まいど憶良（おくら）です。
松阪牛をリーズナブルに食べたいっ！
松阪と聞けば、即座に思い起こされるのが牛。
「まつざかぎゅう」、ではなく、「まつさかうし」と読みます。
その松阪牛がリーズナブルに食べられるというのが、こちら「一升びん」。
その最大の特徴は、
えっ！？ お肉が回ってるっ！
そうなんです、回転寿司でなくて、回転牛。
回転焼肉屋さんなんです。
では、早速店内へ。
お店に入った瞬間、くるくると回転するオブジェが出迎えてくれました。
おおっ、これは期待が高まります。
回転席には、カウンター席と、
テーブル席があります。
※写真の価格はすべて税抜です。
高級な松阪牛のサーロインから、希少部位、そして他県にはほとんど出回らないというホルモンまで、さまざまなお肉が回っています。
ここから好きに選んでお皿を取って、焼けるんです。
レーンの中は冷やされていますので、手元の赤いボタンを押して、
ドアが開いているうちに
好きな物を取ります。
楽しみにしていた、他県ではめったに食べる事の出来ない
松阪牛のホルモンも、300円（税抜）と言う安さ。
食べたい部位、量を確認しながら取れるのが大きなポイント。
普通のメニュー表を見て注文すると、1人前がどのくらいの量かわからなかったり、1人前って注文しにくいので3人前、なんて言ってしまったりしがちですが、これなら見た通り、好きな物が選べます。
回転席と一般席、2つの魅力
回転席の魅力は何と言ってもその楽しさ。
好きな物を、好きなだけ取って焼く。
少量だけでも遠慮なく食べられるし、食べ残しの心配もなし。
そして一般席の魅力は、落ち着いて、ゆったりと食べられる事。
地元の方はどちらかと言えば一般席、
他県の方は圧倒的に回転席を選ばれるようです。
もう1つ、回転席にはなくて、一般席にある大きな魅力があります。
それがこの、セットメニュー。
こちらは松阪牛セット、3,000円（税抜）。
松阪牛のカルビ、赤身、中落ちカルビ、切り落としと、70gずつ入って全280g。
他にも内臓セット200gで1,350円（税抜）、5品の肉が全部で350g入ったファミリーセットAは2,500円（税抜）、ちょっとぜいたくに松阪牛上セット280gなら5,800円（税抜）など、さまざまなメニューがあります。
今回はご紹介のため、特別に松阪牛セットをご用意していただきましたが、お値打ち感のあるセットは一般席のみの提供となっていますのでご注意を。
さて、お肉も焼けてきたようです。
たまらず乾杯しました。
塩でも、味噌ダレでも。
松阪牛は、お肉本来の味がよりわかる、塩でいただくのも良いのですが、
松阪ではお肉を味噌ダレで食べるのが一般的。
特にホルモン系は、味噌ダレで食べるのがおすすめです。
焼いては食べ、
食べては、焼く。
もう箸が止まりません。
セットなら、松阪牛がこの衝撃の値段。
うっ、美しい。
炙ると、脂がお肉の表面を艶っと飾ります。
塩でいただきました。
塩プラスワサビで食べるのもおすすめ、
たまらんおいしさです。
野菜も焼きましょう。
炭火で焼くと、また格別です。
ネギは外側が焦げるくらい焼くと、ぐんと甘味が増します。
ホルモンの種類もいろいろとあり、しかも安い。
脂部分が、本当に甘いんです。
コリコリ（ハツ元とか、タケノコとか、フエとも呼ばれます）は、心臓の付け根部分の大動脈。
その食感が楽しい。
当然お酒も進みます。
うぅおおおぉっ！ うまい。
お肉だけでなく、いろいろなメニューが
あります。
次々と回って来る皿を見ているだけでも楽しい。
デザートもかなり豊富です。
でも、もし欲しいメニューが回っていなかったら、スタッフさんに注文すると、
笑顔で届けてくれました。
おいしくて、楽しくて、お値打ち価格。
大満足です。
店長さんにインタビューしました。
憶良 : いやぁ、本当においしかったです。大満足です。
店長さん : ありがとうございます。
憶良 : お肉の新鮮さが、色艶だけでもわかりますが、脂部分のおいしさでもわかりますね。
店長さん : 近くにある施設で処理された、当店自慢の新鮮なお肉です。
真空パックされたブロック状態でお店に届き、カットしているんですよ。
憶良 : お肉の状態が良いのも魅力ですが、お値段もびっくりですね。
店長さん : 牛は一頭買いをしていますので、無駄なく使う事でリーズナブルに楽しんでいただいています。
更に系列の多店舗でお出しする事でお店でストックをせず、新鮮な状態で食べていただくことができます。
憶良 : 私は小食なクセにいろいろな部位を食べたいので、回転席で少量ずつ食べられるのは大きな魅力でした。
店長さん : 楽しく、そしてお安くというコンセプトで回転焼肉を導入したのですが、特に遠方の方には喜んでいただいています。これを目当てに三重旅行に来てくださる方もいらっしゃるようです。
憶良 : 松阪牛のホルモンも、貴重ですよね。
店長さん : そうですね。あまり他県までは出回らないようです。
東京では食べられるという事ですが、そうなるとお値段が圧倒的に違ってきますので。
憶良 : 本場で食べるから、安くておいしいという事ですね。
こうやって、その土地ならではの食べ物をいただくと、旅行も楽しくなります。
店長さん : 牛もそうですが、味噌ダレも地元の味なんですよ。
創業当時から守り続けた自慢のタレも、やはりここでしか味わえません。
憶良 : ぜいたくなお肉を一枚だけ、なんて言う食べ方ができるのもうれしいですね。
店長さん : 部位を細かく分けていますので、高級部位から希少部位、さまざまなお肉の魅力を楽しんでいただけると思います。
店長さん : お子様からご高齢の方まで、自由にお好みのお肉を食べていただけると思いますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
モー、お腹一杯、大満足です。
と、いいながらも、今度来た時にはあれも食べてみたいなぁ、と思いつつ帰途につきました。
そうそう、松阪牛のシャトーブリアンなど超希少部位なども一般席のみの提供となっています。
事前に公式ウェブサイトで一般席で食べられるもの、回転席で食べられるものをチェックして、どちらで食べるか作戦を立てるのも楽しそうですね。
お店情報
一升びん 宮町店
住所：三重県松阪市宮町字堂ノ後144-5
電話番号：0598-50-1200
営業時間：
＜一般席＞
月曜日～金曜日 11:00～15:00（LO 14:30）、16:30～22:30（LO 22:00）
土曜日・日曜日・祝日 11:00～22:30（LO 22:00）、17:00～23:00
＜回転席＞
月曜日～金曜日 17:30～21:30（LO 21:00）
土曜日・日曜日・祝日 12:00～15:00（LO 14:30）、16:30～21:30（LO 21:00）
定休日：不定休
ウェブサイト：http://www.issyoubin.com/
※価格はすべて税抜です。
書いた人：憶良（おくら）
ゲームプランナー、プロデューサー、CMディレクター、ゲーム企画講師や駄菓子屋店長などを経て現在に至る。日本で一番古いハンドルネーム、OKURAです。休日はよく温泉に行き、その道中では積極的に食べ歩いたり、行先の地元スーパーで珍しい食材を買い込んで料理したりと、食に対してはかなり貪欲。「美味しいものを食べている時、美味しいものについて話している時に、悪いことを考える人はいない」という持論を持つ。
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