カレーファン必読のポップな同人誌「curry note」発行人が語る、大好きなあの味とお店のこと

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食をテーマにしたZINE、リトルプレス、同人誌、ミニコミなど独立系マガジンを紹介していく「ニッポン偉ZINE伝」。今回、第5回目として紹介するのは、カレーのZINE『curry note』だ。

 

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今回のZINE『curry note
発行人:宮﨑希沙
判型・価格:B6判、200円(号によって価格変更アリ)
発刊ペース:年1回発行
内容:制作者である宮崎氏によるカレーの名店や人気店、気になるお店の紹介が主だが、ノートというだけあって各紹介ページには読者のメモ欄も用意されている。
入手先:下記サイト「MESS」にて販売中

messpressed.thebase.in

 

南インド好きが集う西新宿「ムット」

インタビューのために訪れたのは、西新宿の南インド料理店「ムット」

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www.hotpepper.jp

 

ランチタイムを少し過ぎた時間だが、まずは南インドの人気メニュー、レモンライス(1,000円)のセットを注文した。

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かつては相当マニアックだったはずのこの種のメニューも、最近の南インドブームでかなり一般化した気がする。セットにはワダと呼ばれる豆粉をドーナッツ状に揚げたスナックがついてきた。

インド料理が気になりはじめると、カレーだけでなく、このワダなど「ティファン」と呼ばれるスナック類や、レモンライスやビリヤニなど米の料理にも目が向き始め、気がついたらどっぷりハマっていたというパターンなんじゃなかろうか。

ムットのオープンは2004年で、日本の南インド料理ブーム黎明期から、こうした本格的な料理を提供してきた。ここで南インド料理、さらにはカレーそのものにハマった人は多いはず。

 

向かいの席でレモンライスを食べている、宮﨑希沙さんもそのひとり。

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宮﨑さんはミニコミ誌『curry note』の作者である。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑さん(以下敬称略):私が以前組んでたバンドのメンバーの一人が、もうカレージャンキーみたいな人だったんですよ。インドやネパールとか「現地系」のカレーが好きで、「ムット」の大ファンだったんです。その人にカレーのことをいろいろ教えてもらってました。「ムット」のある西新宿はスタジオもあるし、バンドの練習のあとに、よく食べに来てましたね。

 

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▲ページを開けば確かにムットのページが! 

 

ムット2号店
私がカレー師匠とあおぐOYB氏が通いつめる南インド料理屋。インドの父、ムットさんが笑顔で出迎えてくれる。(中略)とにかく何を食べても美味しいけど、バナナリーフミールスや定期的に出るスペシャルメニューミールス、ここでしか食べられないものがたくさんあります。
『curry note 2011』より

 

「ムット2号店」(現在は閉店)では、ライブまでやったことがあるという。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:バンドのジャンルは、うーん、ノイズかなあ。ライブっていっても、わたしはドラムセットじゃなく、おもちゃの太鼓や木琴とかをテーブルに置いて、ほかのメンバーはエフェクターとギターだけ、みたいな感じで。お店にはカレープレートとドリンクのセットを出してもらって、それを注文すれば入場できるっていう、貸し切りパーティみたいなイベントでした。店長のムットさんも歌ったんですよ(笑)。

 

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▲南インド料理についていろいろ教えてくれる店主のムットさんは、タミルナドゥ州チェンナイ出身

 

この取材で、ムットさんと久々に再会したという宮﨑さん。インタビューの合間に「最近、娘さんや息子さんはどうしてるの?」なんて、ムットさんと近況を伝え合う一幕も。笑顔で受け応えるムットさんは、日本語がけっこう達者だ。

 

創刊のきっかけは「美大の課題」

では『curry note』に話を移していこう。

『curry note』では毎号、東京と近郊のカレー店を十数軒~二十数軒ほど紹介。さらに番外編で東京以外のお店の話題も掲載している。本格インド料理店のカレーから、立ち食い蕎麦屋のカレーまで、掲載店はノンジャンル。

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▲小ぶりな手のひらサイズ、全数十ページがコピー紙で作られた「curry note」。本文は簡素なモノクロ印刷だが、毎号ちがう色の表紙にくるまれているのがかわいい。ほぼ年1冊ペースで発刊されており、創刊号は2010年版。去年(2018年)の10月に発行した2018年版が9冊目になる

 

開くと、左ページがカレー店紹介で、右ページが読者用のメモ欄「カレーノート」になっている。

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▲右ページは空欄。立派に「ノート」の役割も備わっているのが心憎い

 

