校かもしれない。
そこが女子大であることを私は願っている。
早稲田大学学食研究会
公式ブログ:http://ameblo.jp/wsdgksk/
公式Twitter: https://twitter.com/Wsdgakusyokuken
お店情報
早稲田大学 大隈ガーデンハウス
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町538-13 早稲田大学 25号館 2F・3F
電話:03-5273-8101
営業時間:2F/平日10:30~14:00、 土曜日10:30~14:00。3F/平日11:15~19:50、 土曜日11:15~15:15
定休日:日曜日、祝日
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