暑くて食欲がないときでも、ツルツルッと食べられる冷たい麺は夏の救世主! でも、麺料理って手軽で美味しい分、マンネリになりがちですよね……。
そこで今回は、これまでに『メシ通』でご紹介してきた、簡単なのにとんでもなくウマい「ズルい冷やし麺」レシピを集めました。
身近な材料で簡単にできて、麺と一緒に肉や魚、野菜もとれて、食べごたえもばっちり。自信のレシピばかりですので、きっとみなさんの夏メシのお役に立ちますよ!
- INDEX
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- ▽01:ツナ缶とトマト缶、ついでにお皿もキンキンに冷やして、ウマいピリ辛スパゲティを食べる
- ▽02:トマトを角切りにして保存袋で冷凍。そこに調味料を入れれば「冷凍トマトのナンプラーそうめん」がすぐ食べられる
- ▽03:ヌルッとウマい「わかめデカ盛りざるラーメン」を乾燥わかめで自作するレシピ
- ▽04:老舗魚屋主人の甘くて絶品「イカ納豆」のレシピ。そうめんにのっければ最強の夏メシに
- ▽05:“チューブ練り梅”でそうめんのコシが強くなる「野菜たっぷり梅マヨそうめん」のレシピ
- ▽06:鶏むねと豆腐、卵でたんぱく質補給。鍋1つの「冷やしそうめん」辛くてウマくて暑さを忘れられそう
- ▽07:電子レンジ2分30秒のトロトロの蒸しなすで「にんにく花椒だれそうめん」
- ▽08:めんつゆとミックスナッツ、豆乳でお手軽メシ「くるみそば風つけそば」のレシピ
01:ツナ缶とトマト缶、ついでにお皿もキンキンに冷やして、ウマいピリ辛スパゲティを食べる
冷やしたツナ缶とトマト缶、塩を混ぜ合わせるだけでツナトマトソースができあがる! ヤスナリオさんのまかないメシから生まれたスピードレシピがこちらです。これなら朝、ツナ缶とトマト缶を冷蔵庫に入れておけば、疲れて帰ってきた夜でも、激ウマ冷やしスパがサクッと食べられますね。
具入りラー油をかけて、ピリ辛で食欲をそそる味に仕上げるのがポイント。たっぷりのせるせん切り大葉のさわやかな風味、具入りラー油のザクザクとした食感が食欲をそそりますよ。
缶詰と一緒に、盛り付けるお皿も冷蔵庫に入れてキンキンに冷やしておくのがおすすめです。
02:トマトを角切りにして保存袋で冷凍。そこに調味料を入れれば「冷凍トマトのナンプラーそうめん」がすぐ食べられる
朝、角切りにしたトマトを保存袋に入れて冷凍しておけば、ランチや晩ごはんに冷た~いトマトだれで美味しいそうめんが食べられます! 保存袋に直接、調味料を入れてたれを作るので洗い物が減らせますし、冷凍したトマトでたれがしっかり冷たくなるので、そうめんを冷やす手間も省ける、まさに一石二鳥のナイスなアイデアです。
たれの味付けは、記事で紹介したナンプラーと砂糖のエスニック風にしたり、シンプルにめんつゆだけにしたりアレンジ自在ですよ!
03:ヌルッとウマい「わかめデカ盛りざるラーメン」を乾燥わかめで自作するレシピ
チェーン系の麺屋さんのトッピングで見かけるわかめ。あのヌルッ、ひんやり、コリコリの食感と冷たい中華麺のクセになる組み合わせが、乾燥わかめでラクラク再現できますよ!
めんつゆにごま油、黒こしょうなどを合わせて作る即席だれが、わかめの磯の香りと食感、プリプリの麺と相性抜群。シンプルな味わいなので、冷しゃぶや茹で卵で具沢山にしたり、きゅうりやミョウガ、紅しょうがなどお好きな薬味をプラスしたり、アレンジ自在なのもうれしいですね。ラー油や豆板醤でつけだれをピリ辛に味変するのもおすすめです。
食物繊維やミネラル豊富なわかめは、“デカ盛り”にしても低カロリー。うどんやそば、そうめんで作っても美味しいので、ぜひおためしあれ!