創刊のきっかけを聞けば、1号目は通っていた美大の課題として制作したのだそうだ。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:「情報デザイン」みたいな授業の課題で、何を作ってもOKだったんですよ。ほかの学生はふつうにポスターとか作ってたと思いますけど、こんなの作ったのはわたしだけで。でも、先生の評判も良くて、友達にも「欲しい!」とか言われて。

 

これがその1冊。

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見せてもらうと、2号目以降と違って少し大きめの判型。カバーはDIYで、スパイスで手染めした布を縫い、ロゴはシルクスクリーンで刷っている

 

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カラー印刷なのが現在と違うが、左ページがお店紹介で右ページが読者用メモ欄という、現在まで続くスタイルはすでにこの時点で完成されている

 

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シールを貼って楽しむ凝ったアイデアも。こういうセンスは単にカレー好きな男子だとなかなか思いつかないよなぁ

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑: たしか当時、すでにZINEブームが始まっていて、東京アートブックフェア(アート系ZINEを多数紹介するイベント)の原型が原宿のVACANTでスタートしたり、わたしも中野のタコシェ(ミニコミやZINEを多数あつかう書店。現在は『curry note』も取り扱い中)とかに行き始めていた時期で、作れば店に卸せるんじゃないかな、って思って2号目以降を作り出したんです。いまはネットのプリント会社などに発注して印刷してますけど、美大にいた当時は学校のコピー機をタダで使い放題だった(笑)。

 

「草枕」はやはり別格

そんないきさつで創刊された『curry note』に大きな影響を与えた店が「ムット」のほかにもう一店ある。

新宿三丁目の「草枕」だ。

 

草枕

約8年前からたまにバイトさせてもらっていて、一年間の中で一番多く食べているカレー。最近全く働きにいけてないので、不良バイトです。北海道から世界のカレーを食べてきた店長・うまさんのオリジナルカレー、サラっとしてルーは一皿当たり丸々一個程の玉ねぎのベースと、多種多様なスパイスの調合で作られていて、辛さは段階を高くしていく毎に鋭さを増すけど、食べ終わると全く胃がもたれず辛さの中に優しさを感じます。

『curry note 2018』より

 

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『curry note』のなかで「草枕」は別格だ。

なんせ、これまでの9冊すべてに掲載されている。たとえば「テイクアウトに加えてUber Eatsでも注文できるようになった」など、その年ならではのトピックも毎号紹介。やっぱり、一番好きなカレーをあげるとすれば「草枕」のカレーということになるのだろうか。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑: 好きっていうか、アルバイトしていたせいかもう食べ慣れすぎてて、言い方は悪いかもしれないですけど、食べてもなんとも思わない毎日のゴハンのような存在っていうか「うん、草枕だ」みたいな。食べて体調も左右されないし、今日はちょっと食べれない、っていうことがないカレーです。

 

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「草枕のカレーって、たとえていうなら家のお味噌汁みたいな存在?」と問えば、「そう」と宮﨑さん。バイトを始めたきっかけを聞いてみた。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:そのころ「草枕」は新宿世界堂のとなりの宝くじ売り場のある雑居ビルに入ってて、当時、美大受験のために通ってた予備校が近所で、そのころからよく食べに行ってたんです。

 

現在「草枕」は、そこからワンブロック離れたミニコミ書店の老舗模索舎のあるビルの2階で営業している。

www.mosakusha.com

ちなみに現在、模索舎でも『curry note』を取り扱い中だ。カレーとミニコミ。まさに『curry note』を象徴するようなビルだが、両店の店主は仲が良いそうで、「模索舎」で買い物したレシートを「草枕」で見せるとカレーのトッピングが無料になるというサービスまである。

話を戻すと、そのころ国立の美大を目指していた宮﨑さんだが、2浪して方向転換、私立の美大の夜間に入学。昼間は「草枕」でバイトすることにしたのだそうだ。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:最初の場所で営業していたころは、店長と、バイトが昼と夜で一人ずつしかいないような規模でしたけど、今は席数も増えてバイトも何十人もいるんです。お店のグーグルカレンダーにアクセスして好きな日にバイトを入れられるシステムで、わたし自身も、いまでもバイトに入ろうと思えば入れるんですよ。

 

草枕は東京のスパイス系カレー好きなら知らぬ者はいないほどの存在。そういえば「メシ通」でもご主人の話を取り上げているのでぜひ読んでみてほしい。

www.hotpepper.jp

 

草枕出身なのにまるで違うウミネコとハブモア

このアルバイトがきっかけで、宮﨑さんのカレーライフはさらに充実。カレー関連をはじめとする各方面の人脈も増えた。特に、バイト時代の同僚が独立して始めた店には、特別な思い入れがある。 

