チューブにんにくと1袋45円で買ったもやしで本格パスタ。元イタリアン料理人の節約レシピ

こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。

最近、わが家でも食材の高騰が深刻な悩みに……。そんななかご紹介するのは、節約を意識したパスタレシピ! 節約食材の代表格ともいえるもやしをたっぷり使って、大満足のひと皿が食べられる「もやしとニラのペペロンチーノ風」を作ります。

にんにくは安くて使いやすいチューブ入りのおろしにんにくでOK。大量のもやしはソースをたっぷり吸い込むので、ソースの水分量を多めにすると美味しく仕上がりますよ。

 

パパイズムの「もやしとニラのペペロンチーノ風」

【材料】(1人分)

  • スパゲッティ(1.6~1.7mmがおすすめ) 100g
  • 水 1.3L
  • 塩 10g(茹で用)+ひとつまみ
  • ベーコン(ブロックでもスライスでもOK) 40g
  • もやし 1袋(200g)
  • ニラ 40g
  • おろしにんにく チューブ2~3cm
  • 唐辛子 2本
  • オリーブオイル 大さじ3
  • コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1
  • 黒こしょう 適量

 

作り方

1. ニラは根元を1cmほど切り落としてから、2~3cm幅に切ります。

 

2. 唐辛子のヘタを切り落として、中の種を取ります。ベーコンはブロックなら2mmくらいの厚さに、スライスタイプなら1cm弱の幅に切ります。

 

3. 具材を切ったら、スパゲッティを茹で始めます。鍋や大きめのフライパン(今回は26cmのフライパン使用)に水、塩10gを入れて沸かします。沸騰したらスパゲッティを入れ、パッケージに書いてある時間のマイナス2分茹でます。

少しかために茹で、最後にソースと合わせてちょうどいいかたさに仕上げます。

 

4. スパゲッティを茹でている隣でソースを作ります。フライパンに唐辛子、ベーコン、オリーブオイルを入れて中火にかけて炒めます。

 

5. 1~2分炒めてベーコンにほんのりと焦げ色が付いたら、

 

もやし、塩をひとつまみ入れてさらに炒めます。

 

6. もやしがしんなりしたらニラを入れ、

 

サッと混ぜ合わせます。

 

7. 弱火にして、隣で茹でているスパゲッティの茹で汁を150mm(カップ2/3杯)ほど注ぎます。

 

8. コンソメスープの素を入れて溶かし、火を止めてスパゲッティが茹で上がるのを待ちます。

 

9. スパゲッティが茹で上がる直前に8のソースを中火で温め直し、フツフツとしてきたら火を止めます。そこに茹で上がったスパゲッティ、おろしにんにくを加え、

 

手早く混ぜます。

おろしにんにくは風味が飛ばないように最後に加えます。また、ここで味を確かめて少し塩味が足りなかったので塩ひとつまみ(分量外)を入れて味を調えました。

ちなみに、パスタはザルにあげて湯切りしてから5秒以上放置すると、水分が過剰に抜けてパサパサになってしまいます。茹で上がったら、したたる茹で汁を軽く切る程度にしてすぐにソースとからめるのがおすすめです。

 

10. 器に盛り付けて、黒こしょうをふります。

唐辛子を上にのせると見栄えよく盛り付けられますよ。

 

シャキシャキのもやしとニラがスパゲッティにからむ、中毒性のある味!

プリッとした食感のスパゲッティにシャキシャキのもやしとニラ、ベーコンがからんで、ひと口ごとにうま味とさまざまな食感が楽しめるパスタになりました。唐辛子は2本入れたので辛みはしっかり。立ち上るニラとにんにくの香りも食欲をそそりますよ!

お好みで一味唐辛子やラー油をかけたり、“追いにんにく”をしたり、よりパンチのある味に仕上げるのもおすすめです。

 

にんにく×ニラのガツンとくる風味に、シャキシャキのもやし、コンソメの風味が合わさって、洋風のラーメンのような中毒性のある味です。節約レシピながら、#誰もが好きな味 なんてタグを付けたくなる間違いない美味しさですので、ぜひチャレンジしてみてください!

 

作った人:パパイズム

パパイズム

3児の父として、日々家事育児に奮闘する主夫兼料理研究家。イタリアナポリピッツァの職人として10年間働いたのち、現在はプロの料理人としての経験を活かし、企業・飲食向けの商品開発や、「節約しながら家で簡単に作れるプロの味」をブログやInstagramで発表中。好きな食べものはいぶりがっこ。

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企画協力:フーディストノート

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