鍋に豆乳を投入して「ぼっち湯葉」を楽しんで豆乳鍋でシメる【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

京都という土地柄でしょうか、我が家の近所には2件、湯葉のお店があります。そのうちの1件は老舗。湯気がモクモクと上がる中で湯葉を作っている様子を格子戸越しに見るのは、我が家にとっては日常の風景です。

そんな湯葉を今回、初めて自分で作ってみました。京都ではスーパーで乾燥湯葉はもちろん生湯葉も手に入りますし、そもそも、湯葉だけ作ってもお腹が満足しないだろうと思っていたからです。

ところが、最初に鍋で新鮮な汲み上げ湯葉を楽しんだら、残った豆乳でそのまま豆乳鍋をすればいいという話を聞きまして、それはいい! とさっそく休日メシのお楽しみに、1人鍋で「ぼっち湯葉」と「ぼっち豆乳鍋」を試してみました。

 

オトコ中村の「ぼっち湯葉」

材料

  • 豆乳(プレーン、成分無調整タイプ) 500ml程度
  • 湯葉を食べる際のわさびじょうゆやポン酢しょうゆ お好みで適量

 

作り方

1. 豆乳の量は鍋の大きさに合わせて調節してください。今回は1人用の土鍋を使い、豆乳は500ml用意しました。

 

2. じっくり楽しめるよう、テーブルに卓上コンロと1人用の土鍋をセット。まずは、豆乳を鍋に投入します。

鍋は土鍋ではなくても大丈夫です。また、コンロと鍋の代わりに深型のホットプレートを使ってもいいですね。

 

3. 弱火でゆっくり加熱して、

 

沸騰寸前で火を止め、表面に膜(湯葉)ができるのを待ちます。

 

4. 5~10分(使う鍋や豆乳の量によって調整してください)待って、箸で表面を突いてみると膜が張っているので、

 

これをつまみ上げます。「汲み上げ湯葉」の完成です。想像以上にしっかりした湯葉ができました!

 

できたての湯葉は想像以上に美味しい

できたての湯葉を、まずはわさびじょうゆに付けていただきます。

新鮮で一点の曇りもなし、豆乳そのものという感じの澄み切った味です。できたての湯葉はほのかに温かく、これは想像以上に美味しい! これまで試してこなかったのをちょっと悔やみました。

 

鍋をまた弱火で加熱して、沸騰寸前で火を止めます。同じようにしばらく待つと湯葉ができるので、これをつまみ、

 

今度はポン酢しょうゆでいただきます。こちらは湯葉がさわやかな感じになりました。

わさびじょうゆもポン酢しょうゆも美味しいので、ぜひどちらも用意して食べ比べてみてください。

 

同じ要領で3枚、4枚、5枚……と、1時間くらいかけて7枚ほどぼっち湯葉を楽しみました。お酒をちびちび飲みながらやるのがおすすめですよ。

 

しっかりコクのあるスープの「ぼっち豆乳鍋」でシメ

さて、この頃になるとだんだん湯葉ができにくくなってきたので、「ぼっち豆乳鍋」でシメたいと思います。

 

豆乳鍋のスープを作るのには、水100ml、塩小さじ1、和風だしの素(顆粒)5gを用意しました。豆乳の量によりますのでそれぞれ分量は目安です。味見をしながらお好きな濃さに調整してください。

鍋に入れる具材の種類と量もお好みで。今回は豚ロース(スライス)、鶏つくね、豆腐、しいたけ、白菜、ねぎ、春菊を用意しました。

 

豆乳に水、塩、和風だしの素を入れてよく混ぜ、弱火で加熱してスープを作ったら、具材を入れて煮込むだけ。クリーミーな豆乳鍋になりました。

湯葉を食べたあとの豆乳だからといって、味が弱くなるようなことはまったくありません。しっかりコクのあるスープの豆乳鍋がいただけましたよ。

美味しい湯葉と豆乳鍋を楽しめて、お腹も気分も満たされました。

 

湯葉だけ作ってもなあ……と思っている方も、そのあとに豆乳鍋を作ったらきっと満足できるはず。豆乳鍋を作る前に湯葉を楽しむ、というのでもいいですね。今度のお休みにぜひ試してみてください。

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

過去記事も読む

企画協力:レシピブログ

レシピブログ

テレビや雑誌で活躍するブロガーをはじめ17,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など100万件のお料理レシピを無料で検索できる。

トップに戻る