それが幡ヶ谷の「ウミネコカレー」と、 

ウミネコカレー
草枕で働いていた頃に知り合った(古里)おさむさんが作るカレーはストイックで優しくて丁寧で完成度が高く、どろっとしたグレイヴィーなカレールーが滋味に満ちていていくらでも毎日食べられるカレー。
『curry note 2015』より

 

もう1軒、青山通りの「ハブモアカレー」だ。

ハブモアカレー
表参道の一等地にオープンしたシンデレラストーリーもすごいけど、手が込んだ美しいカレープレートはこの場所に負けずに似合っているのが更にすごい。季節を感じる珍しい野菜や果物をふんだんに使って、色や特徴を活かすアイデアをたくさん練りこまれているメニューは、定番2種のカレー+日替わりの付け合わせから好きなものを2種選べます。
『curry note 2016』より

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:「草枕」って、わたしたちバイトの仕事はホールと皿洗いだけで、調理は店長と社員の担当なんです。「ウミネコ」の古里さんは、一番最初に草枕の社員になった人で、最初に独立した人。

 

https://uminecocurry.tumblr.com/post/183284418049/ブリと大根のカレー-明後日3月9日土曜日の夜限定でやりますー

  

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:その次が「ハブモア」の松崎さん。ふたりとも、それぞれ一緒に働いていた時期があって、独立後は両方のお店をデザイン関係でお手伝いしているので、かなり思い入れがありますね。

havemorecurry.jp

 

「草枕」出身のシェフが作る両店のカレーは、「草枕」のカレーとはかなり違うタイプなのも気になるポイントだ。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑: そう。「草枕」のカレーとはまた全然違って、それぞれ独自のことをやられています。「ウミネコ」の古里さんは、笹塚にあった伝説の名店「M's curry」(店主の急逝により2010年に閉店)がルーツのひとつらしくて、サラダのドレッシングは「M's curry」リスペクトの味なんだそうです。わたしは「M's curry」に行ったことがないのでわからないんですけど、再現性はかなり高いみたい。

 

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f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:ハブモアの方はおばんざいのような、和定食のような、かなり変わった見た目で提供されていて、日替わりで珍しい野菜をいろんな調理で出されています。優しい味だけど、やっていることはかなり実験的というか先鋭的。

 

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「放っておかれるのが好き」

人とカレーがつなぐお店のストーリー。それに自然体で寄り添う宮﨑さんのスタンスが感じられるのが『curry note』の魅力なのかもしれない。

宮﨑さんの「カレー愛」をさらに聞きだすべく、ほかに好きなお店はどこか聞いてみた。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:渋谷「チリチリ」が大好きでよく行ってます。バンド時代、青学の近くの青い部屋(現在閉店)っていうライブハウスに出ることがあって、ライブの日は、明治通りまで行ってランチ食べてから、夕方のリハーサルに出たりしてました。「チリチリ」は今でも好きです。わたしの好きなタイプのカレーで、草枕にも通じるところがあるかも。めっちゃさらっとしてるんですよ。

www.hotpepper.jp

 

次に「ちょっと変化球になっちゃいますけど」と前置してから教えてくれたのが、新大久保の「ナスコ・フードコート」

メシ通でも掲載された「イスラム横丁」のある場所だ。

www.hotpepper.jp

 

書籍『カレー語辞典』内のコラムページ向けに取材もしたことがあるそうだ。ハラル食材店に併設されたビリヤニなどを出す食堂だが、日本人客をあんまり相手にしていないというか、サービスしてくれない感じが、かえって好きなんだとか。

 

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f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:料理はおいしいんですけど、すごく放っとかれます(笑)。ていうか、放っとかれるのが好きなんです。取材のときもなかなか社長に会えなくて、3回通ってやっと会えたんですよ。

 

立ち食いソバから精肉店、町中華まで

王道な店から「変化球な店」までへだてなく掲載されているのが『curry note』の魅力だが、さらに「変化球店」で好きなところを訊ねてみたら。魅惑の名店をたくさん教えてくれた。

まず、立ち食いソバ店なのにネパール人のバイトがいるからか、カレーがおいしい新橋の「丹波屋」

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次に焼肉店なのにスリランカ人のスタッフがいるからか、やっぱりカレーがおいしい渋谷円山町の「あじくら」

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インド人が焼いてくれる焼き鳥がスパイシーでおいしい松陰神社前の精肉店「三河屋」。ちなみに「三河屋」の2階はインド料理店だ。

さらに、カレーライスがおいしい豪徳寺の町中華「代一元」などなど。思わず行ってみたいと思わせる、楽しそうで、かつ知っているとツウな感じがするチョイス。

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f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:あと、広島が母の故郷で、たまに行くんですけど、八丁堀という街の中心地にある「サン・カレー」が地元のソウルフードみたいな感じで良いですね。カウンターしかない昭和っぽい店で、食券買うときにどのボタン押すか見られてて、もう押す前に注文が入ってるみたいな(笑)、そういうせっかちな感じも印象的で。ほんと、これは個人的な話ではあるんですけど。

