
ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。
さすがに朝晩は冷えてきましたので、『メシ通』でもいよいよ熱々の煮込み料理をご紹介したくなる季節になりました。
ということで、休みの日にじっくり時間をかけて肉をやわらかく煮込むシリーズ、
今回は、骨付き鶏もも肉で作る「フライパンシチュー」のレシピです。いつものフライパンでも、じっくり煮ればホロホロの肉が食べられますよ。
市販のルーやブイヨン、コンソメは出番なし。煮込んだ骨付き肉から出る強いうま味をぜひ味わっていただきたいです!
オトコ中村の「骨付きチキンのフライパンシチュー」

【材料】2人前

- 骨付き鶏もも肉(手羽元でもOK) 1本(400g程度)
- 玉ねぎ 1/2個(120g程度)
- にんじん 1/2個(100g程度)
- 塩 ひとつまみ
- こしょう 適量
- バター 15g
- 小麦粉 30g
- 水 60ml
- 乾燥パセリ 少々
- パン、ご飯 お好みで
(A)
- 水 300ml
- しょうゆ 小さじ1
- ローレル(あれば) 3枚程度
- タイム(あれば) 小さじ1/2程度
(B)
- ブロッコリー 100g程度
- 塩 2g程度
- こしょう 適量
- 生クリーム(なければ牛乳でOK) 100ml
作り方

1. 骨付き鶏もも肉の両面に塩、こしょうを振ります。

2. 玉ねぎは1cmくらいの厚さに切り、

にんじんはよく洗って、皮付きのまま乱切りにします。

3. フライパンを中火で熱してバターを入れ溶かし、玉ねぎとにんじんを炒めます。
焦げそうになったら火を弱めてください。

4. 3分ほど炒めて玉ねぎに透明感がでてきたら、ボウルなどに取り出します。

5. 空になったフライパンに骨付き鶏もも肉を皮目を下にして入れ、中火で3分ほど焼きます。

写真のように皮にこんがり焦げ目が付いたら裏返して、さらに1分ほど焼きます。

6. 玉ねぎ、にんじん、(A)を加え、

沸騰したらフタをして、弱火で1時間煮込みます。

7. 肉と野菜を煮込んでいる間に、小麦粉30gを水60mlでよく溶いておきます。ブロッコリーもひと口大に切っておきます。

8. フライパンに、7の水で溶いた小麦粉を回し入れ、

全体を混ぜたら、フタなしでさらに10分ほど煮込んで小麦粉に火を通します。
野菜を炒めるときに使ったバターと、水で溶いて入れた小麦粉をフライパンの中で合わせ、火を通してルーのかわりとします。

9. 最後に(B)を入れ、

10分くらい煮込んだら完成です。
(B)の生クリームは牛乳でもOKですが、やはり仕上がりの濃厚さはまったく違います。100ml入りのものなら使い切れますので、ぜひ生クリームでトライしてみてください。
(B)の塩は味を確かめながら調整していただいてOKです。ここでは2gほど入れました。
ブロッコリーは煮すぎると崩れやすくなるのでここで入れます。

9. 皿に盛り付け、乾燥パセリを振り、お好みでパンやご飯を添えます。
今回は、切ったバゲットを添えました。
骨付き肉で鶏のうま味がしっかり!

骨付きチキンのフライパンシチューの完成です! 鶏肉はやわらかく、スプーンやフォークでちょっと押すだけで骨からホロッとはがれてくれます。
シチューは、鶏のうま味と野菜の甘み、そして、生クリームと隠し味で入れたしょうゆのコクがたまりません。骨付きの肉を煮込んだ分、市販のチキンブイヨンを入れたようなしっかりしたうま味を感じます!
パンと一緒に食べても最高ですし、これは確実にご飯にも合いますね。白ワイン、もちろんビールを飲みながら食べるのも間違いなしです。家族からも高評価で、1時間かけて煮込んだ甲斐がありました。
シンプルなチキンシチューなので、野菜を炒めるときにじゃがいもを加えたり、にんにくを入れてシュクメルリ風にしたり、具材のアレンジは大歓迎です。時間はかかりますが、フライパン1つで失敗しにくいレシピですので、休日に骨付きの鶏もも肉を買ってきてぜひおためしください。
作った人:オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。
- ブログ:オトコ中村の楽しい毎日
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- Instagram:@otokonakamura
企画協力:フーディストノート

“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、
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