
家メシでも魚が食べたいけど、洗い物が増えたり、魚の匂いが残ったりするのはちょっと……。そんなときに頼りになるのが、スーパーで買えて、そのまま食べられる刺身です!
そこで今回は、老舗鮮魚店の店主で、魚料理のレシピ本も出している“魚のプロ”魚屋三代目さんに教えてもらった、買ってきた刺身にちょっと手を加えるだけの魚レシピをまとめました。
酒の肴から、白メシがすすむ丼ものまで、いつもの刺身で手軽に作れるものばかりですよ!
- INDEX
01:花椒とサーモンの強めの脂が相性抜群「サーモンの花椒なめろう」
「なめろうはアジやさんまなどの青魚が定番ですが、サーモンなら青魚が苦手な方にもおすすめですよ」と、老舗鮮魚店の主人、魚屋三代目さんが教えてくれたのが、サーモンの刺身で作るなめろうです。
サーモンの濃厚な脂に、花椒の華やかな香りとピリッとしたしびれが加わって、酒の肴に、ご飯のおかずにぴったり。ご飯にのっけて、うずらの卵を落とした、ねっとり美味しい「サーモンの花椒なめろう丼」もおすすめですよ。
さらに、なめろうにも合う「うま辛万能だれ」の作り方も紹介。にんにくの効いたこのたれがまたウマいんです!
02:ブリ刺身を酢で5分締め「シメブリ」強めの脂と酢のさっぱり感が相性抜群
買ってきたブリの刺身を、家にある酢でサッと締めるだけ。わずか5分で、脂ののったブリがさっぱり食べられる「シメブリ」の完成です。
“5分締め”ながら、ブリの濃厚な脂とうま味に酢の酸味とコクが加わって、後味はすっきり。脂が美味しいけれど、ちょっと重く感じることもあるブリでこそためしてほしい食べ方です。
酢で締めた魚介と相性がいい、魚屋三代目さん直伝の「甘醤油」もぜひおためしください。甘めのしょうゆだれと合わせれば、ご飯も酒もさらにすすみますよ。
03:カツオの刺身に熱々の「にんにく青唐辛子ごま油」をジュワッ。これは酒もご飯もすすむ
しょうゆだれに漬けたカツオの刺身に、熱々のにんにく青唐辛子ごま油をジュワッとかけて、うま味と香ばしさをプラス! 青唐辛子のさわやかな辛さがガツンと効いて、9月のしつこい暑さの中でも食欲を刺激してくれる一品です。
ご飯にどんとのせて丼にするのはもちろん、中華風の前菜感覚でおつまみにしても◎。熱々の油をかけることで香ばしくなった白髪ねぎも最高ですよ。
ちなみにこの食べ方、カツオだけでなくアジ、イワシ、マグロの刺身でも美味しく作れます。青唐辛子は、丸々1本入れるとかなりの激辛に。ピリ辛なら1/3本、大辛なら1/2本ほどを目安に、お好みで調整してください。
04:マグロの刺身を即席みそだれに30分漬けて白飯にのっけたら最高すぎた
定番のマグロの赤身を、こってり濃厚なみそベースのたれに漬けた「まぐろのみそだれ漬け丼」。これまたあと引く美味しさなんです。
みりんや酒、すりごまを加えたみそだれは、甘辛くて香ばしく、ご飯との相性抜群。刺身を漬けるだけでなく、冷奴や野菜にかけても美味しい万能だれですよ。
このたれで、マグロはもちろん、アジやブリの刺身を漬けても◎。その日のスーパーで気になった刺身を漬けて、お好きなだけ白メシにのっけちゃってください!
05:刺身用タコは10分ちょっとでもっとウマくなる
独特の食感で、かむごとにウマい! そんなタコの刺身をもっと美味しく食べるべく、うま辛のたれで漬けにしたのがこちら。
しょうゆににんにく、ごま油、コチュジャンを効かせたうま辛だれに10分漬けるだけで、刺身のまましょうゆで食べるよりさらに深い味わいに。ご飯にたっぷりのっければ、箸が止まらなくなるウマさですよ。そのままでビールのおともにするのもいいですね。
うま味たっぷりのタコは栄養豊富で、昔から疲労回復によいといわれてきました。夏の疲れが出てくるこの時期に、ぜひおためしください!
06:老舗魚屋主人の甘くて絶品「イカ納豆」のレシピ。そうめんにのっければ最強の夏メシに
イカ好き、納豆好きに一度はためしていただきたいのが、魚屋三代目さん直伝のこちらの「イカ納豆」。
ポイントは、イカの刺身を納豆と混ぜる前に10分だけ“ヅケ”にしておくのがポイントです。甘めのたれと合わせることでイカの甘みが増して、より美味しくなるんです!
そのイカを納豆と合わせれば、ねっとり感もさらにアップ。冷たいそうめんやそば、うどんなどお好きな麺にのっけて、暑い日にズズッと召し上がってください。
07:ブリ刺身を濃いめのタレでサッと焼いて「ブリのしょうが焼き丼」にしたらウマすぎた
寿司ネタでもおなじみのあぶりのように、刺身の表面をフライパンでサッと焼くのもおすすめの食べ方なんです。
というわけで最後は、脂ののったブリの刺身を濃いめのたれでサッと焼いた「しょうが焼き丼」。表面だけサッと焼いて霜降り状態にしたブリに、にんにくの効いた激ウマのしょうがだれをからめれば、ご飯があっという間になくなるウマさです!
しょうが焼きのたれは、しょうゆ、みりん、酒を1:1:1の割合で合わせ、あとはお好みの量のおろししょうがとおろしにんにくを加えればOK。豚肉のしょうが焼きにも使えるので、覚えておいて損なしですよ。
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刺身は、しょうゆで食べて終わりじゃない! ということで、サーモン、ブリ、マグロ、そしてタコやイカなど、定番の刺身をいつもと違った美味しさで楽しめるアレンジ7選。
酢で5分締めたり、うま辛だれに漬けたり、フライパンでサッと焼いたり、熱々の油をジュワッとかけたり。どれも手軽に作れるものばかりなので、さっそくお好きな刺身を買ってきて、ためしてみてくださいね。
作った人:魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
- ブログ:魚屋三代目日記
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- Instagram:@noboru_uotakeshouten
企画協力:フーディストノート

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