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その「個人的な話」こそ聞きたいと思う。

宮﨑さんのカレーに対するスタンスには、バンドやバイトや学校など「自分の生活のなかにあるカレー」という視点を感じる。とかくマニアックな知識や、店の批評などに傾きがちなカレーの世界にあって『curry note』がひときわ新鮮に見えるのは、そのせいかもしれない。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑: カレーの知識が正しくないとダメとか、お店の訪問数をこなしてないとバカにされるとか、そういうことって結構ありますよね。ただ、そういうのとは距離を置きたいと思っているんです。そもそも、どこのお店の何がおいしくて好きとかいう話って、他人に口出しされるようなことじゃないじゃん、って。

 

「好きだから」出し続けてこられた 

ところで、いったい何が宮﨑さんをそこまでZINE作りに駆り立てるのだろうか。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:美大のとき、デザイナーの千原航さんのゼミを取ってたんですけど、千原さんがすごく面白い人たちを講義に呼ぶんですよ。そのなかに、のちに『日本のZINEについて知ってることすべて』を出す、ばるぼらさんと、野中モモさんのお二人がいたんです。これが、わたしにとってはすごく大きかった。そもそも、ZINEとはなんぞやもこの講義で知ったし、そのとき個人的に盛り上がってたアートブックフェア的なZINEだけじゃなく、SFや文芸の同人誌や、映画やバンドのZINEとか、ファンジンと呼ばれるようなジャンルとか、じつは昔から存在してて、売っているお店もちゃんとあるんですよね。

 

そう、ネット文化がいかに隆盛しようともコミケやZINE文化はなくならない。ある種の初期衝動のようなものがこの世からなくならない限り。

 

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑:もちろん漫画の二次創作とかの同人誌もあって、コミケだけじゃなくコミティアがあったり、そういう文化が社会の中に存在してて、受け入れられてもいるわけで。一般的な価値観で、アリかナシか、とか、儲かるか儲からないか、とかじゃないところで、そういう場所を見つけられるんだなってことがわかって、すごく勇気づけられたんです。意味がある/ない、とかじゃなく「楽しいからやる」「好きだからやる」で良いんだって。

 

宮﨑さんは『curry note』をビジネス的に展開しよう、なんてまったく考えていないと言う。商業/非商業をとわず紙媒体にも、ネットにもカレーを語る言葉はあふれているが、それらと少し違う輝きを『curry note』に感じるのは「好きだからやる」で9年間、9冊のZINEを出し続けてきたことと無関係じゃなさそうだ。

 

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▲現在の本業はグラフィックデザイナー。かの人気漫画『とんかつDJアゲ太郎』のコミックス版カバーデザインも担当している。著者が『おてもと』というフリーペーパーを発行していた縁だそうで、これも食とインディペンデント出版つながりなのだそう

  

そして今年(2019年)は10年目。10冊目の『curry note 2019』を出すべく準備中だ。

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▲2014年に作った5年分の合本『CURRY NOTE DX 2010-2014』

f:id:Meshi2_IB:20190311181522p:plain宮﨑: この機会に10年分の合本も同時に出そうと思ってます。5年目の2014年に5年分の合本『CURRY NOTE DX 2010-2014』を出したんですけど、その倍の厚さの本になる予定です。『CURRY NOTE DX 2010-2019』を出したらイベントもやりたいですね。『curry note』を扱ってくれている下北沢の気流舎や、新宿御苑のIRREGULAR RHYTHM ASYLUMでは、カレーを出しつつ『curry note』も販売するイベントをやってきましたが、そういうパーティを10周年を記念してやれたらいいなと思っています。

ira.tokyo

 

「好きだから」出し続けた10年分の「カレーの個人的な話」を一冊にまとめた、かなり分厚そうなデラックス版『curry note』が、いまから楽しみだ。

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宮﨑さん、ムットさん、ありがとうございました! 

 

店舗情報(取材協力店)

ムット

住所:東京新宿区西新宿7-22-34東海ビル101B
電話:03-3363-2353
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休日:日曜日
 

www.hotpepper.jp

 

書いた人:(よ)

(よ)

『味の形 迫川尚子インタビュー』などを発行するマイクロ出版社「ferment books」の編集者で、ベトナム大好きのアジア料理フリーク。ただいま発酵食品についての書籍を製作中。3ヶ月に一度開催されるECODA HEMでのイベント「ろじものや」では「発酵書店」としてポップアップ書店も展開している。

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