04:老舗魚屋主人の甘くて絶品「イカ納豆」のレシピ。そうめんにのっければ最強の夏メシに
老舗魚屋主人の魚屋三代目さんに教えてもらった一品は、酒の肴としてもおなじみの「イカ納豆」で食べるぶっかけそうめんのレシピ。
甘くて美味しいイカは、しょうゆだれに10分ほど漬けておくとさらに甘みとうま味が引き立ちます。そのイカを納豆と合わせるのでねっとり感がアップして、そうめんにからみまくる! お酒を飲みながらツルツル食べるのも最高ですよ。
たんぱく質が豊富なイカは、暑くて食欲が落ち気味なときのたんぱく質補給にぴったり。また、栄養ドリンクの成分としても知られるタウリンも多く含まれています。栄養豊富なイカを美味しく食べて、夏を元気に乗り切りましょう!
05:“チューブ練り梅”でそうめんのコシが強くなる「野菜たっぷり梅マヨそうめん」のレシピ
「自分で茹でたそうめんって、お店で食べるようなコシがないんだよね……」そんなお悩みを簡単に解決する方法があるんです。それが意外と簡単、そうめんを茹でるお湯にチューブ入りの練り梅を溶かしておくこと! これでそうめんのでんぷんが溶け出しにくくなり、コシの強いそうめんに茹で上がるといわれているんです。
練り梅を入れる量の目安や、茹で上がったそうめんを水で締めるときのちょっとしたポイントなど、筋肉料理人さんが家メシで実践しているそうめんハックもお見逃しなく。
06:鶏むねと豆腐、卵でたんぱく質補給。鍋1つの「冷やしそうめん」辛くてウマくて暑さを忘れられそう
たんぱく質補給に週に2~3回は鶏むね肉を食べている筋肉料理人さんおすすめの夏メシが「鶏むね肉と豆腐の冷やしそうめん」。鶏むね肉、そうめん、豆腐を同じ鍋で茹でて、鍋ごと一気に冷やす豪快なレシピです!
長ねぎやザーサイ、豆板醤を合わせたピリ辛の薬味をのせて、仕上げにラー油もかけるのでかなりの辛口。その刺激とうま味で冷たい鶏むね肉と豆腐、そうめんを美味しく食べられます。ビールのつまみにもぴったり。
仕上げには卵黄をトッピングして濃厚&まろやかに。卵白はスープに入れて残さずに美味しく食べ切るアイデアも◎です。
07:電子レンジ2分30秒のトロトロの蒸しなすで「にんにく花椒だれそうめん」
「蒸しなすのにんにく花椒だれそうめん」なんて、名前からすでに間違いない感がただようこちらのレシピ。炒めたにんにくに、ピリッと舌がしびれるような辛さの花椒、ねぎ、ラー油などを合わせた「にんにく花椒だれ」。この麻辣風味のたれを、電子レンジ2分30秒でトロトロにした蒸しなすにたっぷりからめて、オンザそうめんしちゃいます。
にんにく花椒だれ、トロトロのなす、冷たいそうめんの三重奏は、キンキンに冷えたビールのお供にも最高です!
レンジで蒸したなすは、熱いうちにたれと和えるのがコツ。そうすることで味がしっかりしみ込んで、より一層美味しくなりますよ。
08:めんつゆとミックスナッツ、豆乳でお手軽メシ「くるみそば風つけそば」のレシピ
めんつゆで食べるざるそばを、風味もうま味もサクッとレベルアップさせてしまう「くるみそば風ミックスナッツつけそば」もおすすめです!
そば処の信州や秩父で食べられている「くるみそば」は、すりつぶしたくるみをつけだれに入れたもの。香ばしい風味がクセになるそのつけだれをヒントに、めんつゆにみそ、くだいた素焼きのミックスナッツ、豆乳、ラー油を投入。コクうま、ピリ辛のつけだれはとろ~りと濃厚! そばによくからんで、ひと口ごとに豊かな味わいが楽しめますよ。
つけだれにはサラダチキンをプラスして、たんぱく質も食べごたえもアップさせましょう。
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作りやすくて、食べやすくて、しっかり満足感もある冷やし麺の数々。暑くて食欲がない日や、今日は何にしよう? と迷ったときには、ぜひこの“ズルい”レシピをおためしくださいね!
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