サックサクの生地にしました!!
しらすのPizza! 一口で食べられるサクサクなピザですよ。餃子の皮で作ってもおいしいのですが、今回はパリパリよりも「サクサク」を目指しました。
選んだのはサンドイッチ用のパン、耳がカットされて大きさ厚さもNICEです。めん棒でゴロゴロして圧縮、あとは大葉で作ったメチャ簡単な「和風ジェノベーゼソース」の出番。チーズとしらす干しのトッピングでお召し上がりくださいね!!
魚屋三代目の「しらすのひとくちピザ風」
【材料】2人前
- サンドイッチ用パン 4枚
- しらす干し 適量
- ピザ用チーズ 適量 (A)
- 大葉(青しそ) 10枚(みじん切り)
- すりおろしニンニク 小さじ1/4(市販チューブでもOK)
- 塩 少々
- 粉チーズ 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ3(エキストラバージン推奨)
作り方
1. (A)の材料をよく混ぜ合わせて大葉のソースを作ります。
サンドイッチ用の食パン(約10×10㎝)は4等分にしたら、乾いたまな板にパンをのせてラップをし、めん棒などで薄くのばします。
※写真くらいの厚さにして、両端をつぶしすぎず少し残しておくと溶けたチーズが流れにくくなります!
2. 1.のパンに大葉ソースを塗り、チーズをのせてしらす干しをトッピング。オーブントースターに入れて焼き始めましょう。
3. 焼きあがりの目安はチーズが溶け、パンに焼き色がつくくらい。仕上げにエキストラバージンオリーブオイルをかけるのもオススメです。
※温度設定ができるタイプのオーブントースターでしたら、250°Cで2~3分を目安。2回目はオーブントースター内が温まっているのでもう少し早く焼きあがります。
サクサク、とろ~り。しらすと大葉の相性もGOOD!
この大葉ソース、以前に紹介しました「大葉でジェノベーゼ風しらすパスタ」のソースの簡易版。今回はひとくちピザに使いましたが、カルパッチョのソースに使ってもおいしいですよ。
しらす干しは、塩気や食感が優しい釜揚げしらすで作ってもうまいっす! オススメはしらすの旬、春と秋に多く出回る冷凍物(解凍物)ではないしらす干しや釜揚げしらす。これをチョイスするとグレードアップです。(普通にご飯、大根おろしにも……ゴクリ)
酒の肴に、魚屋の小話
ちなみに、しらすの旬について。春のしらす(マイワシの稚魚が多いとか)は4月くらいから活発に活動するので、それに合わせて漁も盛んになります。秋しらす(こちらはカタクチイワシが多いそうです)も同様で10月くらいが漁の盛んな時期。
だから、この春と秋の2シーズンがしらすの旬といわれることが多いんですね~。漁が盛んになる前の2~3カ月(1~3月、8~9月)は海にはしらすが少ないと聞きました。
私が仕入れに行く市場は相模湾、湘南のしらすを取り扱うので、1~3月初めくらいまで禁漁の時期は生しらすが出回ることはないと思います。
※この記事は2017年5月の情報です。