コンビニにあるとうれしいラム肉入り「中華まん」のレシピ。フライパンでふっくら蒸し焼きに【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

冬の夜道、ついコンビニに寄ってしまい、店から出たときには中華まんが懐をホカホカと温めてくれていた……。冬のコンビニあるあるですね。

今回の休日メシはその冬のおとも、中華まんを自作するレシピ。せっかくですので、コンビニにはなさそうなラム肉入りの中華まんはいかがでしょうか。

独特の香りと食感でハマるとクセになる美味しさのラム肉。ここでは切り落としを叩いて玉ねぎ、ピザ用チーズ、トマトケチャップと混ぜ、ピザまん風のあんを作ります。

あんを包む生地はホットケーキミックスを使うので発酵いらず。蒸し器などは使わずにフライパンで蒸し焼きにするので、ラム肉さえ手に入れば、思ったより簡単に熱々のラム肉入りピザまんが食べられちゃいますよ。

 

オトコ中村の「ピザまん風ラムチーズまん」

材料(6cm程度の中華まん4個分)

(生地)

  • ホットケーキミックス(市販品) 200g
  • 水 40ml(生地用)+100ml(蒸し焼き用)
  • トマトケチャップ 30g(大さじ2弱)
  • サラダ油 小さじ1程度

(あん)

  • ラム肉(切り落とし) 100g
  • 玉ねぎ 1/4個
  • トマトケチャップ 大さじ1
  • 片栗粉 小さじ1
  • 塩、こしょう 少々
  • ピザ用チーズ 40g

 

作り方

1. まずは生地を用意します。ボウルにホットケーキミックス、トマトケチャップ30g、水40mlを入れ、

 

全体が混ざるまでこねます。

 

混ざったらラップをかけて、あんを用意する間休ませておきます。

 

2. 玉ねぎをみじん切りにします。

 

ラム肉は包丁で細かく切って、

 

さらに包丁で叩きます。

 

今回は2〜3分叩いて、調味料と混ぜ合わせたり、生地で包んだりしやすいようにこのくらい細かくしました。お好みでもう少し粗めにしてもいいでしょう。

 

3. 別のボウルを用意して、叩いたラム肉、玉ねぎ、トマトケチャップ大さじ1、片栗粉、塩、こしょうを入れたら、

 

粘り気が出るまでこねます。

 

4. ピザ用チーズも加えて、

 

チーズが全体に混ざるように軽くこねます。これであんは完成です。

 

5. 休ませておいた生地を、キッチンバサミなどで4等分(ざっくりでOKです)にしたら、

 

めん棒で手のひらくらいのサイズに伸ばします。

力を入れて一度に伸ばすと生地が割れてしまうので、やさしく、少しずつ伸ばします。めん棒のかわりにラップを巻いた瓶やラップの芯などを使ってもいいと思います。

 

6. 伸ばした生地の真ん中に、あんを4等分してのせ、

 

生地の端と反対側の端を合わせて、指で押さえてくっつけたら、

 

全体を集めるようにして閉じます。

 

7. 同じ要領で、あと3個作ります。

1個4~5cm。あまり大きいと火が通るのに時間がかかるので、大きすぎず、食べごたえもあるいいサイズ感です。

 

8. フライパンで蒸し焼きにします。フライパンを中火で熱してサラダ油を広げ、中華まんを並べます。

 

そのまま3分ほど焼いて、底に写真のように焼き目を付けます。

 

9. 焼き目が付いたら水100mlを注ぎ、火を少し弱めて中火と弱火の間くらいにしたら、

 

フタをして15分蒸し焼きにします。

途中で様子を見て、水分がなくなっていたら、底が焦げすぎないように大さじ1杯程度の水(分量外)を足してください。

 

10. フタをとり、水分が残っていればしばらく火をつけたまま水分を飛ばします。

 

水分が飛んだら火を止めて完成です。

 

ラム肉とチーズ、玉ねぎのうま味が詰まっています!

生地を作り始めてから50分くらいで「ピザまん風ラムチーズまん」の完成です。生地はふかふかでやわらかく、ホットケーキミックスの甘みがあり、トマトケチャップの風味もほのかに感じます。

 

その生地で包んで蒸したあんは、ラム肉とチーズ、玉ねぎのうま味がギュッと凝縮。甘めの生地と一緒に食べると、甘じょっぱくてたいへん美味しいです! 底のフライパンに触れていた生地はこんがり焼けていて、蒸し焼きならではの香ばしい風味も楽しめます。

チーズ、トマトケチャップが混ざっているので、ラムの独特の風味はそこまで強くなく、マイルドで食べやすく感じました。クミンなどスパイスを入れたり、おろしにんにく、ニラやねぎを入れたり、お好みでパンチを効かせても面白い味になると思います。

もちろん、ラム肉のかわりに豚ひき肉を使って「肉まん」にしてもいいですね。

食べ切れなかった分は冷蔵庫で保存して、次の日、市販のチルドの肉まんを加熱するように電子レンジで温めれば熱々を食べられますよ。

ちょっとクセのあるオリジナル中華まんがフライパンで手軽に作れますので、休みの日にぜひおためしください。

 

ラム肉が残ったら、調味料3つの「ラム丼」はいかがでしょうか。

www.hotpepper.jp

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

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企画協力:フーディストノート

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